ハグして・されてハッピー!/ハグの持つ健康効果

10月 20, 2015
ハグの健康効果は、ハグされる人だけでなく、ハグする人にもおよびます。そのうえ、ハグしている間だけでなく、その後もポジティブな効果が継続することを覚えておきましょう!
幼いとき、お母さんにハグされた思い出。つらいときに肩をハグしてくれた友達。彼(彼女)とケンカの後の仲直りハグ。かわいい我が子の笑顔に思わずギュッとハグ。思い出すだけでもふんわりシアワセ気分にしてくれる、うーん、ハグってすばらしい! アナタもそう思いませんか(もちろんセクハラ上司は問題外!)。だけど、どうしてハグする・されると嬉しくなるんでしょうね? 今回は、ハグの持つパワーと、ハグする・されることで得られる健康効果についてお話します。

海外では日常のあいさつにも使われるハグ。その相手は、友達・家族・子ども・パートナー・あなたに同情してくれる人など、さまざまです。抱擁は、人間同士が交わす、原始的な愛情表現のひとつだと考えられています。そんなハグの持つパワーと健康効果をご紹介しましょう。

ハグの健康効果

いくつかの研究によると、ハグは脳内のエンドルフィン分泌をうながすため、全身の治癒力を高めるそうです。それに加え、ハグは幸福感をもたらす一種のセラピーで、血圧を下げたり、生理痛を軽減したりする働きさえあるのです。また、頭痛をやわらげ、不安感・ストレス・うつ病を軽減する作用もあります。さらに、自尊心を培う・神経を落ち着かせる・孤独感をやわらげる・不眠症をいやす・恐怖を克服する・感覚を刺激する・喜びをもたらす・精神を落ち着かせるなどの効果があると言われているほか、老化を遅らせ、食欲を抑える働きもあると主張する人たちもいます。これだけあれば、「ハグされたからって、なんの役に立つの?」なんて言えませんよね。

ハグされるだけでなく、ハグすることでも、ポジティブな生理学上の効果が期待できます。そのひとつは、ホルモンの一種であるオキシトシンの分泌をうながすこと。オキシトシンは、愛情ホルモンまたは抱擁ホルモンとも呼ばれていますが、その効用は子どもたちだけのものではありません。年齢に関係なく、私たちの生活の質を向上させるのに役立ちます。ハグにはたくさんの健康効果があるため、『ハグセラピー』がうつ病やその他の心理的障害の治療に実際に使われているほどです。

ハグは、鎮静作用があり、精神の安定・幸福感・心の平安をもたらしてくれるセロトニンやドパミンなどの神経伝達物質の分泌もうながします。ここで非常に興味深いのは、このようなハグの効果は、抱き合っている間だけでなく、身体的接触が終わったあともずっと続く可能性があるということ。また、抱擁や愛撫による効果は男性よりも女性の方に顕著に現れますが、男女ともにそのメリットを受けるという研究結果もでています。

キャサリン・キーティングの著書『ハグ・セラピー』によると、ハグは私たちをいい気持ちにしてくれるだけでなく、子どもたちの知的・精神的発達に欠かせないもので、恐怖を克服するのを助けてくれるのだそうです。また老化を防ぐのにも役立ちます。

著書の中でキーティングはこう書いています:

「身体的接触は、気持ちがいいだけでなく、心理的・感情的・身体的な健康に必要不可欠で、社会における個人の喜びと健康を増進してくれます。ハグは、非常に特別な接触方法であり、自分自身を受け入れやすくすると同時に、他の人たちから受け入れられているともっと感じさせてくれます」

ここで、ハグの健康効果をまとめてみましょう:

  • 保護:人間としての私たちはか弱い存在であり、いつも保護されていると感じていたいもの。ハグほど、この願望を満たしてくれるものはありません。
  • 自信:自信があれば、1日の間に起こり得るさまざまな困難に向きあうことを恐れません。しっかりハグされた後の私たちは、向かうところ敵なしです。
  • 安心:安心感は毎日の生活に欠かせません。それは、私たちが目標を達成するのに必要な自信を生み出してくれる燃料であるとさえ言えるでしょう。
  • 強さ:私たちの内側に強さがあれば、そのエネルギーをハグする人やまわりの人たちとシェアすることができます。

では最後に大事なことをひとこと!

ハグに隠された意味に関わらず、どんなハグを与えたり受けたりしているのか、そのハグにはどんなメリットがあるのか、だれしもわかっているもの。友達からのハグは、楽しいハグ。でも、パートナーからのハグは、戯れのハグか、もっと心ときめくハグかもしれません。それが何にしろ、大切な人たちからのハグを決してこばまないようにしましょう!

 

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