携帯電話の電磁波:最も強い機種TOP 10
すでに、これらのデバイスが、がんやその他の深刻な病気を引き起こす可能性がある段階にまで達しています。ワイヤレス技術の発達に伴い、テクノロジーの進化においてもっとも重要なワイヤレスデバイスのひとつである携帯電話に注目する必要があります。今回は、特に携帯電話の電磁波の影響にスポットライトを当て、どうやって携帯電話ががんやその他の病気を引き起こし得るかについてお話します。
携帯電話とがんの関係が心配されているのはなぜ?
最新の研究結果によると、携帯電話をひんぱんに使うことは、以前考えられていたほど安全ではない、という結論に達したそうです。その理由には下記のことがらが挙げられます:
- 携帯電話のテクノロジーは進化しており、急激かつ急速な変化を遂げつつあります。これは、携帯電話による通信の回数と時間とが増加したおかげです。
- 携帯電話を使用する時間が長くなるにつれ、身体が受ける電磁波の量が増え、その結果、がんを発症するリスクが高くなります。
- これに似たもうひとつの理由は、世界中の携帯電話利用者が増加したことです。
- 米国のセルラー通信・インターネット協会が公表した数字によると、2010年の段階で、米国内に3億人以上の携帯電話加入者が存在したそうです。
- この数字は、2000年の携帯電話加入者(1億1000万)の約3倍にあたります。
- 世界中では、2010年の携帯電話利用者は50億人以上であったと推定されています。
- また、人体の細胞組織は、携帯電話が発するエネルギーを吸収することができる、ということも把握しておく必要があります。携帯電話は電磁波(非常に危険な電離放射線の一種)を発するので、これは私たちの健康にとって、たいへん危険なことです。
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携帯電話とがんの関係についての研究結果は?
国際がん研究機関が公表したデータによると、携帯電話は 2011年に、 発がん性リスクの分類のうちグループ2B(ヒトに対して発がん性であるかもしれない)に指定されたと言います。つまりこれらのデバイスには、がんを引き起こす「潜在的リスクがある」というのです。
結論を導くため、国際がん研究機関では、さまざまな機種のモバイル端末の高度利用に関する長期的データを使用しています。
この研究調査では、世界中の何十億人もの携帯電話利用者がこれらのデバイスをひんぱんに使っているため、この結果が未来を予測し始めているのは当然である、と示唆しています。
現在のところ、結論に達するには科学的証拠が十分ではありませんが、ジョージ・カルロ博士をはじめとする、この分野の専門家たちは、携帯電話業界は人々を健康危機の寸前まで追いつめる可能性がある、と確信しています。携帯電話技術がますます広まっていく結果、脳損傷や特定のタイプのがんの発症数が増加する可能性があると考えられているのです。
実際、以下に挙げるような健康上の問題や訴えは、すでに携帯電話の電磁波と関係があるとみなされています:
- 繰り返し起こる頭痛
- 高血圧
- 早期発症型アルツハイマー病
- がん
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最も高レベルの電磁波を発する携帯電話はどれ?
モバイルデバイスが、米国の連邦通信委員会(FCC)が発行する認定証を受けて、米国内の市場で販売を許されるためには、一定時間に一定質量の人体組織に吸収されるエネルギー量(局所SAR)の最大値が、1キログラム当たり1.6ワット(W/kg)未満でなければならないとされています。
このことを念頭において、米国で販売されている携帯電話が発する電磁波に基づいて、SAR値が最も高い10機種を挙げると…
- モトローラ・ドロイド・マックス
SAR: 1.54W/kg - モトローラ・ドロイド・ウルトラ
SAR: 1.54W/kg - モトローラ・モトE
SAR: 1.5W/kg - アルカテル・ワンタッチ・エヴォルヴ
SAR: 1.49W/kg - ファーウェイ・ヴィトリア
SAR: 1.49W/kg - 京セラ・ハイドロエッジ
SAR: 1.48W/kg - 京セラ・コナ
SAR: 1.45W/kg - 京セラ・ハイドロXTRM
SAR: 1.44W/kg - ノキアASHA 503
SAR: 1.43W/kg - ブラックベリー Z30
SAR: 1.41W/kg
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