女性の自慰行為の健康効果8
女性の多くは自慰行為について語るのを控えがちです。
これは情報が不足しているだけでなく、それがタブー視されていることも原因の一つです。
残念なことに、性と体に関する女性の知識は制限されており、女性のマスターベーションは不適切だという 間違った情報や信念がいまだに浸透しています。
これらが、女性が自慰行為を楽しむことができなくなる障壁となっていますが、健康改善・促進効果という点からも、性学者や心理学者はマスターベーションを推奨しています、
本記事では、女性が恥ずかしさを感じることなく自慰行為を楽しむのに役立つ、8つの興味深い事実をご紹介します。
1.気分の改善
女性の自慰行為には、気分を改善する効果があります。マスターベーションにより、精神状態が安定してリラックスするだけでなく、ストレス解消効果もあると言われています。
2.感染症や炎症の予防効果
自慰行為によって得られるオーガズムと呼ばれる絶頂感により、膣や尿路の炎症や感染症を予防する効果があると認められています。
膣内に生息している細菌を子宮頸部が体外に排出することで、感染症を予防し、免疫システムの抗体の生成を促進することで、感染症の原因となる病原体を撃退する効果もあります。
3.安眠効果
睡眠に良い効果をもたらします
これは、心身のリラックス効果を促進して快眠を与えるホルモンが分泌されるからだと言われています。
4.月経痛の緩和
マスターベーションは魔法のような万能の治療方法ではありませんが、月経の症状を抑えて痛みを緩和する効果があります。
クリトリスや膣を刺激することによって得られる性的な刺激には天然の鎮痛作用があり、月経時の腹部の痛みを緩和する効果があります。
またホルモンの生成を促進することで、炎症や筋肉の緊張を抑えます。
5.性行為の上達
自慰行為をする女性はマスターベーションにより自分の体を理解しているため、より良い性生活を送る傾向があります。
つまり、行為中は自分が敏感な場所を探すため、パートナーとの行為中にもその位置を自覚して、より満足いくものとなるようにする傾向があります。
さらに想像力を働かせることで、マスターベーション中に性的欲求を高めながら、実際の性行為では新しい動きなどを試すなどの意欲を高めます。
6. 簡単にオーガズムに達する
なかなかオーガズムに達しない人や性行為の最中に様々な問題が生じる人は、マスターベーションによって自分の体の敏感な場所を探し出すことができます。
女性のマスターベーションは楽しく、骨盤底筋を働かせながら絶頂感により近づくことができる行為です。
クリトリスには8,000以上の神経終末があるため、そこを刺激することでこれまで感じたことのない未知の感覚や喜びを得られるでしょう。
一般的には何かが膣内に入ることで女性はオーガズムを感じると考えられていますが、実は女性のオーガズムは、クリトリスへの刺激がその引き金となります。
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7. 無オルガスム症や膣痙攣の予防
性生活に影響を及ぼす無オルガスム症および膣痙攣は、女性が婦人科を訪れる一般的な理由の一つですが、無オルガスム症および膣痙攣を避けるのにマスターベーションが役立ちます。
さらに、性交中にオーガスムと呼ばれる絶頂に達しない人の治療やセラピーとして、マスターベーションは推奨されています。膣筋の収縮、特に膣痙攣などの優れた治療法です。
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8.カロリーの消費を促進
健康的にカロリーを消費したい時にも自慰行為はお勧めです。
費やす時間や刺激を与える強度にもよりますが、約170カロリー消費すると言われています。
本記事でご紹介したマスターベーションの効能をぜひお楽しみください。
女性は自分が好きな時に自分の体を楽しむ権利があります。先入観や恥ずかしいという気持ちは忘れて、自分の時間として行為を楽しむことで、健康維持に高い効果を発揮します。
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