シナモンティーの隠れた効果

· 4月 3, 2016
シナモンは、主に抗炎症作用や殺菌作用を持っています。また脂肪の燃焼を増加させるので、ダイエットにも効果があります。

昔からさまざまな地域で愛用されているシナモンは、漢方薬の成分、そして料理やデザートに使う香辛料として幅広く使われています。

シナモンには、体内の老廃物の排出、血糖値の低下、減量の促進、生理不順の改善、そして消化の改善・促進など、数多くの効能があると言われています。

シナモンの効能

インド洋沿岸、特にインドの南にあるスリランカ島が発祥の香辛料であるシナモンは、その特徴的な香りがよく知られています。

  • シナモンの香りには、リラックス効果、体内のクレンズ効果、健康維持効果、そして美容効果があります。
  • マグネシウム、鉄、カルシウム、食物繊維、ビタミンC、ビタミンB1などの栄養素が豊富に含まれているため、下痢、消化不良、腹部の張りに効果的に作用しながら、免疫力を高める働きがあると考えられています。
  • 痰の除去などの呼吸器系疾患の症状を緩和する自然療法としても長年にわたって使われています。
  • シナモンには体を温める働きがあるため、体脂肪の燃焼を促進すると言われています。
  • 細胞変性の進行を遅らせ、病気や老化の原因となるフリーラジカルからのダメージを軽減する抗酸化物質を含んでいます。
  • シナモンに含まれる抗酸化物質は、脂肪が血管の中に蓄積するのを防ぐことで、心臓血管の病気を予防します。
  • シナモンティーを飲めば、血液中の悪玉コレステロールや血糖値を改善する効果が期待できます。
  • 定期的にシナモンを摂取すると、消化を改善する効果があります。
  • 食欲を刺激します。
  • シナモンには、強力な抗凝血作用があるので、血小板の凝固を予防する働きが期待できます。
  • フロリダにある米国化学感覚受容科学会のP.ドラッヅ博士の研究によると、シナモンは高齢者の脳の機能を刺激することが明らかになりました。この研究によると、シナモンの効果で、高齢者の注意力や視覚記憶、認識力、そして処理速度が改善されました。
  • シナモンには炎症を抑え痛みを和らげる作用があり、関節炎の改善にもなります。
  • シナモンを塗布することで、防腐剤としての働きや肌の消毒作用、そして菌やバクテリアなどを殺す殺菌作用があります。そのため、足や爪の菌や真菌、そして口内炎、膣感染にも効果があります。 シナモンスティック

こちらの記事もご参考に:シナモンを食事に取り入れるべき8つの理由

シナモンティーの健康効果

多くの素晴らしい効能があるシナモンは、毎日の食事にさまざまな方法で取り入れることができる香辛料です。

特におすすめの摂取方法がお茶として抽出するシナモンティーです。すぐに消化・吸収されるシナモンティーは、シナモンの有効成分をそのまま取り入れることができるため、短期間でその効果を実感できる方法です。

糖尿病

インスリンが正常に分泌されず、高血糖を引き起こす2型糖尿病は、シナモンティー1杯で血糖値を安定させるのに役立ちます。

シナモンのビタミンB1がインスリン受容体を刺激し、活性酵素を抑制することで、インスリン感受性を良くします。これにより血糖値が安定しやすく糖尿病の改善や合併症の予防に役立つと言われています。

インスリンの感受性を高めるために、毎日の摂取をおすすめします。

こちらの記事もご覧ください:シナモン:家庭療法で糖尿病をコントロールする方法

減量の促進お腹周りの脂肪

  • シナモンには、大きくなった脂肪細胞を小さくさせる働きがあると言われているため、脂肪細胞の肥大化による成人の肥満改善に効果が期待できます。
  • 血行を促進して体内機能を活性化する作用のあるシナモンの効果で、細胞の代謝やエネルギー代謝がスムーズになります。
  • シナモンの摂取により水分の代謝が促進され、むくみや冷えが改善されることで減量をサポートします。
  • 減量を促進するためには、シナモンティーを1日に2回、午前と午後に飲みましょう。

