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乳房の健康:乳首のでこぼこは普通?
健康は何ものにも代えがたい大切なもの。だから体の小さな変化にも早目に気づくことが重要です。

女性の体は年と共にどんどん変化しています。その変化は徐々に起こるので目に見えにくく、気付きにくかったりします。例えば乳首の周りにある凸凹。乳房の状態は年齢や状況と共に変化しやすく、そのため以下のような事に注意しなければなりません。
・にきび
・汗
・しこり
・赤み
・敏感になる
・乳首の凸凹
これらのほとんどは命に関わるような重大なものではありませんが、不快感を避けるため早めに対処した方が良いでしょう。
ここでは乳首に出来るでこぼこについてお伝えします。
乳首のでこぼこの正体はなに?
乳首のでこぼこはモントゴメリー腺と呼ばれていて、男性女性、どちらにもあります。
モントゴメリー腺の役割は?
モントゴメリー腺は抗菌作用があることで知られています。
体内のpHを調整し、感染症から体を守る皮脂を分泌します。
また乳首を滑らかにし良い状態に保つ役割があります。
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モントゴメリー腺があるのは普通?
人間には4~28のモントゴメリー腺が乳輪、乳首にあると言われています。人によってサイズは異なります。
いつモントゴメリー腺が出てくるの?
一晩で現れるものではありません。生まれつきモントゴメリー腺は乳輪や乳首に存在します。厚みや大きさは人によって違います。また以下のような状況にも左右されます。
- 妊娠:妊娠初期の段階で、モントゴメリー腺はミルクを作る準備を始めます。
- ホルモンの変化:皮脂で乳首を守ります。
- ストレス:顔に出るにきび同様、ストレスを受けることでモントゴメリー腺が目立つようになることがあります。
- 更年期
このような状況では、目につきやすく、触った時にすぐわかります。ですが敏感になったり痛みが出る事はありません。
状況が過ぎ去ればまた徐々に元の状態に戻ります。
モントゴメリー腺はどのようにケアしたらいいの?
モントゴメリー腺の乳首を守るという働きを妨げないよう気を付けましょう。
1.ブラジャーを変える
胸の大きさに合わせてブラを変えるのは大切なことです。無理をして付けるとモントゴメリー腺のサイズが大きくなることもあります。
- ブラを変えることで乳首の不快感やダメージを避ける事が出来ます。
- 胸の成長を妨げないように、大きくなるにつれブラを変えましょう。
妊娠すると乳首が敏感になります。その場合はワイアレスブラをおススメします。
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2.清潔に保つことは基本
胸の周りは気温の影響や運動することで汗をかきやすいエリアです。
皮脂腺やモントゴメリー腺をふさがないよう中性石鹸を使う事をおススメします。菌を殺し衛生的に保つだけでなく、汗、皮脂、にきびを予防するのに役立ちます。また、結節が腫れるのを防ぎます。
モントゴメリー腺によるでこぼこは、危険なものではありません。その逆で、体にとって良いものなのです。
ここでご紹介したことを参考に胸と乳首の健康を守りましょう。