飽和脂肪酸を体外に排出する食品5選
飽和脂肪酸の摂り過ぎにより、コレステロールが血管の内膜に蓄積され、動脈硬化が起こりやすくなります。
乳製品、肉類、糖類、そしてファーストフードなど、現代の食生活には「トランス」脂肪酸、つまり飽和脂肪酸が多く含まれています。 長期間にわたり飽和脂肪酸を摂取し続けると、気づかないうちに心臓発作や脳卒中のリスクが高まります。
しかし、現代社会の食生活を考えると飽和脂肪酸を食事から完全に排除するのは難しいでしょう。
大切なのはバランスのとれた質の良い食事を、量に気をつけて食べることです。
飽和脂肪酸を含む食事は私たちの心を満たします。美味しく、準備が簡単で、精神的な不安感さえも解消してくれます。逆に体に良い食事は、下準備や調理に時間がかかるため、体に良いとわかっていても、ついつい飽和脂肪酸を含む食事に手が伸びてしまいます。
今回は飽和脂肪酸を体外に排出し、体内に蓄積された飽和脂肪酸の量を減らす効果のある5つの食品をご紹介します。
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1.スイカ
飽和脂肪酸は、揚げ物、市販の菓子類やケーキ類、加工食品やマーガリンなどに多く含まれます。これらの食品を食べるときには、摂取量に気をつけて、代替となる体に良い自然食品に少しずつ変更することで、健康的な食事の味と体への効果を実感できます。
健康的な食品の一つがスイカです。夏になるとスイカをそのまま食べたり、サラダに入れたり、ジュースで摂取するのがお勧めです。
スイカを毎日の食事に取り入れるべき理由:
- スイカの90%が水分です。スイカに含まれる水分が食欲を満たすだけではなく、飽和脂肪酸を少しずつ体外に排出します。
- スイカ1カップ(200g)には、1日に必要なビタミンCの30%が含まれています。
- スイカには果汁と水分だけではなく、鉄分、カリウム、そしてビタミンB6が含まれています。
- スイカに含まれる抗酸化物質であるリコピンには、飽和脂肪酸の排出などの減量効果があります。
2.アーモンド
アーモンドが飽和脂肪酸を体外に排出すると聞いて驚く方も多いのではないでしょうか?
アーモンドは飽和脂肪酸を撃退し減量効果を促進します。
国際肥満ジャーナルの研究によると、アーモンドを健康的でバランスのとれた食事に加えることで、飽和脂肪酸を排出する機能を向上させます。その理由をご紹介します。
- アーモンドには脂肪分や油分の吸収を抑制する成分が含まれています。
- アーモンドを正しい方法で食事に加えることで、その効果を実感できます。その一例として、1日に8−10個のアーモンドをトーストとバナナと一緒に朝食として食べてください。
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3.きゅうり
レモンとリンゴ果汁ときゅうり、きゅうりサラダ、きゅうりのミントスープなど。
きゅうりのレシピは数えきれないほどあります。きゅうりは心身の健康を改善し、飽和脂肪酸の摂取を減少させます。
豊富なレシピで毎日の食事に加えて、その効能をお楽しみください。
- きゅうりにはビタミンA、C、 K、そしてマグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、銅、鉄、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。
- 水分と食物繊維が豊富に含まれる低脂肪食品です。
- 水分補給効果とその利尿作用により、体内の有害物質を洗浄・排出する働きがあります。
4.青リンゴ
朝食に青リンゴはいかがですか?
甘みと酸味の調和のとれた素晴らしい食品です。
青リンゴの効能:
- ボディーケアに効果を発揮するフラボノイドとエピカテキンが豊富に含まれています。
- 落ちにくいお腹周りに脂肪の撃退に効果を発揮します。
- 飽和脂肪酸が作り出す悪玉コレステロールの排出を促進します。
- 小さな青リンゴのカロリーは約80カロリーで、手軽に食べられて満腹感を感じる食品です。
- 血糖値を正常に保つ効果もあります。
5.アボカド
アボカドは、栄養素を豊富に含む美味しく高カロリーの果物ですが、この果物にはどのような減量効果があるのでしょうか?
アボカドはそのカロリー以上に満足感を与える効果があります。アボカドを毎日半分食べるとその効果を実感できます。
アボカドに含まれる不飽和脂肪酸が、食欲を抑制しながら心臓と肝臓の健康を促進します。そのためアボカドは、玄米、鮭、クルミ、そして白胡椒などと一緒に摂取するのがお勧めの食品です。
美味しくてとても健康的です!