抗うつ剤について覚えておきたい5つのこと

8月 25, 2017

病気の中には、継続してその症状や進行状況に注意を払わなくてはいけない病気がたくさんあります。

うつ病もその一つですが、うつに直面したなら、これは医学的な問題であり、抗うつ剤を服用しなくてはいけないケースもあることを覚えておきましょう。

うつ症状に陥る人は多くいますが、その症状を自分でコントロールできなくなった時に病気として診断されます。

うつ病の診断は、その正しい治療法を見つけるのと同じくらいに難しいものです。

現在抗うつ剤を服用している、またはこれから服用しようかと考えているなら、是非心に留めておいてもらいたいことがあります。

1.抗うつ剤は治癒薬ではない

うつは遺伝、環境要因、心理的トラウマなど、様々な要因が混ざり合ったものです。

悲しみ、失望、悲観の深い感情を引き起こすうつ病の症状を緩和するための薬を抗うつ剤と呼びます。

抗うつ剤は、私たちの気分の統制に関係する神経伝達物質と呼ばれる脳の化学物質に影響を与えます。

抗うつ剤は気分を向上させるかもしれませんが、うつ病が完治したわけではありません。

良くない日々が終わりを告げたというわけではないのです。

こちらの記事も一緒にどうぞ:『悲しみを乗り越えるための4つのアドバイス

2.抗うつ剤の副作用は様々

他の薬剤と同様、抗うつ剤には副作用があります。

抗うつ剤の副作用のいくつかをご紹介します:

  • 体重の増加
  • 不眠
  • 吐き気
  • 下痢

これらの症状はとても不快なものなので、できる限りの副作用を避けるためにも、主治医に自分に合ったものを処方してもらうことが大切です。

もし現在の服用薬が原因で、不快な副作用が発症しているならば、すぐに主治医または専門家に相談しましょう。

何が一番あなたに合っているのか考えてくれるはずです。

抗うつ剤は頭痛や神経質な感情を引き起こすこともありますが、通常、最初の数週間で消滅します。

体重の増加や性的な興味の喪失が副作用として起こることもありますが、これらの副作用の理由は未だに判明されていません。

もしこのケースに当てはまるのであれば、必ず主治医に相談してください。

こちらもご参考に:抗うつ剤をやめる前に知っておくべきこと

3.自分に合った抗うつ剤の量を見つけるまでには通常試行錯誤がある

抗うつ剤を飲むと悪夢を見るようになるという人もいます。

これが一般的だと考えてはいけません。症状が続くようならば、必ず主治医に相談してください。

動悸を引き起こす抗うつ剤もありますが、すべての抗うつ剤がそうだとは限りません。

最初に処方された抗うつ剤では、思うような結果が出なくても諦めてはいけません。

主治医の指導のもとで、別の抗うつ剤を試すことも考慮に入れてください。

どのような反応が出るかは実際に服用してみないとわからないことがほとんどです。

正しい薬剤と正しい処方がわかるまでには数年かかることもあるため、諦めてはいけません。

脳の化学物質には個人差があるため、主治医とは正直にそして密にコミュニケーションをとることが必要です。

4.ヨガ・瞑想 vs 抗うつ剤

ヨガや瞑想は、内面の平和を維持するのにとても効果的です。

ヨガや瞑想を行うことによるマイナス面は全くありませんし、生活習慣を改善することができます。

しかし、抗うつ剤や療法が役に立たないと言っているわけではありません。

どちらか一つにしなくてはいけないということではなく、両方をうまく取り入れると良いでしょう。

しかし、何が起ころうと次のことは忘れてはいけません。抗うつ剤は急に断ち切ってはいけません。

もし、抗うつ剤を飲み続けたくないと思うのなら、適切な方法を医師に確認しましょう。抗うつ剤の中には、脳の化学物質が急に変化するのを防ぐため、徐々に減らしていかなくてはいけないものもあります。

5.抗うつ剤がどのように効くかわからないが、効くのは確か

うつ状態はセロトニンが不安定なために起こるという理論があります。セロトニンとは脳の神経伝達物質の一つです。

もしそうであるなら、選択的セロトニン再取り込み阻害薬として知られる薬剤が解決策となるでしょう。

しかし、うつ状態とはもっともっと複雑なものなのです。うつ状態に関係する神経伝達物質はセロトニンだけではないのです。

これは、抗うつ剤が効果のないピルだということを言っているのではありません。その反対に、抗うつ剤は効果があるのです。しかし、処方によってのみ服用されるべきものなのです。

抗うつ剤を処方できるのは、精神科医または心理学者のみです。抗うつ剤が必要だからといって恥ずかしがる必要はありません。自分の手で健康を掴み取ることを恐れないでください!