人から好かれるために自分を偽るのをやめよう

本当の自分をさらけ出すのを怖がらないでください。あなたと恋に落ちる人は、あなたのありのままの姿を愛してくれるはずです。好かれるためにつけている偽りの仮面はすぐに剥がされてしまうでしょう。
人から好かれるために自分を偽るのをやめよう

によって書かれた Raquel Lemos Rodríguez

最後の更新: 17 12月, 2022

自分の個性を隠したり、自分自身を低く評価したりしていませんか?

人から好かれるために本当の自分を偽るのをやめてください。嘘の自分は、最終的に自分自身を傷つけてしまうでしょう。

初めて会って、その人のことをもっとよく知りたいと思う時、私たちは無意識の内に、良い印象を残そうと頑張り、この頑張りによって、時に私たちは不自然な言動をしてしまうのです。

良い印象を残したいが為に、その相手や自分自身に小さな嘘をついてしまいます。

相手の理想通りに振る舞おうと小さな嘘を重ねるので、もしその相手があなたに興味を持ってくれたとしても、相手はあなたの偽りの姿に興味を持っているだけなのです。

自分自身を偽るのをやめましょう。

本当の自分でいないと、偽りの愛に基づいた恋愛関係をスタートさせてしまうことになります。

全ての始まりにある魔法

duradera3-500x261

恋愛関係の始まりは、魔法のようにキラキラしています。

二人で過ごす全ての時間がスムーズに、神秘的に流れているように感じます。

しかし、時間が経つとこれらの輝きは薄れていき、ある日突然、今までする必要のなかった努力を始めなくてはならなくなります。

これは、相手の理想を演じてきた為に起こります。

相手があなたに抱いている理想とイメージをそのまま持ち続けなければと必死になる必要が生じますが、遅かれ早かれ、理想通りの相手を演じる自分にさよならしなくてはいけません。

自分を偽っている状況では、相手が好きなのはあなた自身ではなく、あなたが演じている人なのです。

偽りの自分を作り出して発展した恋愛関係が、長く続くはずがありません。

本当の自分を見せて相手に好かれるかわからない、という恐れや、自分の短所への不安が、自分自身を偽る原因となっています。

積極的であることの重要性

a couple sitting by a river

本当に好きなこと、興味のあること、そしてありのままの姿を好きな人に見せるのは不可欠です。

嫌いなものを隠す必要はありません。

隠すことによって、相手を混乱させてしまいますし、お付き合いが進むにつれて、嫌いなものを隠しきれなくなり、突然相手に嘘がバレてしまうでしょう。

簡単な例を挙げてみます:あなたが最近知り合って、いいなと思う人がタバコを吸っていると想像してください。その人にとってタバコは生活の一部で、禁煙の予定はありません。相手は、あなたもそれを受け入れてくれていると信じています。

しかし、ある日、あなたは突然怒りだします。どうして私がタバコを嫌いなことに気づいてくれないの!と彼を責めます。もちろん相手からの答えは「タバコが嫌いだなんて、一回も言わなかったじゃないか。」

このような例を挙げだしたらきりがありませんが、出会った時から、本当の自分でいることの大切さを理解していただけるでしょうか?

問題は、理想の自分を演じることに精一杯で、相手にどれだけ嘘を重ねているのか自分では気づきにくいという事実です。

自分自身になり始める時に起こる問題

women-black-and-white-artistic-tears-monochrome-sadness_www.wall321.com_79-500x333

偽りの自分を演じている時は、全てがスムーズに進んでいるように感じるかもしれませんが、偽りの仮面を長い間保つことができません。

仮面が取れてしまうと、相手との繋がりが少しずつ変わり、この時点で積極的に自分をさらけ出そうとしても、遅すぎることが多くあります。

と同時に、相手の性格の気に入らない所が目につくようになりますが、相手もあなたに対して同じ気持ちを抱くでしょう。

最終的には、二人の関係が始まったばかりの頃は気にならなかったことに対してさえも文句を言うようになるかもしれません。

喧嘩、怒り、そして葛藤が頻繁に現れてしまうと、そこから最初のような輝きは取り戻せず、もう相手を愛していない、相手への愛はどこかへ消え去ってしまったのだと感じるかもしれません。

しかし、ここで大切なのは、偽りの自分が築き上げてきた今までの関係のすべては、自分自身が作りあげた偽りの愛であるという事実を理解することです。

人から好かれたいと思ったら、本当の自分でいることを忘れないでください。

自分の行動を客観視するのは容易ではありませんが、努力をし、本当の自分をさらけ出すのを恐れないでください。

運命の人は、私たちの本当の姿に恋に落ちるでしょう。

その人の前では本当の自分を出すのが怖い、難しいと感じる人とは、最初から距離を置きましょう。

本当の自分でいれば、素敵な人間関係が築けるようになるはずです。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


  • Bourbeau, L. (2014). Las cinco heridas que impiden ser uno mismo. Igarss 2014. https://doi.org/10.1007/s13398-014-0173-7.2
  • Nietzsche, F. (2000). La voluntad de poder. Biblioteca Edaf ; 129.
  • González de Canales, F. (2008). Experimentos con uno mismo. 1937-1959. RA Revista de Arquitectura.
  • Godet, P. M. (2007). Prospectiva Estratégica : problemas y métodos. Cuaderno Número 20. https://doi.org/10.1109/CSSE.2008.1307
  • Rogers, C. R. (1987). El camino del ser. Kairós psicología.
  • Iacoboni, M. (2009). Las Neuronas Espejo. Buenos Aires.

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。