白斑とは?白斑の原因と治療について知りましょう

· 11月 15, 2017
白斑とは一体何でしょうか? 白斑は良性の病気だと考えられていますが、白斑があることで社会的、心理的な問題を抱えてしまう人もいます。

白斑とは、肌に正常ではない色素沈着が起こる慢性的な病気です。様々な大きさの白いシミのような部分が肌に現れます。肌の暗い部分や摩擦を受ける部分に現れることが多いでしょう。白斑が現れやすい場所として、顔、脇の下、唇、性器、手などが挙げられます。

人口の約1〜2%の人が白斑を抱えています。一般的に20〜30歳の人、もしくは50歳以上の人に現れることが多いようですが、必ずしもそうとは言えません。また、男性よりも女性に現れることが多いようです。

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白斑とは?白斑の起源

白斑の原因についてはこれまで無視されてきました。専門家は自己免疫疾患であるかもしれないと考えていますが、これを立証するには十分な証拠がありません。さらに、遺伝的要素に関連している可能性があります。白斑が現れている5人に1人は家族にも白斑の人がいるのです。

最も受け入れられている仮説は、メラニン形成細胞が自動破壊の過程を作り出してしまい色素沈着の損失が起こるという説です。その他には、日焼けや精神的なストレスなどの要素も関連しているとされています。

色素沈着の損失の程度は患者によって様々です。時には、急激に白斑が広がり、突然止まることがありますが、その理由はわかっていません。多くのケースでは、臨床的評価がみられます。つまり、白斑の活動的な期間と安定期は交互になるのです。

白斑の症状

白斑の主な症状は、肌に白い部分ができてしまうことです。主に日光にさらされることが多い部分にできることが多いでしょう。前述した様に、粘膜や摩擦が起こる部分にも現れることがあります。

白斑

時間が経つにつれて、白い部分は増えていきます。しかし、これは予想不可能なことで、次にどうなるかは人によって異なります。もちろん、元々の肌の色が暗めの人の方が目立ちやすいでしょう。白く明るい肌の人は、肌が赤くなった時、発疹ができた時にのみ白斑がわかるでしょう。

頭皮には白斑ができないと思われがちですが、早期加齢的に白髪になってしまうことがよくあります。いずれにせよ、この病気は体に深刻なダメージをもたらすわけではありませんので、良性のものと分類されています。主な問題は、見た目の美容的問題と、心理的問題です。

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白斑の種類

白斑には2種類あります。非断片化であるタイプAと断片化のタイプBです。タイプAが最も多く、遺伝的要素が主であるとされています。その変色過程からさらに細かく4つのタイプに分けることができます。

顔に白斑のある人

 

  • 部分的。白斑のシミはほとんどなく、一部に集中しています。
  • 手、そして耳や口など顔の開口部に現れます。
  • 足や手に脱色素が現れます。
  • 全身性。白斑のシミはランダムに現れ、体のほとんどを覆ってしまいます。これが白斑で最もよくある状態です。

タイプBはタイプA程一般的ではありません。タイプBは比較的若年層や子供にみられます。白い斑点の急激な成長から始まるのですが、一年程すると落ちつくでしょう。

白斑の診断と予後

診断を受けるには専門の医師に相談し、医療機関で検査を行いましょう。肌のシミが白斑に関連するものなのかを細かく調べてもらうこととなります。同時に、患者の一般的な状態や家族歴なども聞かれるでしょう。

白斑かどうか疑わしい場合や他の病気からきた症状である時は、以下の様な追加の検査が行われるでしょう。

現在、研究者たちは白斑というテーマについて調査しています。彼らは基本的に3つの分野にフォーカスしています。最初の分野は、白斑によって引き起こされるストレスやトラウマの発生率に関してです。2つ目は白斑における遺伝の影響です。そして最後に、新しい治療を開発するためラットを使った実験を開発しているところなのです。