完璧ではなく、/より人間らしく幸せになる

· 6月 30, 2016
幸せというのは瞬間の積み重ねです。強さも弱さも含めてありのままの自分を受け入れ、愛し、一瞬一瞬に感謝することが大切です。

自分が何者であるかを受け入れるために学んでゆくことは、生涯続く冒険のようなものです。自分自身、自分が持っている物、自分が達成したことで幸せを感じた時、心の落ち着きというものがいかに大切かを知るでしょう。

人生のほとんどを、自分ではないものになろうとして費やす人達がいます。しかもそれが全てではありません。自分自身を受け入れるどころか、自分を変えようと奮闘し、頭に描く理想を見つけるための長いレースで自分自身を疲れ果てさせてしまうのです。そうした人たちはほとんどの場合、決して現実を、本当の自分を受け入れません。

生涯にわたって完璧な肉体を維持する女性はあまり多くありません。モデルでさえそうです。また完璧な人生:夢の家、完璧な夫、完璧な子供・・・を作り出すことに取りつかれてしまう人もいるのです。

人生というのは完璧なものではありません。実際、「絶対的な完璧」というものは存在しないのです。人生は一瞬一瞬、あなたに最高の幸せを用意してくれる瞬間、の積み重ねです。自分自身を受け入れることは、そこにたどり着くまでに踏まなければいけない第一歩なのです。

今回の記事は、そのことについて、よく考えてみることをお勧めするものです。

完璧じゃない、でも幸せ

2-spread-wings

 真の美しさを知っている人達は、「不完全さ」が時に一番の魅力になると言います。どうしてと思うなら、答えは簡単です。小さな不完全さによって人はユニークに、他者とは違ったものになり、そしてそれはその人の魅力の一部となるのです。

あなたがあなた自身、欠点や美しさを全て受け入れた時、心の落ち着きを感じるでしょう。同時に、あなたの周りの世界とそこに存在する人々と均衡のとれた状態になるでしょう。

  • 自分を受け入れない人は、不安感を大きくしていきます。
  • 不安感は不満を生みだします。自分に不満のある人はフラストレーションを感じるか、ネガティブな感情、嫉妬、恐れを持ち始めます。
  • 完璧な肉体を持つことは、誰も幸せにしません。実際、厳格な食事制限を行い、毎日運動を欠かさず、整形すら行う人達は、それでもまだ自分を受け入れないのです。
  • 「完璧さ」を求めることは、子供時代から根付かせられたものだということも記しておくべきでしょう。極端に厳しい親を持つと不安感を育てる結果となり、完璧であることが成功への唯一の道であると信じるまでになってしまいます。

全ての人が、人生の中でありのままの自分を受け入れられる瞬間にたどり着くことが重要なのです。これはあなたが最終的に成熟する、10代後半か20代初めごろが望ましいでしょう。

そういった視点から見ると、あなたは人生の壮大な旅をしていると言えるでしょう。

自覚を持ち、情緒的に成熟した人々だけが誠実さと共に前へ進むことができ、人生が与えてくれるもの全てに対して心を開くことが出来るのです。なぜなら彼らは同時に人生自体に与えるものを多く持っているからです。

自分を受け入れるためには?

3-hands-to-heart

現代社会に生きる私達は、ことあるごとに評価を下され、また他人に対しても評価を下しがちです。良い成績をとることが学歴に繋がり、それが将来の仕事、収入にも影響してくる、といった社会であれば、あらゆるところで評価が成されるのは仕方のないことなのかもしれません。

しかし良い評価を求めるあまり心が疲弊し、幸せを感じることが出来なくなっては本末転倒です。自分を受容するためにまずできることは、自分を評価することをやめてみることです。

例えば優柔不断な自分が嫌いなら、迷っているからダメだ、などと評価を下さず、ただ「自分は今、迷っているなあ」と事実として受け止めてみる。自分の感情を紙に書いて眺めてみるのもいいかもしれません。同時に他者に対しても「あいつは○○だからダメだ」「あの人は○○だから良い」といった評価をするのをやめてみてはどうでしょうか。

 

日々人間らしく、周りの物事に受容的になる

4-thoughtful

 「人間らしくなる」とはどういうことでしょうか?私達が人間であることは明白です。赤ん坊として生まれ、成長し、周囲の物事から学んでいきます。しかしもし私達を人間らしく、そして他の動物と違ったものにしている側面があるとすれば、それは感情、愛を体験する能力でしょう。

  • 人間らしくなるとは、毎日の生活の事実により敏感になることです。
  • 自分の声を聞き、自分の要求を理解し、どうやって他者との絆を強め、共感を示すかを直感的に知ることができることです。
  • 私達は皆人間ですが、真に心を動かす知性、他者への敬意の念を持ち、誠実さを持って対話し、周りの人がみな勝者となり、敗者のいない肯定的な環境を作り出すのは一部の人だけです。
  • 周りの物事と繋がりを持つというこの重要なステージにたどり着くために、まず自分を受け入れなければいけないのです。
  • 受容とは自分の肉体や身体的外見に満足することだけを意味するのではありません。自分の過去――成功だけでなく、失敗も認めることです。
  • 失敗から学ぶと同時に、失敗を受け入れることも重要です。これは過去と現在という人生のそれぞれの側面を受容することをどうやって学ぶかということです。

幸せであることと失敗することは、互いに相容れないものではありません。また、完璧な人生を送っているように見える人が皆幸せであると思わないで下さい。幸せとは何よりもまず、内側から生じる瞬間の積み重ねなのです。

周囲の人々の幸せのために努力すると同時に、ありのままの自分を誇りに思い、しかし謙虚で、他者に敬意を示す人だけが、この世界を日々より良い場所にすることができるのです。そういうわけで、より人間らしく、より完璧ではなく、そしてより幸せであることを忘れないで下さい。