チャクラとは?何に役立つの?

5月 10, 2018
チャクラとは私たちの身体にあるエネルギーポイントで、そのバランスがとれていると、生命のエネルギーを強化してくれます。同時に、身体的にも精神的にもより健康にしてくれます。

近年、世界中で東洋医学のセラピーの人気が高まっています。その効果と安全性についての科学的な証拠は限られていますが、試した人の体験談が多くの人の興味を掻き立てています。今回は、このチャクラとその効果についてお話ししましょう。

インターネットで少し調べてみると、チャクラがヒンドゥー教に原点を置き、私たちの体に存在している、計り知れないエネルギーの中心点を意味することが分ります。そしてチャクラは、脊髄の基底部から頭頂までをつないだ線の上に位置します。ヒンドゥー教によると全部で7つ存在し、一つ一つが私たちの生命と健康の特定の側面に関係したエネルギー振動を放っています。これについて、もっと詳しく見ていきましょう。

チャクラとは?どう機能するの?

チャクラの図

チャクラという言葉はサンスクリット語(紀元前15世紀から10世紀のインドのバラモン教の聖典などで使われた言語)で、「円」や「円盤」を意味します。ヒンドゥー教によると、チャクラとは人間の身体の異なる場所に位置する7つのエネルギーポイントです。エネルギーの流れを調節する「栓」のように機能します。位置によって振動の強さや速さが変わってきます。

インドでは、吸った息は「プラーナ(気息)」と呼ばれ、エネルギーポイントに力を与えながら体中を巡ると信じられています。チャクラは、身体のさまざまな部分の機能を最大限に引き出すために、プラーナを受けて蓄え、分配します。

そのため、「気」の医学では昔から一つの療法として使われてきました。特定の病気や健康の問題への対策として有効であると考えられているためです。

ただし、最近の「Global Advances in Health and Medicine」の研究を始めとして、このテーマに関する研究がおこなわれてはいますが、病気の治療に効果的であると決定づける科学的な証拠はまだありません。

この研究によると、チャクラは私たちの内分泌系と関係しています。更に前述したように、7つのエネルギー点が存在し、それらは主に脊椎上に存在しています。

チャクラの7つの生命エネルギー点

  1. ムーラダーナ(ルートチャクラ)。副腎と関連付けられています。
  2. スヴァディスターナ(セイクラルチャクラ)。女性の卵巣、男性の睾丸と関連付けられています。
  3. マニプーラ(ソーラープレクサスチャクラ)。膵臓と関連付けられています。
  4. アナハータ(ハートチャクラ)。胸腺と関連付けられています。
  5. ヴィシュッダ(スロートチャクラ)。甲状腺と関連付けられています。
  6. アージュニャ(ブラウチャクラ、眉毛の間に位置)。下垂体と関連付けられています。
  7. サハスラーラ(クラウンチャクラ)。松果体と関連付けられています。

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チャクラはエネルギーの渦であり、チャクラが正常な時には、私たちにエネルギーについての情報を供給してくれます。この情報をもとに、体はシステム全体のエネルギーを構成し、これが私たちの健康に影響します。しかし、チャクラで作られる微細なエネルギーを通したこのようなセラピーが、本当に病気に対して効果があるのかどうかについては、更なる研究が必要です。

チャクラはどんな感情と関係があるの?

科学的証拠は不十分ながら、代替医療の世界では、上記の臓器の問題への対処法として人気を保ち続けています。更に、ヒンドゥー教や仏教の書物によると、私たちの感情とも関係しているとされます。

1.ムーラダーラ(ルートチャクラ)

ムーラダーラの図

  • 肛門と性器の間に位置
  • 色は赤。
  • 元素は地。
  • 恐れによって滞ります。そのため恐れを解き放つために、その恐れをはっきり自覚しなければなりません。

2.スヴァディスターナ(セイクラルチャクラ)

  • 仙骨に位置。
  • 関連付けられる色はオレンジ。
  • 元素は水。
  • 罪の意識によって滞ります。罪の意識から自由になるために、許すことを知らなければなりません。

3.マニプーラ(ソーラープレクサスチャクラ)

マーニプーラの図

  • おへそより指2本分上に位置。
  • 色は黄色。
  • 元素は火。
  • 羞恥心によって滞ります。

4.アナハータ(ハートチャクラ)

  • 胸の中央に位置。
  • 色は緑。
  • 元素は風。
  • 痛みによって滞ります。
  • 心の感情と関係しています。

5.ヴィシュッダ(スロートチャクラ)

ヴィシュッダ

  • 喉に位置。
  • 色は青。
  • 元素はエーテル。
  • コミュニケーションと関係しています。

6.アージュニャ(ブラウチャクラ)

  • 目と目の間に位置します。
  • 色は紫です。
  • 直感と味覚に関係しています。
  • 幻想によって滞ります。

7.サハスラーラ(クラウンチャクラ)

  • 頭頂に位置。
  • 色は紫または藍です。
  • 世俗的な関係によって滞ります。

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最後に

チャクラは、健康のために東洋医学が提供してくれるもう一つのツールです。しかしデータの不足を考えると、一つのヒーリング的療法として捉えることが大切で、病気のメインの治療法として捉えるべきではありません。

チャクラの効果と実践方法に関しては、専門家の指導を受けるのが一番良いでしょう。ヨガ、クウォーツ風呂、呼吸法といった別の健康法と組み合わせて行われることが良くあります。

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