心を開放し感情をコントロールする13の方法
心を開放するのは簡単なことではありません。脳は、気が向いたときに空っぽにしたり物を詰め込んだりできるような引き出しとはわけが違うのです。
これは主に、心の平和や、バランスや、大切なことに集中する力を乱してしまうようなたくさんの感情があるためです。たいていの場合、ネガティブな感情でしょう。
不安や長期に渡るストレスなどといった要因は、挫折感や疲労感、さらには世の中に対する怒りをも引き起こすことがあります。
家に帰ってきたのに、頭から離れない色んな考えや不安の嵐、嫌な気分が消えずに、全くリラックスできない…誰にでもこんな経験があるでしょう。
こういった心の状態にあって、そのようなうんざりする状況にどう対処してよいのか分からないという方のために、実際に試すことのできるシンプルな方法をご紹介したいと思います。
どのような感情に苦しんでいるのかを知る
エクササイズを始めるまえに、どのような感情が心の中にあるのかを明らかにする必要があります。
カクテルのように、色々なものが少しずつ混じっていることもあります。不安が少し、恐れが少し、悲しみや失望、心配も少しずつ、といったように。
この感情のかたまりを解きほぐすには、まずは瞑想から始めてみるのがベストでしょう。
- 散歩に出かける。多くの人が、ウォーキングやランニング、軽い運動をしている時の方が瞑想をしやすくなると感じています。
- リラックスできるバスタイム。物事を考えるのに理想的な方法です。
- 1人きりで静かに1時間を過ごす。ノートとペンを持って、2つのテーマについて文章を書いてみましょう。一つ目は「私の感じていること」、二つ目は「どうしてこのように感じるのか」です。落ち着いて、自分に正直になって行いましょう。
こちらもご参考に:
色が感情や決断力に与える影響
自分の中で見つけた感情に合わせて心を開放する方法
1.怒りを感じる
色の付いた紙を何枚か用意し、細長く引き裂いていきます。ゆっくりと、行動に集中しながら行いましょう。
紙をひも状に裂き終えたら、今度はそれらを三つ編みにしていきましょう。少しずつ、怒りの解決策が見えてくることが期待できます。
2.何かを理解する必要がある
曼荼羅(まんだら)の色塗りをしましょう。曼荼羅の絵に色を付けていると、落ち着いて焦らずに自分の考えとつながることができるでしょう。
3.悲しい
長い根を張り、太陽に届くほど高く枝を付けた木を描いてみましょう。
4.不安を感じる
ぬいぐるみを作りましょう。それぞれのパートを作るにつれて、自分の手で作り出したその人形と共に自分自身を明らかにし、ある種の平穏を感じることができます。
5.心配している
心配事があるなら、折り紙をしてみると心配が和らぎます。はさみやのりを使わずに、ただ自分の手だけで紙を折る、とても繊細なアートなのです。
6.何かを思い出す必要がある
何かを思い出す必要がある場合は、迷路を描いてみましょう。
ご存知でしたか?:
ネガティブな感情を撃退!ウォーキング・メディテーション
7.気持ちが疲弊している
花の絵を描きましょう。
8.問題の解決策を探している
波のある海の絵を描き、ぴったりの色を塗りましょう。
9.閉塞感があり、そこから抜け出す方法がわからない
緊張感や不安でいっぱいで、心がクリアになる瞬間がほとんどないと感じるような複雑な状況にある場合は、らせんを描いて気分を楽にしてみましょう。
とてもリラックスできます。
10.自分が人生に何を求めているのかを知りたい
自分が何を求めていて自分自身に何を期待しているのか分からずに人生の岐路に立っている場合には、コラージュを作ってみましょう。
好きな写真やイメージを切り取ったものを集めて貼り付け、それについて考えを巡らせるのです。
11.考えを整理する必要がある
こういった場合には、長方形を描くととても効果があります。
12.自暴自棄になっている
何もかもに圧倒されたり、人生を背中に背負っているかのように感じたりすることは誰にでもあることです。
このように感じている場合は、小道の絵を描いてみると心が浄化されます。途切れているけれど、しっかりとした橋でつながれているような小道を描きましょう。
13.イライラしている
怒りほど強くはありませんが、取り除くことのできないネガティブな感覚の雲に覆われているような、やっかいな状態なのです。
このような状態に陥ってしまったと感じるときは、色鉛筆を使って、真っ白なページに線を描くと効果があります。
これらのシンプルな方法が本当に役立つのだから驚きです。ぜひ試してみてください。