2週間でできる肝臓のデトックス
質の悪い食生活、不摂生な生活習慣、ネガティブな感情などの影響を最も受けやすい臓器は肝臓です。これを読んでいる今がよい機会です。肝臓のデトックスをしてみませんか。この記事では肝臓のデトックスが 15 日間で簡単にできる食品についてご紹介します。普段より少し気をつけるだけで、体が活性化して体調が良くなり、元気になれます。
朝食
朝食は一日の中で最も大切な食事です。一日の始まりにエネルギーを補給し、気分を向上する働きがあるからです。朝食は決して抜いてはいけません。朝食を食べることで健康的な体重を維持できるだけでなく、日中の空腹感をなくしたり、疲れにくくすることができるのです。
15日間でできる肝臓のデトックスは、毎朝 朝食を食べる前に良質のオリーブオイル(大さじ 1 )とレモン果汁(1 /2 個分)を入れたグラス 1 杯のお湯を飲むことから始めます。
お好みで、それぞれの材料を別々に飲んでも構いません。この飲み物が臓器、特に肝臓の 一日のデトックス開始を促します。
次に朝食用のスムージーを作ります。材料を見て驚くかもしれませんが、見た目に惑わされてはいけません。とても美味しいものです。
材料
・リンゴ/梨(1個)
・バナナ(中くらいの大きさのもの1本)
・ホウレン草の葉(一掴み)
・スピルナ粉末(小さじ1)スピルナは、らせん状の藻で、栄養価が高いスーパーフード。
・種を抜いたプルーン(2個)
・クルミ、アーモンド、ヘーゼルナッツ等のナッツ(一掴み)。あらかじめ砕いておくとよい。
・オーツ麦(1/2カップ)
・ショウガ、シナモン(少々)
・ドライイースト(小さじ1)
・ココナツオイル(小さじ1)
上記の材料をできるだけ滑らかになるまでミキサーにかける。このスムージーを一気に全部飲んではいけません。時間をかけて少しずつ飲みましょう。
このスムージーは非常に栄養価が高く、血糖値を下げる働きや、不安神経症を緩和する働きがあります。そしてもちろん、肝機能の改善に効果的です。
こちらの記事もお勧めです:
肝臓のデトックス中の食生活
肝臓のデトックスをするにあたって、食生活は非常に大切な要素で、特に肝臓が最も活発に働く夜の食事は重要です。バランスのとれた食事を心がけ、食べ過ぎないように注意しましょう。
デトックスに良い食品
・サラダ、ガスパチョ(冷製野菜スープ)、焼き野菜(鉄板焼き、グリル)
・全粒穀物、でんぷん:米、セモリナ粉、ジャガイモ、サツマイモ、パンなど
・タンパク質:脂肪分の少ない肉、魚、卵、豆、植物性タンパク質(豆腐、*セイタン、*テンペ)
【*セイタン=グルテン粉を水でといて茹でて作る食品。グルテンミート。】
【*テンペ=大豆の煮豆をテンペ菌で無塩発酵させたインドネシアの伝統食。】
・健康的な油脂:オリーブオイル、ナッツ、アボカド
これらの食品の中のどれを食べてもよいですが、注意したいのは、それぞれのグループから必ず1つは摂取するようにすることです。
デザートは消化を悪くするので食べないようにしましょう。でも空腹の時には次の中から1つなら口にしてもよいでしょう。
・リンゴ、梨、パイナップル、パパイヤ
・自家製のりんごのコンポート(=シロップ煮)
・ハチミツ入りカッテージチーズ
・ナッツ
・茶類
夕食
肝臓のデトックスにとって最も大切なのは夕食に摂る食品です。夜は、体がより多くのエネルギーを必要とする時間帯からです。消化の良いものを食べて、眠る時に空腹でないようにしましょう。デトックスを効果的にするためには、これを厳守しなくてはなりません。
デトックスによい夕食のメニューは下記のとおりです。この中から好きなものを順番に選んで食べるとよいでしょう。
・固ゆで卵入りの野菜スープと全粒粉パン
・野菜スープと焼き魚
・ズッキーニ入りオムレツとサラダ
・マッシュルームとチーズ入りの野菜炒め
・トマト、アボカド、七面鳥を添えた、コーンケーキかライスケーキ
・アップルソースをかけたカッテージチーズとクルミ
間食
肝臓のデトックス効果を高めるために、一日を通してお茶を飲むとよいでしょう。デトックスに有効なお茶は次の通りです。ブレンドして飲んでもよいでしょう。
・アザミ茶
・ボルト茶
・アーティチョーク茶
こちらも参考にして下さい:
甘くしたい場合はステビア(ステビアの葉から抽出された植物由来の甘味料)を加えましょう。レモン果汁を加えると風味が増します。肝臓が最も活発に機能しているのは夜間なので、夜 眠る前にこれらのお茶を飲むとデトックス効果が高まります。