シナモンが体にいい10の理由
シナモンはスティックとパウダー状のものがあり、お茶やデザートに使って楽しめます。加えて、健康面にも素晴らしい効果があります。
どんな効果か知りたくないですか? これからご紹介するので是非読んでください!
シナモン:小さいけどパワフル
シナモンというと、美味しい食べ物や心安らぐお茶を思い出すでしょう。ですがそれ以外にも、体に様々な良い効果を与えてくれます。
秋が旬ですが、一年中使えます。
シナモンには2つのタイプがあります。;カシアとセイロンです。
カシアは糖尿病の人の血中血糖値のバランスを取り、セイロンは抗酸化成分を豊富に含んでいます。
シナモンの驚くべきパワー
この美味しいシナモンは、天然の薬でもあります。
原産はスリランカで、他にも熱く湿気の多い場所、中国、インド、マダガスカル、セイシェル島などで生産されます。
シナモンは、シナモンの木の皮、樹皮をはがし、それを丸めて乾燥させて作ります。
ビタミンBとC、ミネラルを豊富に含んでいますが、それ以外にも様々な成分が含まれています。
1.鼓腸を和らげる
もし消化に問題を抱えていて、胃が膨れあがっているような感覚を覚える時があったら、食後にシナモンティーを飲むことをおススメします。
胃の不快感を予防し、炎症を抑えます。
ほんの少しお茶やデザートに加えましょう。
2.グルコース値を調整する
2型糖尿病をお持ちの方はシナモンをこまめに取り入れるようにしましょう。
・空腹時や食後に取り入れると血糖値を下げます。
・インスリン受容体を刺激し、それを邪魔する酵素を抑えます。
3.水虫の治療に
水虫をお持ちの方には朗報です。
シナモン精油は、専門店や自然食品を扱うお店で購入することが出来ます。
・寝る前に足を洗ったらしっかりと乾かし、シナモン精油を付けましょう。
・朝までそのままにしておき、吸収させます。
・ベッドのシーツなどが汚れないよう、靴下を履いたり清潔な布でくるんでください。
天然のデオドラントにもなります。
4.呼吸器の症状に効果的
風邪やインフルエンザにかかったら、温かいお茶を飲みましょう。心を落ち着かせ、免疫力を強くしてくれます。
・ジンジャーティーにほんの少しシナモンを加えます。熱を下げ、咳を落ち着かせ、気分が少し改善します。
・シナモンの抗炎症作用、抗菌作用が症状を和らげます。
5.減量に効果的
ダイエット中なら、お茶やジュース、スムージーにシナモンを加えましょう。
食欲を抑え、ほのかな甘みを与えてくれるので、チョコレートやその他の甘いものを避ける事が出来るようになります。
こちらの記事もご覧ください:シナモンハチミツ茶の減量効果
6.アルツハイマー病を予防する
もし家族の病歴に神経変性があるなら、毎日シナモンを取り入れることをおススメします。
2013年に行われた研究によると、シナモンに含まれるエピカテキンと桂皮アルデヒドが脳の健康をサポートし、アルツハイマー病の予防に役立つそうです。
7.若々しさを保つ
シナモンは脳だけでなく、お肌やその他の臓器にも良い効果があります。
1日小さじ1のシナモン(お茶などに入れて)を取り入れると、含まれる抗酸化成分が、あらゆるダメージから細胞を守ります。
また、大気汚染や紫外線などの刺激からお肌を守ります。
8.筋肉をリラックスさせる
シナモンには抗炎症作用があり、筋肉の緊張を和らげます。疲れた筋肉をリラックスさせます。
多くのアスリートは、トレーニング後にシナモン精油でマッサージを受けたりします。
お風呂でその効果を楽しむことも出来ます。
・貯めたお風呂のお湯に、大さじ1のシナモンを入れます。
・15分ほど浸かってください。音楽を聞いたり本を読んだりしてリラックスしましょう。
9.生理痛を和らげる
生理痛が酷い時は、コップにお湯を注ぎシナモンを加えて、就寝前に飲みましょう。
・筋肉をリラックスさせ、腹痛を和らげます。
・お茶を飲んだら、8時間たっぷり睡眠をとりましょう。
こちらの記事もご覧ください:重い生理痛を和らげる5つの自然療法
10.骨の健康をサポートする
60歳を超えると、骨が弱くなり骨折をしやすくなります。これを予防するため、毎日シナモンティーを飲みましょう。
また、シナモン精油を使ってマッサージをすれば関節を強くすることが出来ます。
他にもシナモンには様々な効果があります。
・お肌の汚れを落としを綺麗にしてくれるので、にきびにも効果的です。
・コレステロール値を下げ、冠動脈血栓症を防ぎます。
・抗凝固作用があります。
今すぐシナモンを毎日の食生活に取り入れましょう!
