不眠症に効くハーブティー
ぐっすりと眠れない日を経験したことはありますか?
不眠症とは、日々の個人的な事情や仕事などが影響して起こる睡眠トラブルです。
不眠症の原因となるものはたくさんあり、日本臨床内科医会によると、不眠症の原因は、大きく分けると、「生理的要因」「心理的な要因」「薬理学的な要因」「身体的な要因」そして「精神医学的な要因」に分けられると言われています。
そしてその中でも主要因、副要因に分けて考えることができます。
不眠症が副要因の場合、通常、体の病気や絶望感、不安感、ストレスなどの感情が原因となっていることが考えられます。
また、関節炎、頭痛、喘息、甲状腺疾患、更年期、そして胃痛などが不眠症を引き起こすケースもあります。
不眠症が主要因である場合は、他の症状を併発しない場合が多いようです。
上記のような状態のいずれかに思い当たる節がある方は、現在起こっている症状の治療を優先することで、不眠症を改善する効果があります。
また医師に相談の上、本記事でご紹介する体と心を落ち着かせる作用のあるハーブティーをお試しください。
セイヨウカノコソウ
セイヨウカノコソウは、歴史を通して古くから不眠に良いとされており、神経や筋肉を休めてくれる効果があります。
また、ストレス、絶望感、体の震え、胃もたれ、生理痛などを和らげてくれます。
カモミール
睡眠パターンを正常化し、不眠を改善するなら、カモミールを使うのも良いでしょう。
抗炎症作用もあり、髪色を明るくする作用や、ハーブティーでうがいをすれば喉の痛みを和らげることもできます。
外用として使えば、引っ掻き傷などにも効きます。
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ライムブロッサム
ライムブロッサムは不眠に良いだけでなく、神経や筋肉を落ち着かせ、痛みや胃もたれを和らげる効果があります。
関節炎や呼吸系を癒し、頭、胃、首、頸部の痛みに効きます。
ライムブロッサムはまた、虫刺されや日焼け、スキンケアにも良いとされています。
レモンバーム
レモンバームは神経バランスを整え、ストレス、不眠、動悸、筋痙攣に良いとされています。
また、消化系の機能を整える働きをします。
こちらの記事もお見逃しなく:神経を落ち着かせる5つのコツ
ホップ
ホップは、不眠やストレスを抱えている方のお勧めです。また、消化系の機能を改善したい方にも良いでしょう。
さらにホップは偏頭痛、倦怠感に効くばかりでなく、催淫効果もあるとされています。
外用なら、傷の殺菌消毒として使えます。
パッションフラワー
パッションフラワーには、睡眠を促し、体をリラックスさせる効果があります。
また、不安感、離脱症状、めまい、血管の炎症といった状態を助けてくれます。
ミント
ミントには神経系を正常に保ち、睡眠を促す作用があります。
また、胃のトラブルを予防し、胃炎や筋痙攣に良いとされています。
良い睡眠のためのアドバイス
- 夜遅くまでテレビを見ない
- 夕食は軽めにとり、満腹の状態で寝ない
- 睡眠スケジュールを大切にする
- 寝る前にシャワーに入る
- 携帯電話やパソコンをベッドに持ち込まない
- シーツや毛布を清潔に保つ
- ベッドのマットレスは固すぎず、また柔らかすぎないものを選ぶ
引用サイト:日本臨床内科医会「わかりやすい病気のはなしシリーズ不眠症」
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