テラスでガーデニングを楽しむためのヒント

テラスで植物を育てる準備をしてみませんか? ここでは、家庭菜園に役立つ、テラスガーデニングのヒントをご紹介します。
テラスでガーデニングを楽しむためのヒント

最後の更新: 02 9月, 2021

最近では、テラスでガーデニングを楽しむ人が増えています。

しかし、始めたばかりのときにやりがちな失敗がいくつかあります。ここでは、初心者が知っておくべき失敗を避ける方法をご紹介します。

ガーデニングを成功させ、自分で食べ物を育てる喜びを感じることができるようなヒントについて書きました。

ガーデニングは、「水をやる」「肥料をやる」「日当たりのよい場所に置く」というだけで成功すると思われています。しかし、これらの基本的なステップが必ずしもうまくいくとは限りません。そのためには、いくつかの要素を考慮する必要があります。

テラスでガーデニングを成功させるための10のポイント

鉢や土、種を買って、さっそく始めよう!と思うかもしれません。でも、ちょっと待ってみてください。まず、自分が育てたいもの、育てられるものを、利用可能なスペースとその特性を評価しながら考えてみましょう。

こちらもお読みください:狭いスペースでもガーデニングしたい!

1. 日当たり

テラスの向きに合わせて、日陰を好む植物と日向を好む植物を選ぶとよいでしょう。ニンニク、ブロッコリー、ズッキーニ、タマネギ、アーティチョーク、キュウリ、トマト、パセリ、豆類などの野菜は、1日5〜6時間の直射日光が必要です。

一方、チャード、セロリ、レタス、キャベツ、ホウレンソウ、ラディッシュなどは、あまり日光を必要としません。

日光を好む植物でも、最初の成長段階では、根が乾燥したり、最初の葉が焼けたりするのを防ぐために、他の大きな植物で覆う必要があります。

植物が上に向かって伸び、青々としていなかったり、下の方に葉がない場合は、日光が必要です。

2. 鉢

レタス、キャベツ、ホウレンソウなどの成長の早い植物には、6〜9インチの鉢が必要です。長方形の鉢の中に数個の鉢を入れ、10センチ間隔で並べるとよいでしょう。

トマト、ズッキーニ、ナス、キュウリなどの果菜類は、40〜45インチの深さの鉢に植えます。

鉢には水抜き穴があり、余分な水がしみ出るようになっていることを確認しましょう。そして、テラスの広さに合う鉢の数と大きさを決めます。

テラス ガーデニング
テラスに合った鉢を使いましょう。

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3. テラスガーデニング用の鉢底土

鉢の底には、適切な水はけを可能にする砂利や軽石を2、3センチほど敷きます。上には、ココナッツの繊維やもみ殻を40%、土や万能培養土を50%、ミミズグサや堆肥、肥料を10%配合した培養土を敷き詰めます。

また、可能であれば、表土の上にマルチング材を薄く敷き詰めます。こうすることで、より多くの栄養分を得ることができ、水がすぐに蒸発してしまうのを防ぐことができます。

4. 種

種の生産地は、品質、植物の大きさ、病気への耐性を決定します。地域に合ったもので有機的に栽培されたものを選びましょう。

初心者の方は、鉢に移植できる苗から始めるのがよいでしょう。自信がついてきたら種から始めましょう。

5.テラスガーデニングは風に注意

強い風が吹くと、植物や土の水分がすぐに乾燥してしまいます。このような場合、水やりの回数を増やす必要があります。海岸近くに住んでいる人は、潮風が葉を枯らす塩分を運んでくるので、植物を保護しなければなりません。

風の強いテラスでは、鉢の上に支柱を立てて、植物の茎を補強しましょう。また、風を防ぐプラスチック製の防風板を置いたり、鉢を壁に近づけたりして、植物を保護することもできます。

6. 種まき

直播きの植物種(エンドウ、ソラマメ、ホウレンソウ、カブ、ニンジン、カボチャ、メロン、スイカ、トウガラシ、ダイコン、キュウリ)は、生育する場所に播く必要があります。これは、根を変えてしまうと回復しないからです。

チリペッパー、セロリ、ナス、ブロッコリー、キャベツ、カリフラワー、タマネギ、トマトなど、成長が非常に遅い植物は移植できます。つまり、まず苗床に種をまき、その苗を最終的な鉢に移植することができるのです。

7. 水やり

テラスガーデニングのもう一つの重要なポイントは、水やりに関することです。植物に水をやる前に、爪楊枝を差し込んだり、鉢を軽く指で叩いたりして、土が乾いているかどうかを確認します。

土が乾いていれば、水やりのタイミングです。植物の根が腐らないように、頻繁に、でもあくまで軽く水をやることを忘れないでください。土を浸すのではなく、湿らせる程度にしましょう。

日の出や日没の時間帯が最適です。頻度は、太陽や風によって変わることがあります。非常に暑い日や乾燥した風の時には、1日1回の水やりが必要になるかもしれません。

8. 表土に肥料を与える

植物の葉に黄色や赤みがかった斑点が出てきたら、栄養が不足している証拠です。斑点が現れる場所(縁、幼葉、若葉)によって、不足している可能性のある栄養素がわかります。

月に1度、毎回の植え付けの前に、液体肥料を土に加えてください。あるいは、1年に1回、鉢の総体積の5%の割合で、堆肥を重ねて入れてもよいでしょう。

9. 害虫と病気

ダニ、アブラムシ、アオムシ、コナジラミなどの昆虫は害虫とみなされます。植物の病気としては、ウイルス、菌類、バクテリアなどがあります。

植物から目を離さないようにして、感染症を早期に発見できるようにしましょう。罹患した植物を隔離し、他の植物に感染しないようにします。可能であれば、病害虫の種類に応じて、天然の殺虫剤で「治療」します。

テラス ガーデニング
病気にかかった植物は隔離して、他の植物にうつらないようにします。回復には特別な「治療」が必要です。

10. 収穫

それぞれの果物や野菜がどのような状態で収穫されるべきかを確認しましょう。熟した状態で収穫しなければならないものもあれば、茄子やきゅうりのように未熟な状態で収穫しなければならないものもあります。

いずれの場合も、果物や野菜を切るときはハサミかナイフを使います。無理に引き抜くと茎が傷んでしまいます。

テラスガーデニングのヒントを参考に植物を育てよう

テラスがあれば、自分で野菜や果物を育ててみましょう。都市農業は、都市をより緑豊かにし、二酸化炭素排出量を削減し、ゴミの再利用を促すなど、地球に恩恵をもたらします。

食に対する考え方が変わり、自然とのつながりを感じられる新しい作業になることでしょう。

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