自分で作れる 歯痛 止め薬3選

口内細菌の繁殖を促す原因となるものはいくつか存在し、歯垢が溜まり、痛みを引き起こす要因となります。そうした痛みに対抗する家庭療法をご紹介します。
自分で作れる 歯痛 止め薬3選

最後の更新: 16 1月, 2019

口内細菌が繁殖し、歯垢が溜まる主要因となるものには栄養不足、口内衛生の悪化、感染症があり、これらが 歯痛 へとつながります。ところで家庭でできる 歯痛 止め薬、というのを聞いたことがありますか?

歯痛は通常、激しい痛みで、少なくとも数秒間持続し、気温の変化や食べ物を食べたり、糖分の含有量が高い飲み物を飲むなどの外部による刺激によって起こります。

とは言え、歯痛があるということは必ずしも問題が深刻であるという意味ではありません。単純に歯が反応しているだけのこともあるのです。

何が歯痛を引き起こす原因となるのでしょうか?

  • 虫歯
  • 欠けたり損傷している歯
  • 亀裂、ひび割れ
  • 歯科治療後に起こる炎症
  • 歯根の露出
  • 膿瘍
  • 歯茎の炎症
  • 潰瘍
  • 鼻孔の腫れ

歯痛を放置しておくと

自分で作れる 歯痛 止め薬

歯痛を治療しないでいると感染症を引き起こし、感染が顔や首に広がると深刻な状態を招くことになりかねません。感染症が見られる場合は、炎症によって口を開けたり呼吸するのが困難に感じられることがあります。

慢性疾患を患う人は、こうした感染症が致命的なものになる場合もあるので特に気をつけましょう。

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痛みのタイプ

  • 粘膜性:口の粘膜だけに影響が及ぶ表面的な痛みです。何かが粘膜上にある傷に触れると痛みが表れます。
  • 口内性:これは最も一般的なタイプの痛みです。歯垢が歯に溜まることで起こります。深い身体的な痛みで、急性歯髄炎あるいは慢性歯髄炎、または歯周病によって起こります。
  • 歯周性:これは大変深いところに感じる痛みで、この痛みが表れるのに年齢は関係ありません。通常、急性の激しい痛みではありませんが、慢性的で圧迫感があります。痛みは一か所に集中し、影響を受けている歯に圧力をかけると痛みが増します。

以下は、安価で簡単に作れる自家製治療薬です。

1. 香り付きのクローブ

クローブで作る 歯痛 止め薬

クローブは天然の痛み止めと見なされています。抗菌作用があり、痛みの原因となっているばい菌と戦ってくれます。

材料

  • クローブ(30g)
  • 水 1カップ(125 ml)

作り方

  • まず、お湯を沸かします。
  • それから、お湯にクローブを入れます。
  • お湯が触って気持ちいい温度になるまで冷まします。

使い方

  • コットンをクローブの入ったお湯に浸し、患部にあてます。

他の使い方

  • 不快感を感じる部位にクローブを1つか2つあてます。
  • また、クローブオイルをアーモンドオイルで希釈して使ってもよいでしょう。

2. フェンネル

このスパイスに含まれる樹脂が歯痛だけでなく歯茎の出血も抑えます

材料

  • フェンネル 大さじ1(10g)
  • レモン果汁 1個分(50ml)
  • 水 1カップ(145 ml)

作り方

  • まず、お湯を軽くふつふつとした状態になるまで沸かします。
  • それから、レモン果汁とフェンネルをお湯に入れます。

使い方

  • レモン果汁とフェンネルが混ざったお湯を患部に直接塗ります。

3. バニラエッセンス

バニラエクストラクトで作れる 歯痛 止め薬

バニラにはオイゲノールというフェノール誘導体が含まれています。このオイゲノールには消毒成分と鎮痛成分があるため、歯科業界では何世紀も使われている物質です。また、歯の劣化を防止するはたらきもあります。

材料

  • バニラエッセンス 5滴

作り方

  • コットンを切り、バニラエッセンスを5滴垂らします。

使い方

  • 患部に塗ります。痛みがなくなるまで何度も繰り返し塗ります。

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注意点

  • 歯を磨く時は、歯1本1本を小さく円を描くように磨きましょう。歯茎に対して並行に磨いてはいけません。また、毎食後、必ず歯を磨くようにしましょう。
  • 1分以上歯茎を磨くことも大切です。磨かないと、細菌性の歯垢を除去できません。
  • 歯ブラシは良い状態に保たなければいけません。3カ月毎に取り替えましょう。
  • 1日1回、できれば就寝前に、フロスで歯の間に挟まった食べ物を取り除くことも欠かせません。
  • 糖分のある食べ物やガムやキャラメルなどくっつきやすい食べ物は控えましょう。
  • 食物繊維が豊富な食べ物をもっと食べましょう。
  • 喫煙は歯茎や歯のエナメルに悪影響を及ぼすため避けましょう

以上のアドバイスに従った上で上記の治療薬を試したにも拘わらず、72時間経っても何の改善も見られない場合には、歯医者にかかりましょう。


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