胃の健康維持

  • シナモンには、消化器系の機能を活発にしながら健康に保つ効果があります。
  • 胃のガスを抑え、潰瘍を防ぎ、吐き気やむかつきなどの症状を予防・軽減します。
  • シナモンの香りは、胃腸の機能を刺激しながら活発化させることで、唾液と胃酸の分泌を促進して消化を助ける効果があります。
  • 腸内の状態を正常に保つシナモンは、下痢の予防にも効果を発揮します。特に過敏性大腸症候群を発症している人にお勧めです。
  • 腸の炎症を防ぐことで過剰な食欲も抑えます。
  • 食物繊維、鉄、カルシウムを豊富に含むシナモンは、大腸の健康に影響を及ぼす胆汁酸の排出を促進します。

生理不順の改善

腹痛

シナモンに含まれる抗凝血作用の働きにより生理不順を改善する効果が期待できます。

またシナモンに含まれる鎮痛作用が、生理中の痛みを軽減します。

コレステロール値を下げる

風邪やインフルエンザの予防

インフルエンザが流行する時期は、シナモンティーが強い味方になります。

中国医学では、昔からシナモンティーをさまざまな病気の予防や治療に使用しています。

シナモンに含まれる抗菌作用が、体内の炎症を抑え、頭痛を和らげながら熱を下げ、さらに咳を鎮めます。。

多くの効能があるシナモンティーですが、飲みすぎてはいけないことに留意してください。

特に現在服用している薬がある場合は、必ず事前に医師に相談して、服用薬と併用してもいいかを確認してください。

シナモンティーを飲まないほうがいい場合シナモン

多くの健康効果があるシナモンですが、健康に悪影響を及ぼすケースがあります。

過剰摂取を避ける

シナモンにはクマリンと呼ばれる有毒な物質が含まれており、特に肝機能に悪影響を及ぼすと言われています。

大量に摂取すると肝臓や腎臓にダメージを与えるので、注意が必要です。

妊婦や授乳中の人

妊娠中は、シナモンを摂取してはいけません。

血流を刺激する働きのあるシナモンは、胎児にとって危険な子宮の収縮を引き起こす可能性があります。

また授乳中に摂取すると、乳児がアレルギーを引き起こす原因になることがあるため、シナモンまたはシナモンティーを摂取してはいけません。

潰瘍がある人

胃や腸に潰瘍があるときにシナモンを摂取すると、症状が悪化するため摂取を避けてください。

心臓疾患のある人

シナモンはわずかですが心拍数を上げる作用があります。

そのため、心臓疾患のある人はシナモンティーを飲んではいけません。

抗生剤との併用は避ける

天然の抗生剤であるシナモンを、処方薬である抗生物質などと一緒に摂取するのは危険です。

お互いの有効成分が邪魔し合い、思いもよらない副作用が起きるリスクが高まります。

シナモンティーの作り方

減量効果を促進するシナモンティー

減量効果を促進するシナモンティーは、2つの材料と水で簡単に出来上がります。

材料

  • シナモンの粉末  小さじ1/2
  • はちみつ     小さじ1

作り方

  • 1カップのお湯にシナモンとはちみつを入れてかき混ぜます。
  • 飲む10分前に作っておきます。

生理周期を整えるシナモンティー

材料

  • シナモンスティック 1本
  • 沸騰した湯 1カップ

作り方

  • ボウルにシナモンスティックを入れ、熱湯をかけます。
  • しばらくそのままにて抽出します。
  • 冷めたらシナモンスティックを取り出したら出来上がりです。
  • お好みで砂糖やはちみつを入れて甘みを加えてください。

風邪やインフルエンザに効果を発揮するシナモンティー

材料

  • シナモンスティック 1本
  • 緑茶やハーブティー(お好みで)

作り方

  • 沸騰したお湯にシナモンスティックを入れ、2分間火にかけます。
  • 火からおろして冷まします。
  • 最後にシナモンスティックを取り出します。
  • 出来上がったシナモンウォーターを使ってハーブティーを淹れると、風邪やインフルエンザの症状の緩和に高い効果を発揮します。