悲しみや鬱症状を自然に克服する8つの方法

悲しみで辛い日々を過ごしている方は、たとえ運動が苦手でも、一日に一時間運動する時間を設けてください。運動することで体内がセラトニンを生成し、悲しみや鬱状態から抜け出すことができます。
悲しみや鬱症状を自然に克服する8つの方法

最後の更新: 02 12月, 2018

悲しみ、憂鬱さ、そうしたものに支配され、薬の力なしではそこから抜け出すことができなくなることがあります。

それでも、副作用や依存症状が指摘される薬の使用をできる限り避けたいと考えている人がほとんどでしょう。

本記事では、自然な健康習慣を身につけて、生きる喜びや希望を取り戻す、気分や精神状態を改善する8つの方法をご紹介します。

鬱症状に効果のある食品

抗鬱成分が含まれる食品があるのをご存知ですか?

脂肪酸、ビタミン、ミネラルなどの栄養素には、神経系システムを自然に正常化する働きがあります。

特定の栄養素が欠乏することで、悲しみや鬱状態を引き起こすことが明らかになっていますが、逆に、これらの栄養素が含まれる食品を意識して積極的に摂取することで、症状の改善が期待できます。

  • 緑の葉野菜
  • オートミール
  • 豆類:ひよこ豆と黒豆
  • ナッツ類:くるみ、アーモンド、松の実
  • ヒマワリの種とフラックスシード
  • アボカド
  • ミカン
  • イワシ

2.運動

運動には、健康維持、体質改善、そして筋肉の増強などの効果がありますが、それ以外にも気分を向上させる効果があるます。

座りっぱなしの生活を送っている人には運動は特におすすめです。

中強度の運動をすると、体内では幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌され、気分を向上させながら健康を促進します

3.自然の中で過ごす時間

都会に暮らしていると、ついつい自然から隔離されてしまいがちですが、私たち人間の体は自然との関わり合いでバランスを保っています。

土や海の水との触れ合い、日光浴、雨のニオイ、森や山の自然な色合いなど。

自然は、都会で生きる人々の心に、平穏と調和を与えます。

週末には街を離れて自然の中で過ごしませんか?

自然の中で過ごす時間は、特に鬱病と闘っている人には必要な時間です。自然の中で過ごす週末が私達に活力を与え、月曜日からまた頑張ろうという気持ちになります。

4.クロモセラピー

クロモセラピーと呼ばれる色彩心理学を耳にしたことはありますか?

色には特徴があり、身につける色や、自分の周りの色が私達の体に様々な影響を与えるという考え方です。

色を選ぶ時、無意識に自分の気分に影響を受けています。黒、グレイ、茶色などの濃いトーンを避け、これからご紹介するの色を選びましょう:

  • 緑:自然の中で過ごすのと同様の効果を発揮するバランスを保つ色
  • 紫:スピリチュアルで瞑想時にぴったりのリラックス効果のある色
  • 青:リラックス効果のある色で、ストレスによる鬱状態に限定して効果のある色
  • オレンジ:エネルギーに溢れる色で、幸福感や活力を向上させながら創造性を刺激する色
  • 赤:エネルギーと情熱の色だが、使いすぎると怒りの感情を引き起こす色

5.抗うつ効果のあるアロマ

ニオイは人間の神経システムに影響を与えます。

エッセンシャルオイルを使ったアロマセラピーを取り入れて、ご家庭の芳香剤として、またはアロマディフューザーで薄めて取りいれてください。

  • シトラス
  • モミ
  • バジル
  • サイプレス(イトスギ)
  • マジョラム
  • サンダルウッド
  • ローズマリー

6. バッチフラワーレメディー

バッチフラワーレメディーは、植物の持つ性質をエッセンスという形態で身体に取り込むことにより、気分の改善を図ることができるという心や感情のバランスを取り戻すための自然療法です。

  • ワイルドオーツ:人生の意味や目的がわからなくなったときに
  • マスタード:特別な理由がない鬱状態に
  • ゲンチアナ:外的要因や出来事による鬱状態に
  • スイートチェスナット:泣き出したら止まらない傾向のある感情的な落ち込みや苦しみに
  • オーニソガラム:痛みを伴う出来事や経験の後に
  • ハリエニシダ:希望を失った時や悲観的な気持ちに支配されているときに

7.上を向いて過ごす

目の動きが神経システムに影響を与えるのをご存知ですか?

常に下を向いていると自然と気持ちも下がり鬱状態になります。逆に常に前や上を向いてすごしていると最高の気持ちになり、健康的でいられます。

いつもよりも上を向く時間を増やし、視界と自分の気持ちの両方を改善してください。

8.感謝の心を持つ

悲しみや憂鬱を克服するために一番おすすめなのは、周りのすべての人々に対して感謝の気持ちを表現することです。自分が受ける感謝以上の感謝の心を周りに与えましょう。

毎日少しずつ、より良い人間になることを目指し、自分自身に対してもポジティブでいられることが大切です。


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