引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
- Gruenwald, J., Freder, J., & Armbruester, N. (2010). Cinnamon and health. Critical Reviews in Food Science and Nutrition, 50(9), 822–834. https://doi.org/10.1080/10408390902773052
- Hajimonfarednejad, Mahdieh & Ostovar, Mohaddese & Raee, Mohammad & Hashempur, M. & Mayer, Johannes & Heydari, Mojtaba. (2018). Cinnamon: A systematic review of adverse events. Clinical Nutrition. 10.1016/j.clnu.2018.03.013.
- Gunawardena, D., Karunaweera, N., Lee, S., Van Der Kooy, F., Harman, D. G., Raju, R., … Münch, G. (2015). Anti-inflammatory activity of cinnamon (C. zeylanicum and C. cassia) extracts – Identification of E-cinnamaldehyde and o-methoxy cinnamaldehyde as the most potent bioactive compounds. Food and Function, 6(3), 910–919. https://doi.org/10.1039/c4fo00680a
- Jarvill-Taylor, K. J., Anderson, R. A., & Graves, D. J. (2001). A hydroxychalcone derived from cinnamon functions as a mimetic for insulin in 3T3-L1 adipocytes. Journal of the American College of Nutrition, 20(4), 327–336. https://doi.org/10.1080/07315724.2001.1071905
- Kirkham, S., Akilen, R., Sharma, S., & Tsiami, A. (2009, December). The potential of cinnamon to reduce blood glucose levels in patients with type 2 diabetes and insulin resistance. Diabetes, Obesity and Metabolism. https://doi.org/10.1111/j.1463-1326.2009.01094.x
- Abdalla, W. (2018). Antibacterial and Antifungal Effect of Cinnamon. Microbiology Research Journal International, 23(6), 1-8. https://doi.org/10.9734/MRJI/2018/41345
- Nabavi SF, Di Lorenzo A, Izadi M, Sobarzo-Sánchez E, Daglia M, Nabavi SM. Antibacterial Effects of Cinnamon: From Farm to Food, Cosmetic and Pharmaceutical Industries. Nutrients. 2015;7(9):7729–7748. Published 2015 Sep 11. doi:10.3390/nu7095359
- Mousavi, S. M., Rahmani, J., Kord-Varkaneh, H., Sheikhi, A., Larijani, B., & Esmaillzadeh, A. (2019). Cinnamon supplementation positively affects obesity: A systematic review and dose-response meta-analysis of randomized controlled trials. Clinical Nutrition. https://doi.org/10.1016/j.clnu.2019.02.017
- George, R. C., Lew, J., & Graves, D. J. (2013). Interaction of cinnamaldehyde and epicatechin with tau: Implications of beneficial effects in modulating alzheimer’s disease pathogenesis. Journal of Alzheimer’s Disease, 36(1), 21–40. https://doi.org/10.3233/JAD-122113
- Jaafarpour M, Hatefi M, Khani A, Khajavikhan J. Comparative effect of cinnamon and Ibuprofen for treatment of primary dysmenorrhea: a randomized double-blind clinical trial. J Clin Diagn Res. 2015;9(4):QC04–QC7. doi:10.7860/JCDR/2015/12084.5783