調理器具からサビを取り除く3つの方法
サビが調理器具やシンクなどについていると本当に嫌な気分になりますよね。
時間が経つにつれ、空気や湿気、化学物質に触れることで新品の頃の美しさが失われていきます。
サビたからといって捨てたくもないし、化学薬品を大量に使って掃除するのもちょっと…と躊躇することはありませんか?
そんな時こそ、天然の素材を使ってサビを取り除く3つの方法を試してみてください。
まず最初に、サビが出てくるのを防ぐには、日頃から丁寧にケアすることが大切だということを覚えておいてください。
鍋やフライパン、スプーンやフォーク、ナイフなどのカトラリー類、シンクは綺麗にし、きちんと乾かしましょう。そうすることでいつも清潔に、ピカピカに保つことができるのです。
しかし、お気に入りのフライパンの底やハンドルにサビができてしまったら…なんとかして取り除きたいですよね。
サビに悩んでいる人、是非とも今日の記事を読んで参考にしてくださいね。
1. 磨き用スポンジと重曹
磨き用スポンジやたわしはスーパーにも売っています。とても使い勝手がよいですので幾つか手元に買い溜めしておきましょう。そして、忘れてはいけないのが重曹です。
準備するもの
- 磨き用スポンジ
- 重曹(量は磨きたい調理器具の大きさによる)
手順
- 水を少量火にかけお湯を作ります。
- たらいなどの容器に重曹を入れ、お湯を少し加えます。お湯の量は、重曹でペーストを作るだけの量にしてください。
- このペーストを磨き用スポンジにつけ、サビが気になる部分を擦ります。
- あまりきつく擦りすぎると、調理器具を傷つけてしまいますので気をつけましょう。擦ったら5分間おきましょう。
- 5分経ったら、水で洗い流します。
次のステップはとても大切です。次のステップを行うことで、さびた鍋やフライパンが綺麗に生まれ変わるのです。
- ペーパータオルを使って完全に乾かします。その後、オリーブオイルを少量塗り込みましょう。表面全体をカバーしたら、いつも通り収納しましょう。
驚くほど綺麗になりますよ!
2. 粗塩とレモン
粗塩とレモンを使ったこの方法は、安くて簡単、とても効果のある方法です。調理器具にサビが付いているかもしれませんが、シンクにも付いているのではないでしょうか。もしかするとちょっとした四隅などあらゆるところにサビがあるかもしれません。
時間が経つにつれ、表面は少しずつ輝きを失っていきます。通常、四隅や蛇口まわりなど、湿気があるところにサビができてしまいます。
キッチンを清潔に、綺麗に保ちたいなら、レモンと塩の自然の力を借りましょう。
準備するもの
- 粗塩(量は磨きたい部分の広さによる)
- レモン 1/2個
手順
レモンを半分に切ります。そして粗塩を適量すり込みましょう。このレモンを磨き用スポンジのようにして使います。
- サビを取りたいものを用意します。粗塩をつけたレモンを使ってサビのついた表面を磨きます。粗塩が消えていくのが見えたら、新しく小さじ1杯ほど粗塩を加えましょう。
- だんだんサビが消えていくのがわかるでしょう。5分程おいてから洗い流しましょう。
3. サビだらけのものを復活させる
長い間ほったらかしにしてサビだらけになってしまったものや、もしかすると先祖伝来の家宝があなたの家にもあるかもしれませんね。
本当にそんな古い、さびだらけのものが綺麗になるのでしょうか。
答えはイエスです!
準備するもの
- アルミホイル(サビを取りたいものや表面の大きさによる)
- レモン汁 レモン1個分
- ホワイトビネガー(サビを取りたいものや表面の大きさによる)
手順
- 最初にできるだけサビを取り除いてください。
- アルミホイルを1.6㎝程の幅に切り取ります。それを丸めてボールを作り、レモン汁に浸けます。
- それを使って綺麗にしたい調理器具を磨いてください。
- サビがかなり取れたら、再度新しくアルミを切り取って同じことを繰り返しましょう。
- 最後に、磨いた調理器具をホワイトビネガーに浸けましょう。
- ホワイトビネガーに完全に浸かった状態で一晩置きます。
- 次の日、1の方法(磨き用スポンジと重曹)で磨きます。
古びたフライパンや鍋がびっくりする程綺麗になるでしょう。
しかし、やはりかなり古くなった調理器具は完璧には元に戻りません。その場合は、塩酸などの薬品を使わなくてはいけなくなるでしょう。
一番の方法は、調理器具は使うたびに綺麗にし、サビが取れなくなるような状態になるのを予防することです。
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