自尊心を高めるためのアドバイス
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明確でしっかりとした自尊心を持つことは、個人的な、あるいは家庭や職場における人間関係を維持するうえでとても大切です。なぜなら、自分を愛し尊ぶことができるなら、それと同じことを他の人たちに対しても実行できるからです。もしあなたが自分を愛し、尊ぼうとしないなら、どうやって他の人を愛したり尊んだりできるでしょうか。自分は尊敬に値すると自分自身が信じられないなら、誰があなたを尊敬してくれるでしょうか。
ですから今回は、自尊心を高めるためにはどうしたらいいかについてお話します。明確な自尊心をすでにお持ちの方には、それをさらに堅固なものとし、何があっても自己嫌悪に陥らないようにするために、きっとお役に立つことでしょう。
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自尊心を高めるための22のアドバイス
- いつも肯定的な応答をし、自分はかけがえのない人間だと感じるようにしましょう。人は誰でも計り知れない価値ーどんなにお金を積んでも買うことのできない何かーを持っています。ご自分がかけがえのない存在であるということをお忘れなく。
- 自分と他の人を比べたり、自分の方が劣っていると思ったりしないようにしましょう。あなたの価値は、あなたが何者であるからとか、どんなルックスだからとかで決まるわけではありません。ありのままのあなたが尊いのです。
- 自尊心は傲慢さとよく混同されます。傲慢さとは、自分は他の人よりもすぐれていると考えている人がもっているモノ。傲慢な人は押しが強すぎるため、他の人から敬遠されます。
- 必ず達成できるとわかっている目標を立てるようにしましょう。目標を達成するためには、自分にはそれを成し遂げるチカラがあると、心から信じなければなりません。
- 自分の強さとともに弱さも認識するようにしましょう。必要ならば誰かに助けを求めることを恐れないでください。それは弱さではなく、強さのシルシです。自分1人では何かをできないという事態を見極めることができる人、あるいは目標達成のためには時にはちょっと助けが必要だとわかっている人は、逆に強い人なのです。
- 楽観的なものの見方をしていると、すべてのことが実際よりもずっと簡単に思えてきます。楽観主義の人たちが成功するのはそのためです。そういう人は、常に肯定的に考え、1つひとつ障害を乗りこえてゆくことで目標を達成するのです。
- 羨望や嫉妬にとらわれないようにしましょう。この2つの感情は、あなたと、あなたのまわりにいる人たちの人生を破壊してしまう可能性があります。人はそれぞれ生き方も感じ方もちがいます。ですから、まわりの人たちの人生や生き方をうらやむべきではありません。
- 他の人たちがあなたに与えてくれる褒め言葉を、素直に快く受け取ることが大切です。それは当然あなたが受けるべきものだからです。
- 習慣的に体を動かしましょう。エクササイズは、健全な心と体を維持するのを助け、健康と容姿の両方によい結果をもたらします。
- 1日に最低1時間は、日常のできごとを思い返し、深く考えるようにしましょう。確信を持てない問題や、期待する満足感を得られていない問題を解決するために、たいへん役立つことでしょう。
- 実力を十分に発揮し、ヘルシーな生活を送れるよう、睡眠は必要とされるだけ十分にとりましょう。
- また、職場での仕事や家事をこなすため、必要な時間をかけましょう。短時間でもいいですから、健康的な娯楽の時間をもつことも大切です。
- 否定的な感情にとらわれないようにしましょう。人を恨んだりせず、根にもたないことです。嫌なことがあったらはっきりと口に出し、解決するようにしましょう。
- 周囲の人たちと、よい人間関係を築くようにしましょう。にこやかに接し、親切にふるまいましょう。要するに、自分がそうしてもらいたいように人と接することです。
- 健康的な食生活を送りましょう。バランスのとれた食事は、心と体を健全に保つために欠かせません。
- 自分はまるで価値がない人間だとあなたに思わせようとする人たちとは、関わらないようにしましょう。そういう人はよい仲間ではありません。
- 機会をとらえて、公園やその他の自然と親しめる場所を訪れましょう。
- ものごとがうまくいっているときは、そのことを認め、正当な評価を与えましょう。自分が達成できるすべてのことを知っておくのは大事なことです。
- 自分のまちがいをきちんと認めることを学びましょう。それを理由にあなたを否定しようとする人たちのことは、あまり気にしないことです。まちがいを正すことを学び、隠してしまわないようにしましょう。人は過ちから学ぶものであり、過ちをおかした人は経験を得るということを覚えておきましょう。
- ありのままの自分を好きになることを学びましょう。自分の感情や生き方を隠さないことです。
- 過去にとらわれず、今を生きるようにしましょう。未来を心配する必要はありません。将来何が起きるのか、本当に知っている人は誰もいないのですから。
- 自分のまちがいを人のせいにするのはやめましょう。まちがいを受け入れて、解決するよう努めることです。実際には関係のない他人を責めるより、ずっと健康的です。
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ここに挙げた、自尊心を高めるためのアドバイスを心に留め、毎日の生活の中で実践してゆかれますよう祈っています。
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