お米を使った3種のボディピーリング剤の作り方

頻度は肌タイプにもよりますが、肌はピーリングをすることが必要です。脂っぽい肌タイプの方は乾燥肌や混合肌の方に比べてより頻繁にピーリングを行うべきでしょう。

肌のトリートメントにお米を使う方法は古代より行われてきた方法の一つです。

例えば日本では、滑らかで白い肌に近づくためにお米を使った基礎化粧品が販売されています。

また、ギリシャでは肌を滑らかに見せるためにデンプン粉を使っています。

お米は市販されている人気のコスメやボディピーリング剤と同じ効果を持つ、天然の食材です。

お米は肌に潤いと栄養を与え、肌を守り、再生します。また、過剰な皮脂を吸収し、死んだ古い肌細胞を除去してくれるのです。

お米にピーリング効果があるのはなぜ？

米はその70％がデンプンです。その他以下のようなものを含みます。

• 油分
• タンパク質
• 多糖類
• フラボノイド
• ビタミン
• ステロイド
• ミネラル

特にイネ種子にはフィチン酸が含まれています。これは抗酸化物質のような働きをする有機酸です。その主な効果は以下のようなものです。

• ディープクレンジング
• 死んだ肌細胞を取り除く
• 皮膚の循環を改善する
• 皮膚の最上層を取り除くことで肌を柔らかくする
• 細胞の再生を刺激する

いかなる美容法も肌に合うかどうか必ずパッチテストを行い、アレルギー反応が出ないことを確認してから使用しましょう。

肌に合うようであれば、今日ご紹介する美容法で肌はこれまでにないほど美しくなるでしょう。

1.　お米と水

この方法は毛穴の黒ずみ、ニキビ、シミなどに効果的です。

材料

• 米　1/4カップ　（55g）
• ラベンダーオイル　4滴
• オリーブオイル　大さじ1（16g）

準備

• まず最初に米を調理して汁をとることから始めます。
• 調理した米を冷ましてからブレンダーにかけます。
• ラベンダーオイルとオリーブオイルを加えます。
• 容器に入れて10日間冷蔵庫で冷やしましょう。

使い方

• 10日経ったら使用可能です。円を描くような動きで液を顔に塗布します。
• 10分間おき乾かしましょう。
• 最後に水で洗い流します。これを週に2回行いましょう。

2.　お米とイチゴの種

米は毛穴の黒ずみの原因となる皮脂を取り除きます。また、イチゴには天然の美白効果、保湿効果があります。

材料

• 米　1/2カップ（110g）
• イチゴの種　大さじ1（15g）
• ミネラルウォーター　大さじ3（45ml）

準備

• 最初に米をフードプロセッサーにかけ、粉末にします。
• ざるを使ってゴミや不要な部分を取り除きます。
• 粉末を容器に入れます。イチゴの種を加えます。
• ミネラルウォーターを大さじ3杯加えます。
• 材料をよく混ぜて滑らかなペースト状にします。

使い方

• 顔をよく洗い、しっかりと乾かします。
• 肌にしっかり吸収させるよう、円を描くような動きでペーストを塗布します。
• 3分間おきます。
• 最後にたっぷりの水で洗い流しましょう。

3.　お米、ハチミツ、オーガニックミルク

効果抜群のピーリング剤の作り方をご紹介しましょう。

• 米はコラーゲンの生成を刺激します。
• ハチミツには抗菌効果があるため、毒素を除去し、肌を保湿します。また不純物を取り除いてくれるでしょう。
• 牛乳は肌を柔らかくし、栄養を与えます。

材料

• 米　大さじ6（120g）
• ミネラルウォーター　2カップ（500ml）
• 米粉　大さじ1（20g）
• ハチミツ　大さじ1（25g）
• オーガニックの牛乳　小さじ2（10ml）

準備

• 最初に、水2カップに大さじ6杯分の米を入れて沸騰させます。
• 沸騰したら火を止め、2分置いてから漉します。
• 米粉、ハチミツ、牛乳を入れてよく混ぜ、ペーストを作ります。

使い方

• 顔全体をよく洗います。
• 肌をマッサージするようにペーストを塗布します。
• 乾燥させてから、コットンで拭き取ります。
• たっぷりの水で洗い流しましょう。

おすすめ

• 顔をマッサージするときは、シワのある部分、Tゾーン（おでこ、鼻、顎）に特に圧力を加えて行うようにしましょう。
• 目の周りにペーストを塗布するのは避けましょう。深刻なダメージを与えてしまう場合があります。
• ピーリングは少なくとも1ヶ月に1度は行いましょう。
• ピーリングを行った後は化粧水で肌を整え、保湿しましょう。
• 肌に栄養を浸透させるには、肌が少し湿った状態であることが望ましいでしょう。

一般的に、乾燥肌の方は2週間に1度、普通肌や混合肌の方は毎週ピーリングを行うことがオススメです。

脂っぽい肌の方は1週間に2度行うと良いでしょう。

あなたも是非試してみてくださいね！