コーヒーの美容効果
コーヒーについては、世界中で様々な論争が巻き起こっています。
コーヒーの効能を信じる人もいれば、そうでない人もいます。
また体の外側から働きかける方法でコーヒーを使うことは、美容に素晴らしい効果があるからこそ、エステや美容サロンでの施術や市販のクリーム、ローションなどの多くにコーヒーの成分が含まれているのです。
今日は、コーヒーの美容効果について見ていきましょう。
コーヒーに含まれているもの
世界で最も人気のある飲み物であるコーヒーと聞くと、友達と会うカフェや夕食後、朝目が覚めた時、仕事中の休憩時間などが思い浮かべられるのではないでしょうか。
しかしコーヒーに含まれているカフェインが脂肪を燃焼し、体重の減少やセルライトに効くなど、あまり知られていない多くの効能があります。
飲む以外の利用方法として、コーヒーは、天然のピーリング作用と細胞の再生を促進する作用があると言われています。
コーヒーに含まれる抗炎症作用が赤く敏感になった肌を癒し、収れん作用が嫌な臭いを取り除き、クレンジングを行います。
また、天然の抗酸化物質ですので、加齢の原因となるフリーラジカルから肌を守ります。
記憶力、学習力、注意力、集中力を促進するためには、1日に3杯(カフェインの総量は約500mg)飲むべきだという人もいます。
また、コーヒーを飲むと絶望感が解消され、体にエネルギーがみなぎり幸せな気持ちになるという意見もあります。
こちらもご参考に:1日3杯のコーヒーを飲むことは/健康に良いか?
健康への効果に加えて、美容業界では、コーヒーが美容目的で使用されています。
コーヒー豆は、肌を引き締めながらくすみを取り、体全体を引き締めるための美容製品やトリートメントに使用されています。
”コーヒートリートメント”と称して、コーヒーベースのピーリングフェイスマスクを使った肌の再生を行っているエステサロンもあります。
コーヒーとセルライト
コーヒーをメインに使用している施術や製品は、女性の大敵であるセルライトに関するものが多いでしょう。
コーヒーに含まれるカフェインには皮膚の下に蓄積する脂肪細胞を壊しやすくする作用があり、”ボコボコ肌”を解消する効果があります。
さらに血液循環を促進しながら、脂肪を燃焼する酵素を増やすことで脂肪分解を促します。
コーヒーがセルライト予防・緩和、そして痩身の施術に効果があると考えられているのはこのためです。
ただし、コーヒーに含まれているカフェインだけでは魔法は起こりません。
強い決意、継続した運動、健康的な食生活、そして1日2ℓの水分補給が必要です。
また、コーヒーが成分に含まれている痩身ジェルなどが手に入らない場合は、自分で手軽に作ることができます。
- コーヒーを飲んだ後の粉を、直接太もも、お尻、腕、お腹などセルライトが気になる部分に塗ります。
- 血液の循環を促すため、常に下から上に向かって手を動かしましょう。
- この方法を継続することで、皮膚の小さなボコボコは消えていくでしょう。
- 別の方法として、コーヒーを飲んだ後の粉に少し水を加えてから肌に塗布し、ラップで数分間パックした後、水で洗い流すこともできます。
目の周りのクマにコーヒー
コーヒーは目の下のクマにも効果があります。
これは、コーヒーがセルライトに効果があるのと同じ理由で、血液の循環を活性化するからです。
目の下のクマは、血液が上手く流れていないことから起こりますが、血行が悪くなる理由は、睡眠不足、アルコール摂取、不健康な食生活、働きすぎなど様々です。
- コーヒーを飲んだ後の粉でパックを作り、目の下(または閉じた瞼の上)に塗布して数分置きます。
- 温かいお風呂に入っている時、リラックス効果のある音楽を聴いている時などにゆっくりと時間をかけてパックするのも良いでしょう。
コーヒーでピーリング
- コーヒーの粉をピーリングとして体に塗布し、死んだ皮膚細胞を取り除きましょう。
- コーヒーを使ったフェイスマスク、ボディマスクも手軽ながら素晴らしい効果が期待できます。
- 肌に塗布するときは血液の循環に注意しながらマッサージすると、柔らかく輝く肌を手に入れることができるでしょう。
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自宅で作るコーヒーマスク
材料
- プレーンヨーグルト 大さじ2杯
- 砂糖 大さじ1杯
- コーヒーの粉 大さじ1杯
作り方
- すべての材料を容器に入れて混ぜます。
- 出来上がったマスクを下から上に撫でる動きで塗布し、15分〜20分間置いてからぬるま湯で洗い流します。
- 使用後は保湿を忘れないようにしましょう。
本記事でご紹介したように、飲んだ後のコーヒーを使うと、セルライトや目の下のクマ、死んだ肌細胞を除去、そして顔のピーリングなど様々な使い方があります。