1か月で体に溜まった余分な水分を排除する
妊娠、暑さ、体重オーバー、更年期などが原因で、ある時期を境に体内に過剰な水分が溜まってしまう傾向の人がいます。これから、毎日実践すれば1か月以内に体内に溜まった余分な水分を排除できる方法をご紹介します。
スイカとグレープフルーツジュース
グレープフルーツ
この問題にとても効果的な果物です。脂肪を溶かす効果があるので体重を落としたい方、肝臓の調子を良くしたい方、体を浄化したい方にとてもおすすめです。
スイカ
中身がほぼ水分なので素晴らしい利尿性を持っています。スイカの90% 以上が水分で100gでわずか20キロカロリーしかありません。さらにビタミンC、ビタミンB群、カリウム、リコピンが豊富に含まれていてさらには、ガンを防ぐ手助けとなると言われる成分も入っています。
この二種 の果物の天然ジュースを、混ぜずに1~3 杯毎日飲みましょう。 もし甘みを付けたかったら甘味料として使われているステビアを少しだけ入れる方法もあります。
効果的な果物であるスイカとグレープフルーツのどちらか1つだけを摂り続ける方法か、交互に摂り続ける方法もあります。この2つの果物を紹介した理由は、スイカは主に暑い時期によく食べられるものでグレープフルーツは逆に夏より冬によく見られるからです。もし2つとも用意することができなければ、グレープフルーツオイル(食用と明記してあるもの)で代用できます。このオイルをはちみつやオリーブオイルに混ぜて毎日1滴飲んでください。
玉ねぎのゆで汁
玉ねぎには体内に溜まった余分な水分を排除してくれる働きがあります。1.5リットルの沸騰した湯で2~3個の玉ねぎを30分間茹でてください。お昼ご飯やその30分前にそのゆで汁を飲みましょう。海塩を入れて少し塩気を足すこともできます。
足湯
特に足がむくんでいるなら、ローズマリーとトクサを入れて毎日足湯に入ると効果的です。1リットルのお湯にスプーン2杯分のトクサとローズマリーを入れて5~10分間煮立たせます。火を消したら10分ほど放置して、ざるなどで濾してからスプーン半分の塩を加えます。温度がぬるくなってきたら15~30分の足湯をしましょう。
足に冷たいシャワー
シャワータイムに、冷たい水で以下のような順で足に水をかけてください。
・右足の外側に、下から上にのぼりながらかける。
・右足の内側に、下がりながらかける。
・左足の外側に、下から上にのぼりながらかける。
・左足の内側に、下がりながらかけ、膝の部分の高さまで来たら、右膝にかけてから左膝に帰って、下までかける。
・できればこの方法を、足の後ろ側にもしてください。手順の最後の部分、膝の部分の左右がけはする必要はありません。
足を拭くときは少し目が粗いタオルで、下から上にマッサージしながら乾かして下さい。
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足のマッサージ
シャワーから出た後に足に塗れる簡単なマッサージクリームを作りましょう。まず、ベースを用意します。ベースとなるのは、普段使っている保湿クリームでもいいですし、アロエのジェル、または植物性オイル(アーモンド、ゴマ、オリーブオイルなど)でも良いです。これに、以下のエッセンシャルオイルのうち1種類または数種を数滴加えて混ぜてください。
・ローズマリー
・ハマメリス
・セイヨウトチノキ
・イトスギ
このクリームを使って、下から上へ円を描くようにして、握りこぶしで優しくマッサージをしてください。
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足の位置を高くして寝る
足の血液の循環を悪くしないためと余分な水分が足に溜まるのを避けるために、寝るときにふくらはぎの下にクッションや枕を置くと効果的です。また就寝30分前に体がLの形になるように壁に足をもたせかけてください。この方法はいつでもできるので、少し時間ができたときにももちろんためしてください。