視界がぼやける理由
視界がぼやける理由
視界がぼやける原因となる病気をいくつか下に挙げましたので、当てはまるものがないか確認してみましょう。
近視性乱視
近視性乱視は遠くのものが見えないという近視の症状に加えて、乱視の症状も加わり、物が二重に見えてしまいます。悪化すると近くの物も見えづらくなり、それによって頭痛や肩こり、眼精疲労の症状が起こることもあります。
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白内障
白内障は60歳以上の人に多い目の病気で、症状としては、角膜混濁、視界がぼやける、光に過敏になる、光の輪、物が二重に見えるなどが挙げられます。
糖尿病
血糖値のバランスが悪いことが原因で視界がぼやけることもあります。糖尿病を抱えている場合は、この症状を見逃してはいけません。早期からしっかりとケアしなければ、より深刻な問題、最悪の場合は失明へと繋がることも考えられます。
バセドー病
体重の減少、食欲の増加、心拍が早くなる、高血圧、体の震え、そして視界がぼやけることが甲状腺の病気の主な症状です。
多発性硬化症
この神経変性疾患は、神経を包む組織(ミエリン鞘)が破壊され脳、脊髄、視神経などに病変が起こります。日本では特定疾患に認定されている指定難病です。多発性硬化症の25%に初期症状として球後性視神経炎がみられ、視力の低下、視野の異常、中心暗点などのトラブルを引き起こします。
低血糖症
血糖値が急激に下がると、物が二重に見える等の視力トラブルの他にも、混乱、けいれん、集中力の低下、不安感、動悸、震えなどを引き起こします。
偏頭痛
筋肉や神経のトラブルによりひどい頭痛がすると、視界がぼやけることがあります。その他、吐き気、目の痛み、嘔吐、光に過敏になるなどの症状が見られます。
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高血圧と緑内障
高血圧や眼圧(緑内障)を抱えている場合、目が見えにくくなる症状が現れます。さらに、高血圧や緑内障は立ちくらみ、視力の低下、失明、頻脈などの症状を引き起こします。
視界がぼやけるのを防ぐ方法
視界がぼやけたり物が見にくいといった症状が続くようなら、すぐに眼科医の診察を受けましょう 。突発的に起こった場合は、以下のアドバイスにしたがってください。
ストレスを軽減する
ストレスが軽減されると血圧が下がり、緊張感が和らぎます。緊張感は目にとって一番良くありません。緊張感をよく感じる人は、日頃から怒りや不安感を沈めるよう努めましょう。
目をリラックスさせる
パソコンを長時間使っている人は、目の疲れやかすみを感じているのではないでしょうか。1分間でも構いません。座ったままで少し目を閉じてみましょう。また、立ち上がって人差し指を立てて顔の前に置き、ゆっくりと顔から遠ざけてみましょう。その後、同じように今度は右、左と指を動かします。顔は動かさず目だけで指を追います。
他にも次に挙げる目のエクササイズをしてみてください。まず何か物体を選び、それに焦点を当てじっと見つめます。その後その物体から目を逸らし、周りにある別の物を見ます。私たちは日々刺激を受けすぎているため、一つのものに焦点を当てるのに慣れていないことが視界がぼやける原因として挙げられます。
食生活に気をつける
目を含め、体の水分を保つには水を飲むことが一番良いです。なぜなら、水を飲むと体内から毒素を排出されるからです。毒素が体内に蓄積されると、目に直接関係する臓器、肝臓を害する恐れがあります。
玄米と一緒に蒸した野菜や軽く火を通した野菜を食べるようにしてください。(特に、ブロッコリー、ほうれん草がお勧めです)。肉、乳製品は取りすぎに気をつけてください。
また、柑橘系のフルーツ、ニンジン、パパイヤ、ブロッコリーを食べてビタミンA、ビタミンCの摂取を増やしましょう。
健康的な生活習慣を維持する
パソコンの文字の大きさを大きく設定しましょう。そうすれば目を画面に近づけすぎる必要がありません。また、暗い所で読むのは止めましょう(電球よりも自然光の方が目には優しいです)。TVを見る時は、少なくとも1メートルは離れましょう。日差しの強い日に外出する時はサングラスをかけましょう。
また、郊外や浜辺など自然が溢れる所で時間を過ごすことも大切です。たくさんの色や物、ネオンの光や明るすぎる光から離ることで、目を休ませてください。
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