自分の尊厳を守るために

6月 5, 2017
どのような人間関係でも相手の尊厳を守り尊重する必要があります。恋愛関係や職場関係など様々な人間関係において、近所の人に敬意を払って接するかのように全ての人との良い関係を保ちましょう。

尊厳とは、個人的で感情的な他者との境界線で、様々な人間関係において私たちを守る心理的な盾となります。

この境界線をどこに引くかによって、私たちの社会的な人間関係や親密な関係を健康的にそしてバランスを保って維持することができます。

親しい関係においてお互いの尊厳を維持することが大切で、これにはやり直しや譲歩という選択はありません。

つまり人間関係において、相手からの要求や命令を受け入れ続けることで、尊厳という素晴らしく価値のある境界線が崩れていきます。

自分の人生の中で個人の尊厳がどれだけ大切かについて深く考えたことはありますか?

一度立ち止まって自分の周りの人間関係を振り返ってください。

私たちは日常生活において、自分自身の尊厳について深く考える機会はなかなかありません。

また誰かを愛するとき、相手からの見返りを期待せず自分の持つ全てを相手に与えようと考えがちですが、この時に、相手に見返りを求めないことと、自分の生活や人生を相手に支配されていることの違いの見分けがなかなかつきません。

この違いをしっかりと理解して自分の尊厳を保つことが大切です。

本記事で詳しくご説明します。

尊厳は自分に対する敬意

「私自身の中にある尊厳が『これは愛じゃない』と教えてくれるまで、あなたのことを愛していました。」

このように感じたり口にしたことがある方は愛情には時として制限があり、それが尊厳だと気づくでしょう。

 

尊厳と自尊心

人生を通じて私たちは自尊心を築き上げます。時間の経過とともに精神面が弱まり自己防御機能が正常に働かなくなることもあります。どのような状況で、私たちの自己防御機能が低下するのかをご紹介します:

  • 仕事上での権限が取り上げられた時
  • 人間関係や恋愛関係などの親密な関係が複雑化した時
  • 事故、トラウマになるような死、裏切りなどを経験する時

人生における多くの状況が、自尊心を低下させます。自分は価値のない人間だと感じたり、逆に自分はなんでもできる人間で、誰にも自分を止めることはできないと感じることもあります。

これは自分の居心地のいい場所に留まっている時にだけ起こる心理状態です。自分が快適に感じる状況から一歩を踏み出し、自制心を失った時、全てを失ってしまいます。

盲目的に恋愛関係に飛び込む

恋愛をする時には心を解き放ち、自分の気持ちの正直に従って進むことがあります。この恋は運命なのだと盲目的に信じて恋愛関係を始めることもあります。

このような恋愛も、自分の尊厳を失わなければもちろん問題はありません。

ただし、ある瞬間から相手に見返りを求めず自分の全てを与え、そこに境界線をひくことがなくなります。

さらに二人の関係を維持し、より幸せになるために必死に努力します。

ある日、心の奥深くに激しい空虚感を感じ、問題が一つ起こっているというよりも、全てが間違いだったと気づきます。

そして大切にしてきた関係の調和がとれないのは、二人の関係維持に使ってきたエネルギーや努力が一方通行で、相互的なものではなかったからだとわかります。

例えば、一人は美味しいステーキを食べているのに、もう一人は食事の残りのパンのクズだけを食べている、そうです、このパンのクズを食べている人が自分だと気づくのです。

人生の中で、勇気を持ちリスクをおかすことを恐れず行動する時には代償が伴います。

しかし私たちが皆持っている自尊心、尊厳、そして幸せになる権利、これらの権利の一つでも失っている時や脅かされている時こそ、決断の時です。

 

自分に力を与える考え方

精神的に辛い状況に置かれている時、自分の尊厳を保つためにこれからご紹介するフレーズを繰り返してください。

これらの言葉をを繰り返すことで自分の中の強さと勇気を奮い立たせます。

  • 幸せになる方法や人生を生きる方法を誰にも指図させない
  • 私のことを本当に愛してくれる人は私を支配しようとしたり私に隠れて行動しない
  • 素晴らしいパートナーは私の自尊心を強化してくれる相手であり、それを破壊する人ではない
  • 私を愛する人は毎日私のことを大切にしてくれる

誰かとともに生活することは、チームとしてどうしたら生活がうまくいくか考えてくれる相手です。自分のことだけを考えている人は相手への思いやりがない人で、一緒に生活するべきではありません。

  • 私は自分の考えを表現する権利がある
  • 「ノー」というのは自分勝手な行動ではなく、自分の尊厳を守る行動だ
  • 私には愛される権利がある

  • 真実の愛は自分を愛することから始まる。周りの状況や人々のせいで自分が価値のない人間だと感じるときは、何かがうまくいってない兆候なのですぐに行動を起こすべきだ
  • 自分は、自分の人生や生活への責任がとれる人間だ。自分自身の希望や願いを誰かに託したり依存したりはしない
  • 誰かに媚びたり何かを請うことはしない
  • 私は美しく、強く、そして勇気のある人間だ。そして他の人と同様、幸せになる権利がある
  • 自分の人生とその目標を達成するために努力をする
  • 愛する人を守るために最大の努力をすると同時に、私を愛する人に敬意を払う。そのため私を愛する人も私にふさわしい敬意を払うべきだ

個人の尊厳はもっと多くの人に認識されるべき重要な問題です。全ての人が毎日幸せに過ごす権利がありますし、そのことをしっかりと自覚するべきです。

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