えっ?!と驚く電子レンジの裏技9種
ほとんどのキッチンに備わっている電子レンジ。でも、電子レンジは夕べの残り物を温めたり、ポップコーンを作ったりするためだけのモノと考えていませんか? 実はいろんなピンチ時に大いに役立つスグレモノなんです。
その主な利点は、普通のオーブンなら長時間かかる食品でもあっと言う間に調理できること。
今回はご家庭にある電子レンジの驚くべき裏技をご紹介します!
1. トウモロコシを丸ごと調理する
トウモロコシを丸ごとゆでたい—そんな時、おなべのお湯が沸くのを待つかわりに、電子レンジを使ってみませんか?
- この方法を利用するには、トウモロコシを皮ごと調理するのがベストです。水分と熱を閉じ込めて、トウモロコシを均一に過熱するのに役立ちます。
- 電子レンジの出力を「強」に設定し3~5分間加熱します。こうすると皮がむきやすくなります。
- やけどを防ぐため、数分間待ってから皮をむきましょう。
2. 涙を流さずに玉ネギを刻む
玉ネギを刻むたびに涙を流している人に朗報です。 電子レンジで玉ネギを30秒間加熱してから刻むと、涙を流さずにすみます。
どうしてでしょう? 答えはカンタンです:刻む前に玉ネギを温めることで、硫黄ガス(涙のモト)を発生させる酵素の一部を無効にできるからです。
3. 湿気たポテトチップスをパリっとさせる
ポテトチップスの袋を開けたままにしていたので、すっかり湿気て味が落ちてしまったという経験がありませんか? そんな時はポテトチップスをお皿に移し、電子レンジで30~45秒間加熱しましょう。
そのあとポテトチップスを取り出して、1分間待ちます。こうすれば、再びパリッと美味しくなります。この裏技はポップコーンにも使えます。
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4. ハーブを乾燥させる
ハーブの中には、家庭菜園で摘んでからすぐ使わず自然乾燥させた方がいいものもあります。
どうしてもハーブが必要だけど自然乾燥するのを待っている時間がない時は、電子レンジの出番です。
電子レンジの出力を強に設定し、ハーブを2~3分間加熱して乾燥させましょう。
ただし、 洗った ハーブを 加熱するまえによく乾かして、 余分な水気を取ることを忘れないでください。これを怠ると、ハーブは乾燥する代わりに調理されてしまいます!
5. 柑橘類の果汁をムダなくしぼる
グレープフルーツ・レモン・ライム・オレンジなどのくだものを手でギュッとしぼるには、結構握力が必要です。
しかし、これらのくだものを電子レンジで20秒間加熱してからしぼると、中身が柔らかくなり、あまり力を入れなくても果汁が出やすくなります。そのためムダなく果汁をしぼりとることができるのです。
6. 古くなったパンを復活させる
古くなってパサパサのパンは美味しくないですが、だからといって1袋全部捨ててしまうのはもったいないものです。そんな時にも電子レンジを利用しましょう。
パンを湿ったペーパータオルで包み、電子レンジ強で10~12 秒間加熱します。パンが柔らかくなりましたか?
もし足りないようなら、柔らかくなるまで繰り返しましょう。
7. 炒り卵を作る
フライパンは必要ありません。電子レンジのパワーを利用して、カンタンにすばやく朝ごはんを作りましょう。
- 深めのお皿かボウルに卵を割り入れ、ミルク少々を加えてよく混ぜます。(注意:卵を混ぜずにそのまま電子レンジで加熱すると爆発の恐れがあるので注意してください。)
- 塩こしょうで味付けしてから、電子レンジの「強」で45秒間加熱します。
- お皿を取り出してフォークでよくかき混ぜ、電子レンジに戻してから30秒または45秒間加熱します。
- 好みの固さになるまで繰り返しましょう。
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8. 自家製フライドポテトを作る
- まずジャガイモをできるだけ薄く切り、耐熱皿に並べます。
- 加熱時間は電子レンジの機種によりますが、だいたい「強」で3~5分間加熱すればいいでしょう。
- 火が通り黄金色になったら電子レンジから取り出し、塩で味付けしたらできあがりです。
9. ポーチドエッグを作る
伝統的なポーチドエッグは作るのに手間がかかりますが、電子レンジだとカンタンです。
- まず電子レンジで使用できる容器にカップ1/2杯分の水を入れ、塩少々を加えます。
- 卵を容器に割りいれてください。卵が完全に水の中に浸っているか確かめましょう。
- 小さなお皿で容器にふたをして、電子レンジ強で1分間だけ加熱します。