多くの恋愛が終わってしまうのはなぜ？
人間関係は、私たちの人生のとても大切な一部。相手との関係を大切にして、幸せで健全な仲を保つことは必要不可欠です。しかし、そのような関係は終わってしまうことも多いものです。
中でも多くの人にとって、恋愛が最も難しいようです。それは、自分の全てを相手に委ねてしまうからです。
自分のもつ全てを相手に与え、そして時には与えすぎてしまうことで、結局空っぽになってしまうのです。
自分の愛情も、夢も、みんな相手に捧げている…それなのに、関係は壊れてしまいます。
恋人との関係に別れが訪れるのは、今回ご紹介する様々な理由が原因です。
ここに書いてあることは、もうあなたも知っていることでしょう。しかし、あなたが未だに犯してしまっているかもしれない間違いにも言及しようと思っています。
期待、夢、願望
これは、確実に最も一般的な別れの原因です。
初めのうちはすべてが新鮮です。あなたの心をとらえた相手のことをだんだん知るようになり、いろんなことを一緒にしたり、交友関係も全て知りたくなったりします。そして、自分の好きなことを知ってもらって、相手の好きなことも知りたい…
お互いのことを良く知るようになると、一緒に過ごし、自分の夢を分かち合っているような未来のことも想像し始めます。２人の子どものことを考えてみたり、どんな家に住もうかと考えてみたり。
相手のことで気にかかるようなことは？ 全くありません。
おもしろいですよね…相手はパーフェクトに見えるけど…でもそんなことは続きません。
やがて、相手のことでイライラするような何かがでてくるのです。
でもそれは、今に始まったことではありません。出会ったときからそうだったのに気が付かなかっただけなのです。
あなたは、相手が以前と変わってしまったと責めるかもしれません。しかし、変わってしまったのは相手ではありません。あなたの相手を見る目が変わったのです。
別れを引き起こさないためには、付き合い始めから盲目にならないようにすることが不可欠でしょう。
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相手のために努力できない
付き合いはじめによくやった、ちょっとしたサプライズを覚えていますか？ 相手を喜ばせようとしたり、あなたをもっと好きになってもらったりするためにどれだけ頑張ったかを覚えていますか？ 彼、彼女を自分のものにしてから、あなたは何をしているでしょうか。
付き合い始めのころは相手の心をとらえようと夢中になり、相手になんでも与えてしまうものです。しかし、自分の望むものを手に入れたら、あらゆる工夫や努力は放り出されてしまいます。
望んでいた相手が隣にいるようになると、すっかりリラックスしてしまって、この状態に慣れてしまうのです。しかし、あなたは相手を毎日惚れさせなければいけません。
そうでないと、単調でつまらない関係になってしまいます。
恋愛が終わるもう一つの理由はここにあります。退屈な関係、もしくは相手の心をとらえ、愛され続けるための努力の欠如です。
愛情は育まなければいけません。水やりを忘れると、しばらくは続いたとしても、やがて死んでしまうのです。
あなたが怠けていると関係は続きません。付き合い始めにたくさん与えていたのであれば、悲しい結末を迎えないよう、それを続けなければなりません。
毒になる関係
嫉妬に束縛、依存、そして相手を変えたい気持ちがあるならば、健全でない関係かもしれません。
それはもはや愛ではありません。むしろ、嘘をつき、相手を抑圧し、そしてコントロールする行為です。
こういった問題が出てくるのは、恋愛を勘違いしているからかもしれません。愛することは支配することだと思っていれば、嫉妬します。自分の所有物を失うのが怖いからです。
二人の関係に失望すると、相手が自分の思い通りになるようコントロールしはじめ、しかもそれがフェアなことなのだと考えるのです。
自分でも気が付かないうちに相手を変えようとしてしまいます。しかし忘れてはならないのは、あなたが恋に落ちたのは、自由でユニークな、偽りのない相手なのだということ。あなたの望み通りに振る舞う人を好きになったのではありません。
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ほとんどの恋愛関係は、あなたが相手といても幸せを感じられなくなることが理由で終わります。
相手を支配することなく愛することは可能です。愛は悲しいものではなく、美しいものであるべきなのです。
しかし、恋愛に関する先入観が付きまとうと、新しい関係を始めるたびに、期待や恐れ、支配欲が出てきます。
これらは恋愛を終わらせてしまう数ある原因の一部なので、次の関係を始めるまえに修正しておくべきものなのです。