乾燥肌の驚くべき10の原因

内外から体や肌を保湿しても、肌が乾燥してしまうことがあります。このような場合は、健康への影響が深刻でないか確認することが大切です。
乾燥肌の驚くべき10の原因

最後の更新: 13 1月, 2019

乾燥肌は見た目の問題だけではなく、体内の様々なバランスが乱れていることで起こります。

保湿をするだけで緩和する乾燥肌もありますが、健康に深刻な悪影響を及ぼす疾患の初期症状である可能性もあります。

本記事では、肌を乾燥させる驚くべき10の要因をご紹介します。思いもよらなかったことが原因で肌が乾燥していると分かってびっくりするかもしれませんよ。

乾燥肌

乾燥肌は、皮膚の水分が欠如していることを示す症状で、肌の状態が乱れて鱗状に見えることもあります。

肌への水分補給は肌の弾力性と結びついているため、肌が乾燥するとシワなどの影響を受けやすいため注意が必要です。

乾燥肌を解消するためには、保湿剤やフェイスマスクなどで毎日十分な保湿を行うことが大切ですが、実は乾燥肌の原因の中には、健康上の問題が隠れていることがあります。

このような深刻な健康上の問題を防ぐためには、乾燥肌の原因を認識しながら、肌のバランスを保つ方法を理解することが大切です。

乾燥肌を引き起こす10の原因

ここからは乾燥肌を引き起こす10の原因をご紹介します。

1. 水分摂取量が十分ではない

水分の摂取

乾燥肌を改善するとき、まずは十分な量の水分を摂取しているか確認することが大切です。

季節、ライフスタイル、年齢などにより摂取量は異なりますが、空腹時と食間に1~2リットルの水を摂取するように心がけてください。

こまめに水分を摂取する習慣を身につけることで、乾燥肌の多くは改善されます。また乾燥肌だけではなく、私たちの健康全般を改善する効果もあるためおすすめです。

2. 低脂肪ダイエット

脂肪の中には私たちの健康に有益な「健康的な脂肪」があります。特に肌を保湿しながらハリを保ち、栄養を補給する脂肪は食生活に欠かせません。

健康的な脂肪を含む食品をご紹介します:

  • オリーブオイル
  • ココナッツオイル
  • ナッツ
  • シード
  • アボカド
  • 脂肪分の多い魚
  • ギー(食用バターオイル)

これらの健康的な脂肪を食生活に加えることで、菓子パンや揚げ物、デザート、加工食品や加工肉に含まれる不健康な脂肪分を食生活から取り除くことができます。

3. 塩分の過剰摂取

塩分の過剰摂取

バランスのとれた健康的な食事を心がけていても、塩分を過剰に摂取していると肌をより乾燥させる結果となります。

塩分の過剰摂取は、体内の水分量バランスを乱し、体内だけではなく外、つまり肌の脱水症状を引き起こします。

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4. 直射日光

直射日光にさらされると、肌が水分を失い早期の老化が始まります。

直射日光に短時間当たるのは健康に効果的ですが、30分以内に抑えることが大切です。

直射日光にさらされて肌が水分を失った時には、アロエベラで作られたローションがおすすめです。

5. 甲状腺疾患

甲状腺疾患

甲状腺が正常に機能していないときの症状の一つに肌の乾燥があげられます。

甲状腺機能低下症を発症すると、保湿効果のあるローションやクリームを毎日使っていても、肌への水分が不足して肌が乾燥しますが、これは甲状腺の機能に問題が起きている兆候です。

6. 肺機能の低下

肌を保湿する働きと密接な関わりがある肺ですが、その機能を正常に保つためには、深く正しい呼吸を行うことが大切です。

また都会に住んでいる人は、週末に自然の中できれいな空気を楽しむことも大切です。

7. 体内が過剰に酸性に傾くとき

酸

体内が酸性に傾くと病気にかかりやすいだけではなく、乾燥肌の原因にもなります。

そのため、緑色の葉野菜をはじめとするアルカリ性の食品が豊富に含まれた食事が不可欠です。

サラダ、ジュース、スムージーなどとして、毎日の食事に野菜をはじめとしたアルカリ性食品を積極的に摂取することをおすすめします。

8.腸の健康状態

腸の健康状態は、食事や感情と密接に関連しており、腸の健康状態が悪化すると現れる症状の一つが乾燥肌です。

腸の健康状態を改善するのにおすすめなのが、乳酸菌ビフィズス菌などのプロバイオテックスです。

9. ビタミンCの欠乏

ビタミンC

潤いのあるシワのない肌を目指す時、ビタミンCは欠かせない栄養素です。

ビタミンCが豊富に含まれる食品(柑橘系の果物、ピーマン、チェリー、グアバ、赤い果物、パセリなど)を食べることに加え、ビタミンCのサプリメントを摂取するのもおすすめです。

10. 質の悪い化粧品

質の悪い化粧品や、過剰に化粧を行うことで、長期的にみると肌の脱水症状や劣化を引き起こします。

できる限り天然成分で作られた化粧品を使用し、有害物質が含まれた製品の使用を控えることが大切です。


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