メンタルから痩せよう:セロトニンダイエットとは? 

このダイエットは、食欲のコントロールを助けることで健康的に体重を落とすことができます。
メンタルから痩せよう:セロトニンダイエットとは? 

最後の更新: 28 12月, 2020

近年、うつや不安症を防ぐ(またはそれらに打ち勝つ)ことを目的とした新しいタイプの食事療法が注目を浴び始めました。そう、セロトニンダイエットというものが存在するのです。

セロトニンは、私たちの精神状態や食欲に決定的に影響する神経伝達物質です。そのためセロトニンの量が少ないことはうつ病や抑うつ状態の原因となります。

私たちはたいていの場合、日中は健康的な食生活を維持したり、体重を減らすために決めたダイエットを実行することができるでしょう。

それにもかかわらず、夜になるとどうしても甘い物が食べたくなり、その誘惑に負けないようにするのがとても大変だということがよくあります。これはセロトニンの量が減ることが原因です。

なぜセロトニンダイエットを行うべきか

「奇跡的に」痩せるダイエットだと謳われるものとは違って、セロトニンダイエットには厳しい食事制限や実践が難しいプランなどはありませんセロトニンの分泌を促す食品の摂取量を増やす食事のプランを立てます。

では、なぜこのダイエットを実践するべきなのでしょうか。それは、セロトニンダイエットが心と体の健康を促進するものだからです。ストレス、不安、うつなどに常にさらされている時にとても有効です。では、実際にその内容を見ていきましょう。

セロトニンダイエットの食品

現実には、セロトニンが豊富な食品、または含まれている食品というのは存在しません。しかし、アミノ酸の一つトリプトファンが、神経伝達物質であるセロトニンの材料となります。そのためトリプトファンが豊富な食品を摂ることでセロトニンの生成が保証されるのです。

セロトニン青に黄色の点

トリプトファンの豊富な食品を摂ることに加え、トリプトファンがセロトニンに変化するのを促進するために、ビタミンC、B1、B6、B9、B12、カルシウム、亜鉛を含む食品を摂ることが必要です。

そのためには、食生活に全粒シリアル、オイルサーディン、ナッツ類、種子類、季節の野菜などの食品を多く取り入れる必要があります。

さらにセロトニンの合成は酸素の存在で促進されるため、運動をすることがセロトニンの生成を活性化し、同様にエンドルフィンを刺激します。これらは天然のリラックス材で、どちらも私たちの健康を促してくれる成分です。

 

 

食品の例

セロトニンの十分な生成に貢献する食品の例として以下の物があります。

  • 青魚… 青い魚にはトリプトファン、亜鉛、オメガ3脂肪酸など、セロトニンへの生成を促進する栄養素が含まれています
  • 肉類… トリプトファンやビタミンB群の豊富な鶏肉、七面鳥、ウサギ肉などの赤身の肉を優先的に食べましょう。
  • … 特に卵黄に多くのトリプトファンとビタミンB群が含まれています。
  • 乳製品… 乳製品からはトリプトファン、カルシウム、マグネシウムを摂ることができます。
  • 豆類… 大豆、インゲン豆、レンズ豆などが特にトリプトファンが豊富な豆類です。
  • 全粒シリアル… 炭水化物の存在がトリプトファンからセロトニンへの変化を促します。またビタミンB群も豊富です。
全粒シリアル

  • ナッツ類・種子類 ピスタチオやアーモンドからは多くのトリプトファンが摂れます。またナッツ類はマグネシウムが豊富で、カボチャの種、ヒマワリの種、松の実などの種子類には亜鉛も含まれています。
  • 季節のくだもの… ビタミン、カルシウム、マグネシウムが摂れます。具体的にはパイナップルとバナナが最も多くトリプトファンを含むくだものです。
  • 季節の野菜… マグネシウム、各種ビタミン、グリセミック負荷の低い炭水化物が含まれます。
  • ダークチョコレート… 控えめな量であれば、チョコレートはトリプトファンとマグネシウムの量を増やすために魅力的な食品です。

 

 

自然にセロトニンの量を増やす方法

セロトニンダイエットを成功させるためには、自然にこの物質の量を増やす方法を実行してみましょう。

例えば腹式呼吸はセロトニンやエンドルフィンなどのホルモン分泌を促すので、それだけで脳に変化を起こす力があります。さらに2つの大脳半球の間のリズムの調和を改善します。

腹式呼吸 セロトニンダイエット

他には、負荷の高いエクササイズを1日最低15分間行ってみましょう。セロトニンの量が増えるはずです。先に述べた腹式呼吸を行うヨガなどのリラックス法を実行するのも良いでしょう。

屋外に出て太陽の光を浴びることも、セロトニンの量を増やす助けになります。日光は身体がセロトニンを分泌するためのカギとなります。ですから冬には、目から日光を吸収できるようにサングラスをかけないようにし、毎日日光を浴びるように努めましょう。これら全てひっくるめて、セロトニンの量を高く保つダイエットとなります。

最後に、少なくとも毎日7時間から8時間睡眠をとることを心掛けましょう。セロトニンとメラトニンの量を適切に維持するために、身体の疲れをとる睡眠がとれるよう寝る前にリラックスしましょう

十分眠れていないとこれらのホルモンの量に変化が起こり、食欲もかなり増加してしまいます。ですから、ただ食事をただすだけでなく、適切な睡眠をとることが大切なのです。