人生を生き辛くする悪習慣6選
悲しみ、不安感、怒りなどの感情が理由もなく襲ってきたことはありませんか?
毎日の生活や様々な悪い習慣が原因でこれらの感情が現れていることに気づかず、その感情を持ち越している可能性があります。
本記事では、毎日の生活や人生を辛いものにする悪習慣を認識し、それらの習慣を根絶するためにはどうしたら良いかをご紹介します。
生き辛くする悪習慣を認識する
物事の側面を見る時、ポジティブな側面を見るよりもネガティブな側面に目を向けるの方が簡単だと考えられています。
つまり私たちは、間違っていること、妨害するもの、そして問題や物事を困難にしている原因などに目を向けがちです。そのため、不幸を感じている時の多くは、自分の内面が原因です。
人生が辛くなる悪習慣を認識し、毎日の生活からそれらの習慣を排除するように心がけることで、自分を変え、そして自分の人生を変えていく第一歩となります。
ご存知ですか? 自尊心を高めるためのアドバイス
他人と比べる
私たち皆、特別でユニークな存在です。しかし人生の多くの時間を、他人と比べることに費やしている人が多くいます。
周りより太っている、周りの方が頭がいい、あの人の方が自分よりお金を持っている、自分は他の人より背が低いなど。
時と場合によっては「比較」が大切な場面があります。例えば、自分に合う仕事を探す時は様々な職種を比較することが欠かせません。
しかし他人が自分の持っていない能力を持っているからといって落ち込む必要はありません。
私たちも他人が持っていない能力を持つ一人なのです。
前述したように私たちは特別でユニークな存在であり、他人の成功や他人が達成したことにばかり目を向けると、自分の人生が辛くなるだけです。
人生は大変なものだという考え方
これは小さい頃から私たちに滴り込まれた考え方で、「良い人生を送るには良い学校を出て良い会社に就職する」や「生きていくためには必死に働き、多くの困難を乗り越えなくては幸せは訪れない」という考え方です。
人生は常に苦しむものではありません。大きな傷を負った人も、前向きに人生を送っています。
しかし人生の負の側面にばかり目を向けていると、恵まれた人生でも辛く感じることがあります。
人生、そして私たちの存在は良い意味で非常にシンプルなものであり、深く考えすぎないことが大切です。
また、「人生は大変だ」という言葉を、何かがうまくいかないときの言い訳に使っていませんか?
この言葉を使うとき、私たちは自分の目の前に問題を解決しているのではなく、空洞の中に立ちすくんでいる悲しい犠牲者となります。
完璧主義
完璧主義者の人が全てを「完璧」に行うことができるわけではありませんが、彼らは「全てを完璧に行いたい」という欲望に左右されがちです。
自分が思った通りに物事が進むかどうか心配な時や恐怖心が強い時に、何かに挑戦することやプロジェクトを避けたり、あるいは「平凡さは許されない」と感じるならば、完璧主義者である可能性が高いことを理解してください。
人生を辛くする完璧主義者の考え方:
- 物事を心から楽しめない
- 間違いを受け付けない
- すべてをコントロールしないと気が済まない
- 自分だけではなく他人にもプレッシャーをかける
また完璧主義を超えた、小さなニュアンスさえも受け入れない「過激主義者」ではありませんか?
完璧を目指すことを超え、卓越した何かを追求することは間違いではありませんが、問題はその状況をどのように扱うかです。
卓越を目指す過程には、おそらく辛く厳しい時があり、その過程でネガティブな感情が起きたり、間違いを犯したり、または不眠症などの身体への悪影響が出るのが、完璧主義の負の側面です。
決して許さない
他人や自分を許さないと言う状況においては、憤り、苦痛、そして苦悩が蓄積し、これらの感情は辛い感情とともに徐々に不幸感へと変わって生きます。
相手を許さなかった原因やその事実、そして自分を許さず苦しんだ原因などは、「幽霊」のようにいつまでも出現して人生を傷つける可能性があります。
自分が傷ついている人や、自分や他人を傷つけてきた人は、他人が自分を傷つけるかもしれないと言う疑念に襲われ、さらに他人を許すことができなくなります。
しかし、自分自身を癒し、他人が間違いを犯す可能性があることを理解するためには、あなたは誰かを許す必要があります。
誰かを許し、そして自分を許した時、私たちの心は癒され、幸福感が訪れます。
こちらの記事もご参考に: 許すことを学び、過去にサヨナラしよう!
怠慢
怠慢さが原因で仕事を途中で投げ出したり、何かを最後まで続けられかったことはありませんか?
怠慢さは人生を複雑にする「全ての物事の背後にある」悪習慣の一つです。
自分の持つ能力に対する不安感や疑念が、怠慢さを引き起こし、それが長期間にわたって継続することがあります。
現実的に考えると、途中で投げ出していい仕事は存在しないため、怠けたしわ寄せがいつか訪れ、毎日の仕事に例えると、平日怠けた結果、週末にも働く必要があります。
しかし計画的に仕事をこなさず、用事や仕事がたまると、私たち人間は多くのストレスや不安感を感じたり、気分が落ち込む傾向があります。
そのため、まずは怠慢さを認知し、改善する努力が必要です。
手持ちの仕事などが難しすぎてどこから手をつけてわからない時や、仕事量が多すぎて圧倒されている時は、周りに助けを求めることも大切です。
罪の意識
罪悪感は人生にとって最大の敵であり、いろいろな方法で人生に悪影響を与えます。
自分には何の価値もない、目標を達成することができない、幸せになる権利がない、あのような言葉を言うべきじゃなかった、なぜあのような行動をしてしまったのか、などと考えるのは罪の意識を感じている兆候です。
罪の意識から解放されることで、自由で幸せな人生が待っています。何かがうまくいかないからといって悲しい気持ちにならず、前向きに人生を歩んで生きましょう。