口の周りにできるシワを予防する

口の周りの皮膚は、目の周りと同様に薄く、ダメージを受けやすいため、顔の他の部分よりもシワができやすくなっています。

この記事では、口の周りのシワを予防する方法をご紹介します。

口の周りの小じわの原因

唇の上にでき「バーコード」と呼ばれる縦じわなど、口の周りの小じわには次のような原因があります：

• 過度のストレスや不安のせいで唇をすぼめる癖がある
• 繰り返し唇を舐める
• スキンケアを怠っている
• 保湿の不足
• ビタミンとミネラルが不足した食事
• 抗酸化物質を十分に摂っていない
• 肌を保護することなく、日光・冷気・風に過度にさらされる
• 口の周りの筋肉を十分に動かしていない
• ストローで飲み物を飲むか、たばこを吸っている（唇をすぼめている）
• 血行が悪い

口の周りのシワ・ほうれい線をなくす方法

もし口の周りのシワやほうれい線が現れ始めたら、以下のような方法で対処しましょう。まだほうれい線ができていないとしても、ほうれい線を予防するケアと一緒に、小じわや唇の乾燥・ひび割れを防ぐケアも同時に行うことができます。

エクササイズ

自宅など好きな場所で行うことができる、口のエクササイズを紹介します。このエクササイズは口の周りの筋肉を鍛え、血行を良くします。「Ｏ（オー）」と発音するか、またはあくびをするように、口をゆっくり開けてください。そのあと、「Ａ（エー）」を発音するように口を開けてください。この二つの口の形を、口を閉じずに繰り返しましょう。

普段の口の動きとは違うため、口の筋肉が少し緊張しているように感じるかもしれませんが、大丈夫です。唇が乾燥しているせいで、口を動かしにくい場合は、数滴のアーモンドオイルをエクササイズの前に唇に塗ってください。

口の形を意識する

仕事や学校で過ごしたり、家庭でテレビを見たり、本を読んだり友人とお喋りしているときなど、どんなときでも口の形に注意を払うようにしてください。私たちは、怒っているときや、不安や緊張を感じているときは特に、知らないうちに口をすぼめていることに気付かないものです。 口をすぼめていることに気付いたら、すぐにリラックスしましょう。

エッセンシャルオイル

前述のアーモンドオイルの例のように、口の周りの肌をなめらかにするいくつかの興味深い方法があります。例えば入浴中、毛穴が開いているときに、クルミのエッセンシャルオイルを肌に塗ってみましょう。お風呂に入る代わりに、蒸しタオルを口の周りに当ててからオイルでマッサージしても良いですが、唇や口の周りの皮膚は薄いため、熱すぎるタオルは使わないでください。シワ予防効果の高い、ビタミンEが豊富に含まれたエッセンシャルオイルを使ってください。

パック

パックもまた、肌をケアし、シワができるのを防ぐために効果的です。作り方は以下の通りです：

レシピ1

材料

• 蜂蜜　1 テーブルスプーン
• ヨーグルト　1 テーブルスプーン
• 砂糖　1 テーブルスプーン

作り方

全ての材料を混ぜたものを、口の周りに、なめらかで円を描くような動きで塗っていきましょう。数分間おいてから、お湯で洗い流してください。

レシピ2

材料

• ミツロウ　3 テーブルスプーン
• アプリコットオイル　5滴
• クスノキのエッセンシャルオイル　5滴

作り方

全ての材料を混ぜてパックを作り、口の周辺に塗ってください。シワを消すのに役立つだけでなく、乾燥してひび割れた唇を保湿するために使うこともできます。

クリーム

クリームもまた、保湿とシワ予防に効果的です。 アロエベラとローズヒップを使ってクリームを作りましょう。

材料

• アロエの茎　1本
• ローズヒップ　ひとつかみ
• 水　1カップ

作り方

水にローズヒップを入れ、火にかけてください。その間、アロエの茎からジェルを取り出しましょう。ローズヒップウォーターを冷ましてから漉したものを、アロエベラのジェルに加え、唇の周りに塗ってください。ただし、使いすぎると逆効果になるため注意してください。

栄養

バランスの良い食事は、口周辺はもちろん、体のあらゆる部分の肌を美しく保つために欠かせません。新鮮なフルーツジュースとサラダを摂ることで、肌も体の内側も健康的になります。 美しい肌のために、以下のような食品を摂りましょう：

• アボカド
• アルファルファ
• ゴマ
• にんじん
• ブロッコリー
• レモン
• グァバ
• トマト

これら全てに、なめらかで若々しい肌のために必要な、ビタミンE、抗酸化物質、ビタミンCと酵素が豊富に含まれています。