自家製のナチュラル洗剤の作り方

自家製のナチュラル洗剤の作り方

最後の更新: 04 12月, 2018

シャンプーや顔用のマスクなど、手作りの自然製品を作る方法は数多く紹介されています。

本記事では、おばあちゃんが昔使っていたような、効果抜群な衣類用のナチュラル洗剤の方法をご紹介します。また、衣類を柔らかく香り良くする方法や、自家製しみ抜き剤もご紹介します。

自家製ナチュラル洗剤の効果

天然素材を使って様々なものを手作りする効果は数えきれません。まずナチュラル洗剤を手作りする利点をご紹介します。

  • 手に入れやすい:市販の洗剤は安い製品ばかりではありません。しかし今回ご紹介する自家製洗剤は安価な材料で手作りできます。
  • 簡単:手に入りやすい材料を使ったとても簡単な作り方なので、洗剤を作るのに特別な知識は必要ありません。
  • 環境に優しい環境破壊を引き起こす製品は、必要なときだけ使い、日常的には使わないように心がけることが大切です
  • 抗アレルギー:繊細肌や赤ちゃんにも使える優しい成分でできています。

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日向干し

天然素材の材料

前述の通り、今回の洗剤には自宅にある天然素材や簡単に手に入る材料を使用します。最初に使った日からその効果を実感できる洗剤です。

炭酸水素ナトリウム(重曹)は、殺菌作用や消臭作用のある天然製品、衣類が酸性やアルカリ性になっているときにはpH値を正常に戻し、さらに衣類を柔らかくします。

かつて手で洗っていた時代に使っていた固形洗剤が今回の材料に含まれています。

これらは天然の脂質、ココナッツ石鹸、グリセリン石鹸、マルセイユ石鹸などを材料としていました。市販の固形洗剤または手作りの固形洗剤をご利用ください。

手作りの固形洗剤

材料

  • 固形石鹸 1−2個
  • ホウ砂 2カップ
  • 炭酸水素ナトリウム(重曹)2カップ
  • レモン果汁またはラベンダーエッセンシャルオイル(お好みで)

必要なもの

  • バケツ 1個
  • 中サイズの鍋 1つ
  • 木のスプーン 1本

作り方

  1. 固形石鹸約2個分をおろしがねでおろします。約2カップ分になります。
  2. 1リットルの水を鍋で沸騰させたところにおろした石鹸2カップを加えます。
  3. 木のスプーンでかき混ぜながら弱火で沸騰させます。
  4. 別の容器でホウ砂と重曹を混ぜ合わせたあと、溶かした石鹸の入ったお湯を加え、すべてが混ざるまで木のスプーンでしっかりと混ぜ合わせます。
  5. お好みで香りを加えるときは、ここでエッセンスオイルを約15ml加え、鍋に蓋をします。
  6. ウォーターボトルの容器などの空き容器に、材料を書いたラベルを貼り洗剤を流し入れます。
  7. 使用の際は、毎回材料がしっかり混ざるようにしっかりと振ってからお使いください。

柔軟効果のある酢

市販の柔軟剤の代わりになる、最も効果的で安価なものが酢です。衣類をきれいに洗浄するだけではなく、衣類を柔らかくしながら静電気などを防止します。

さらに、石灰の多く含まれる硬水を柔らかくするだけではなく、洗濯機のホースや排水管を洗浄し、汚れ、石鹸、石灰、カビなどのこびり付きを洗い流します

酢のニオイが苦手な方はエッセンシャルオイルを使うと良いでしょう。おすすめのアロマオイルをご紹介します

  • 柑橘系(レモン、オレンジ)オイル:しっかりとした洗浄効果や、油汚れを取り除き、衣類を良い香りにします。
  • ラベンダーオイル:消毒効果だけでなく、リラックス効果と柔軟効果があります。
  • ティーツリーオイル:真菌を取り除きます。
  • ユーカリオイル:ばい菌を取り除き、リフレッシュする香りがつきます。

エッセンシャルオイルがお手元にないときは、レモン果汁半個分を酢に加えてください。

ガンコな汚れには

ガンコな汚れがついた衣類は、洗濯前に炭酸水素ナトリウム(重曹)と酢を汚れにつけブラシでこすってから洗ってください。

写真提供元:chayirygirlとJess

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。