積極的に食べたい!動脈の詰まりを予防する7つの食べ物
心臓の病気の原因は様々ですが、悪習慣―特に良くない食習慣を続けたことから心臓の病気になるケースも多いようです。
心臓と食生活については何十年も前から指摘されていることですが、自分の体を気遣わずに脂肪や糖分を摂りすぎている人がたくさんいます。
高血圧や動脈硬化、その他の心臓疾患の多くは不健康な食生活からきます。不健康な食事は心臓や循環系の健康に影響を与えます。
だからこそ、健康な食生活をおくるべきなのです。それぞれの食物グループのバランスが取れた食事をし、心臓や動脈に良い食べ物を積極的に食べましょう。
今日は、動脈の詰まりを予防する7つの食べ物について見ていきましょう。どれも、動脈に蓄積し、血液の流れを妨げてしまう毒素やコレステロール、その他の老廃物を取り除いてくれる効果があるでしょう。
1. オーツ麦
オートミールはカロリーが低く繊維の豊富な穀物で、コレステロールや毒素を動脈壁から取り除くのに役立つでしょう。
定期的にオートミールを食べることで、コレステロールが分解されやすくなり、体から除去されます。
オートミールに含まれる他の抗酸化物質の力と合わさって、血液の循環が改善され、慢性的な心臓の病気のリスクを下げてくれるでしょう。
お勧めの食べ方
- 朝食にオートミールを50g食べましょう。
- オーツ麦を入れたスムージーを作って飲みましょう。
- クッキーやマフィンなどを焼く時にはオーツ麦を入れましょう。
- オーツミルクを作って1日に何回か飲みましょう。
こちらも読みましょう『オートミールが体に良いその理由と食べ方』
2. クランベリー
抗酸化物質が豊富に含まれていることで有名なクランベリーは、動脈や心臓の健康を改善したい方の強い味方です。
抗酸化物質はコレステロールやトリグリセリドを分解します。つまり、動脈が硬くなったり詰まってしまうリスクを減らすことになるのです。
クランベリーに含まれる繊維が脂肪の腸への吸収を妨げ、血液の流れを改善してくれるでしょう。
お勧めの食べ方
- クランベリージュースをグラスに一杯(200ml)、週に3回は飲みましょう。
- クランベリーをサラダやスムージーに加えましょう。
3. チアシード
チアシードはオメガ3脂肪酸が豊富で、動脈や循環系の健康を気にする方にお勧めの食材です。
減量ダイエット効果があるとして近年人気が出てきたチアシードですが、定期的に食べると高コレステロールやトリグリセリドを予防する助けとなるでしょう。
お勧めの食べ方
- 大さじ1杯(10g)のチアシードをスムージーやジュースに入れて飲んだり、サラダに振りかけて食べると良いでしょう。
- 水に浸してふやかしたチアシードを1日2〜3回飲むのも良いですね。
4. 脂の多い魚
脂の多い魚にはオメガ3脂肪酸や抗酸化物質が豊富に含まれています。これは動脈を害する動脈プラークの蓄積を防いでくれるでしょう。
循環器の健康をサポートする効果があり、心臓の病気を引き起こす炎症を助け、バランスを保ってくれるでしょう。
お勧めの魚は以下のようなものです。
- 鮭
- 鯖
- タラ
- マグロ
- イワシ
お勧めの食べ方
- 脂の多い魚を週に2〜3回食べましょう。
- 魚を食べる時は野菜も一緒に食べましょう。
5. アボカド
アボカドには抗炎症作用があり、適量を食べると動脈硬化や詰まりを防いでくれる抗酸化物質が含まれています。
アボカドは、動脈の洗浄に欠かせない健康的な脂肪酸やビタミンEを含むスーパーフードの一つです。
お勧めの食べ方
- 1日1個、小さめのアボカドを食べましょう。
- 朝食に食べる、スムージーにする、スープにするなどの方法もあります。
こちらも読みましょう『アボカドパワー目白押し』
6. アスパラガス
アスパラガスはどの野菜よりも繊維が多く含まれているため、動脈を洗浄する効果に優れています。
アスパラガスに含まれるビタミン、ミネラル、抗酸化物質が悪玉コレステロールの値を下げ、血圧も下げてくれるでしょう。
さらに、利尿作用があるため、炎症や体液貯留といったトラブルの改善にも効果的でしょう。
お勧めの食べ方
- 蒸したアスパラガスを昼食に食べましょう。
- 少量のオリーブオイルで焼いても美味しいですよ。
7. トマト
トマトは繊維が豊富でリコピンと呼ばれる物質が豊富に含まれています。リコピンには体に吸収されると動脈を洗浄する効果があります。
トマトはカロリーが低く、炎症を抑え、血液を洗浄してくれるでしょう。
お勧めの食べ方
- 朝起きたらトマトジュースを一杯(200ml)飲みましょう。これを週に3日行います。
- トマトはサラダやスムージー、スープにすると良いでしょう。
今日ご紹介した7つの食材、あなたは週にどのくらい食べていますか? 動脈に良いことがお分かりいただけましたか? 是非、毎日の食事に取り入れてくださいね。