許すべきでないパートナーからの言葉の暴力の6つの形態
暴力とは身体的なものだけではありません。言葉や態度も暴力になりえます。言葉による虐待や侮辱も他の人を傷つけ、幸せを損なうことがあります。
そのため、誰からも、特にパートナーからの許すべきでない言葉の暴力について、本日は焦点を当てていきます。言葉の暴力を認識し、終わりにさせることが重要です。
言葉の暴力とは?
「暴力」や「虐待」という言葉を聞くと、殴ったり叩いたりということを思い浮かべがちです。しかし、触れることなく人を傷つける方法は他にもあるのです。
言葉を通してです。
侮辱し怒鳴ることは、言葉の暴力の最も一般的な形態の一つです。
体に傷を残さないので、言葉による虐待または感情的な虐待については、それほど深刻には考えられていません。しかし、魂、精神、そして自尊心に永続的なダメージを与える可能性があるのです。
言葉の暴力は、身体的暴力よりもさらに辛いことがあり、日常的にそれを我慢している人にとっては、破滅的な結果をもたらします。うつ病、不安、恐怖、パニック発作、自尊心の欠如などがその一例です。
この暴力をふるわれると、家族や友人から疎遠になって孤立したり、自尊心を失ってしまう可能性があります。
言葉の暴力をふるう人は、その後身体的な暴力に移るわけではありません。必要ではないのです。彼らには、不安定で怖え、自分にすがってきて何でもしてくれる誰かが既にそばにいるからです。
ある時点で、傷ついた人は「目を覚まし」、自分の経験してきたことに気付きます。手遅れになる前に逃げるべきです。
言葉の暴力の種類とは?
実際には触れずに人を傷つけるには、いくつかの方法があります。身体的ではない暴力は、特定する方法がわかっていないだけで、多くの人が思っている以上に一般的です。
彼が怒鳴ったのは、「イライラしていたから」「仕事で大変な1日だったから」と自分に言い聞かせるかもしれません。そして彼が謝罪し、薔薇をくれたなら、全てが過去の出来事となるのです。
しかし、実際にはこれは暴力の形態の1つです。この攻撃的な態度を許してしまったら、あなた自身をより傷つけることになってしまいます。
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有害で攻撃的な言葉を日常的に受けていると、自尊心が損なわれてしまいます。あなたにもたらされているダメージに気付いていないのです。残念なことに、このような暴力の後に再び自分自身を信じられるようになるのは、とても難しいことです。
最も一般的な言葉の暴力の形態には以下のようなものがあります。
1.侮辱
侮辱とは、その言葉を浴びせられた人が、何かをすることができないと考えてしまうようになる言葉です。
よく使われる言葉としては…
- 「女だからお金のことは何も知らない」
- 「料理と掃除だけしていればいい」
- 「妻なんだから、飯を作れ」
- 「やり方が間違っている」
- 「役立たず」
これはほんのいくつかの例です。
侮辱はまた、嘲笑の形で現れることもあります。服の着方や、こちらの発言、そして夢についてからかうなどが一例です。
2.告発と非難
家で起きる悪いことは全てあなたのせい、という非難です。疲れていても、お腹が空いても、仕事で上手くいかなくても、お金がなくても、何か壊れても、子供ができなくても…。あなたが間違いを起こす、起こさないに関係なく、何にしてもあなたを非難するでしょう。
3.批判
常に悪いことをしているような気持ちにさせるので、最初に述べた「侮辱」という形に似ています。この場合、好きなものをけなされたり、元カノ/元彼や母親と比べられたり、欠点を指摘されたりと、あなたの全てが批判されます。
有害な批判と建設的な批判の違いを学びましょう。有害な批判では、こちらの気分を悪くさせて、改善しないようにする傷つける声のトーンと言葉が使われます。一方で、建設的な批判は、愛とサポートによって行われます。
4.脅迫
身体的暴力に先駆けて行われる典型的な言葉の暴力です。この暴力を行う人が、あなたに依存しており攻撃的であるということ示しています。
- 「別れるなら、死ぬ」
- 「別れても、子供は渡さない」
- 「誰かに言ったら、お金は渡さない」など
感情的にあなたを操り、あなたが行動することを阻みます。どんな風に扱われようとも彼の側にいることになります。
5.命令
存在する言葉の暴力の中で最も相手を傷つける形態の1つが、奴隷のように扱うことです。寝室を含め、どこでも起こり得ます。
与えられた命令の種類、そして特にその命令への応じ方に気を付けましょう。「水を持ってきて」と「水を持ってこい、そのためにいるんだから」とではまったく異なります。
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6.意見を遮る
この場合は、思っていることや感じていることを言わせてもらえません。または、思っていることを言えたとしてもあなたの意見が否定されます。
よく使われる言葉としては…
- 「何を話しているかわかってない」
- 「これにコメントするとは何様だ?」
- 「いつからこのことについての専門家になったの?」
- 「だまれ、お前の意見は聞いていない」
これらのどれかが当てはまるようでしたら、助けを求めて、関係を終わらせましょう。あなたにはあなたにふさわしいもっと素敵な人がいるはずです。
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- VV.AA. (2004). El abuso verbal dentro de la violencia domestica. https://www.scielo.sa.cr/scielo.php?script=sci_arttext&pid=S1409-00152004000100005