5つの方法でジメジメした家にさようなら!
湿気は多くの家庭、特に湿度の高い気候の地域に住む人々にとって大きな問題です。しかし家のジメジメした湿気をとる簡単なコツがあります。ぜひ実行して、湿気による悪影響から解放されましょう。
湿気が多いとどんな影響があるの?
このアメリカ疾病予防管理センターの情報によると、屋外・屋内とも湿度が60%から60%を超えると湿度が高いとされ、家庭にさまざまな不都合をもたらします。例えば、
これらは見た目の印象を悪くするだけでなく、健康にも問題を引き起こします。アレルギー体質の人や呼吸器系疾患を持つ人はより影響をうけやすくなります。ですから、家の湿気を除去するためのあらゆる対策をとることが大変重要です。どうすればよいか、ここからご紹介していきます。
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家の湿気を取るコツ
1. 換気をする
ご紹介するアドバイスの中で、これが最も重要なものだと言えます。常に正しく換気を行う必要があります。湿度の高い地域に住んでいる場合はなおさらです。一方、自然の風があまり入ってこない場所は、エアコンで除湿することもできます。ただし、除湿のしすぎはいけません。肺の病気を予防するためにはある程度の湿度が必要であることが、ヨーロッパ呼吸器学会のこの記事に記述されているのに加えて、鼻づまりの原因にもなります。
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2. 湿気の源をつきとめる
家の中で特に湿度が高い場所がある場合は、その原因をつきとめましょう。一般に、見えない場所で水道管が壊れていたり水漏れがある場合、それが壁に現れます。少しずつシミとして広がっていくでしょう。
こうした水漏れはすぐに対処しないとひどくなり、浸水を起こす可能性もあります。
3. 除湿器を使う
除湿器は、雨が多い、または寒い地域では理想的な家電製品です。こうした地域では、他の地域のように常に換気をするということが不可能なので、湿気がたまりやすいものです。そのため家の湿度を下げるには、簡単に湿気を除去してくれる除湿器を使うのが得策です。
4. 塩で湿気を取る
まず平らな容器と粗塩を1キロ用意します。容器に入れた塩を置くだけで、1,2日後には大半の湿気を吸収しているはずです。
塩は最も吸収力の高い物質の一つです。家の湿気を取るためにとても役立つだけでなく、服のシミ取りにも役立ちます。粗塩がすっかり濡れていたり黒っぽく変色したりしたら、新しいものに取り換えましょう。
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ジメジメを予防するその他のコツ
ここまでご紹介した方法に加えて、湿気が家に入ってきたり留まること自体を避けることが重要です。どうすればよいか、簡単なコツがいくつかあります。
- 料理中は、換気扇を回しましょう。
- 暖房は20度以上にならないようにしましょう。なぜなら室温が高いと壁に黒カビが発生しやすくなるからです。
- 洗濯物は屋外に干しましょう。室内干しにすると、部屋中の湿度が上がります。
- 一つの場所に多くの植物を置かないようにしましょう。蒸気が発生し溜まるからです。
最後に、家の中への自然光や外気の取り込みといった面も考慮しなくてはなりません。窓やドアは、自然光を最大限生かせるように配置されているべきです。また、家の中を空気が通りやすいように、家具の配置を考えましょう。
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