ニンニクで視力低下を防ぐ!
視力低下は、加齢によって現れることが多い健康トラブルです。皆、同じように視力が低下していくというわけではありませんが、ものを見ることは歳をとると困難になることの一つで、多くの人が視力低下に苦しんでいます。
問題は、視力が低下し始めても気に止めず、本当にひどい状態になるまで放っておく人が多いということです。
医師や専門家は、視力低下を予防するには、生活習慣、特に食生活に気をつけることを推奨しています。
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視力低下を防ぐには、基礎脂肪酸、ビタミン、抗酸化物質が目には必要です。
例えば、毎日ニンニクを食べることで黄斑変性の予防ができると言われています。
ニンニクに硫黄化合物や網膜を保護するのを助ける基本的なミネラルが含まれているからです。
黄斑変性症とは?
黄斑変性症とは、視力がゆっくりと低下していく目の病気で、細かいものや文字が読みにくくなります。
60歳以上の人に多い病気ですが、まれに若い人に見られることもあります。
この病気は、網膜の小さな斑点が何らかのダメージにより壊れてしまった時に起ります。通常は加齢に伴って発症する自然なことなのですが、中には他の病気が原因となって起こる場合や、悪習慣を続けた結果起こる場合もあります。
この病気になると、視界が霞んだり、中心視力がぼやけ暗い部分ができたりします。最悪の場合は中心視力が低下、失明することもあります。
ニンニクが黄斑変性や視力低下に効くのなぜ?
ニンニクは栄養が豊富なため、視力に良い食べ物の一つであるとされています。ニンニクに含まれるセレニウムやビタミン、硫黄には黄斑変性の症状を和らげる効果があるのです。
またニンニクには、抗酸化作用、抗炎症作用があるので目の細胞を保護し、フリーラジカルによる視力低下を予防します。
それに加え、高血圧やコレステロール値をコントロールする働きもあるとされています。高血圧や高コレステロールは目にダメージを与え、視力低下に関連しています。
血圧と視力の関係
高血圧の人は、血圧が低い人よりも視力低下やトラブルを抱えやすい傾向にあります。
その理由は、血圧が高いと血流を制限してしまうからで、網膜の機能に良くありません。
目の網膜の機能は酸素の値が大きく関係します。つまり、血流が制限されることによって目の健康が左右されてしまうのです。
ニンニクを食べることで血流が促進されます。そして、血圧をより正常な状態に戻してくれるのです。
コレステロールと目の健康
コレステロール値が高いと、心臓の健康に良くないだけでなく、網膜の裏側に脂肪を蓄積してしまいます。
この脂質は視力を低下させ、ひどくなると最終的には失明へとつながることもあります。
ニンニクに含まれている硫黄と抗酸化物質が悪玉コレステロールの合成を防ぎ、コレステロール値を正常にしてくれる可能性が増えます。
ニンニクで視力低下を予防する方法
ニンニクを潰してくれる道具、ガーリックプレスを用意しましょう。ニンニクの皮をむいて一欠片入れるだけで、簡単にペーストができます。
ガーリックプレスがない人は、包丁や擂り粉木などで潰しましょう。
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ニンニクを食べる時のポイント
- 効果を十分に得るには、毎日ニンニクを食べましょう。1日1〜2片食べることをお勧めします。
- ニンニクは生で食べましょう。調理してしまうと最大で90%、ニンニクの効能は失われてしまいます。
- 少量のレモン汁やオリーブオイルと組み合わせても良いでしょう。
ニンニクが目に良いということはお分かりいただけましたか?あなたも是非、今日からニンニクを食べましょう。
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