ドライオーガズムってなに? その原因は?
射精される精子が少ない、または全くない状態でのオーガズムをドライオーガズムと言います。逆行性射精のような場合がそれに当てはまります。
射精することのないオーガズムを感じたことがありますか?
例えそうであっても心配することはありません。ドライオーガズムまたは逆行性射精として知られるこれらの状態は、異なった理由によって起こります。まずは専門家に相談するようにしましょう。
ここではその原因についてお伝えします。
こちらもご覧ください 五感を刺激することで性的喜びを与える方法
ドライオーガズムになったら心配するべき?
医師に原因を診断してもらいましょう。ほとんどの場合、ドライオーガズムを経験したからと言って心配する必要はありません。そこから健康的な問題が起きることはないからです。また通常通りセックスを楽しむことも出来ます。
原因は以下のようなものです:
・手術:精巣癌や前立腺摘出手術を受けたことがある場合、膀胱頸部が損傷している可能性があります。射精時の精液量に影響を及ぼすことがあります。
・膀胱頸部不全:これは先天的な構造上の問題です。膀胱頸部が閉じているため射精を妨げます。
・怪我や神経障害:骨髄が損傷していたり硬化症などの病気に掛かっているとドライオーガズムになる可能性があります。
・薬など:頻繁にお酒を飲んだり薬を飲む場合、ドライオーガズムになる可能性があります。また抗うつ剤や抗精神病薬などもその原因となることがあります。
原因によっては解決も簡単です。例えば薬が原因なら医師に相談して他のものに変えてもらうことが出来ます。ですが怪我や神経障害などはそうもいかないでしょう。
こちらもご覧ください 精力増強に効果のある5つのハーブ
逆行性射精の治療
医師は膀胱頸部が損傷している場合は手術を、その他の場合は症状を改善する薬を処方してくれるでしょう。ですが薬が原因の場合は服用をやめることが一番です。
治療はその原因によって柔軟にされるべきです。
不妊
ドライオーガズムは男性の生殖能力に問題をきたします。子供が出来にくくなります。医師はまずその原因となるものを治療する試みをします。ですが生殖補助医療などの代替手段もあります。
自己肯定感の問題
多くの場合、ドライオーガズムは個人の自己肯定感に大きな影響を及ぼします。また、何が起きているのか分からない時など特に、不安症を引き起こすこともあります。
ドライオーガズムがセックスライフに影響を及ぼすようなら、迷わず専門家に相談しましょう。恥ずかしいと悩み、勃起不全にまでなってしまうこともあるかも知れません。
まずは医師に相談し、原因を探ることです。医師の指示に従うこと、またはアドバイスを求めることを迷う必要などありません。
子どもが欲しい場合は、何かしら良い手段を教えてくれるはずです。
引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
- Arcila, J. F. U. (2013). Trastornos de la función eyaculatoria durante 198 meses de revisión en una consulta de medicina sexual. Revista Urología Colombiana, 22(1), 30-40.
- Herrera P., Adela. (2003). SEXUALIDAD EN LA VEJEZ: ¿MITO O REALIDAD?. Revista chilena de obstetricia y ginecología, 68(2), 150-162. https://dx.doi.org/10.4067/S0717-75262003000200011
- Horta, Sergio Henrique Couto, Wolf, Juliana Suarez, Balsamo, Flávia, Oliveira, Luiz Carlos Neves de, & Formiga, Galdino José Sitonio. (2009). Ressecção alargada para o adenocarcinoma colorretal localmente invasivo: relato de caso e revisão da literatura. Revista Brasileira de Coloproctologia, 29(1), 97-101. https://dx.doi.org/10.1590/S0101-98802009000100015
- Uribe, J. F., & Gallo, J. F. (2009). Actualización en hematoespermia. Revista Urología Colombiana, 18(2).
- Jenkins, L. C., & Mulhall, J. P. (2015). Delayed orgasm and anorgasmia. Fertility and sterility, 104(5), 1082–1088. https://doi.org/10.1016/j.fertnstert.2015.09.029
- Harvard Medical School. Retrograde Ejaculation. (2018). recuperado el 9 de noviembre de 2020. https://www.health.harvard.edu/a_to_z/retrograde-ejaculation-a-to-z#:~:text=Retrograde%20ejaculation%20is%20when%20the,at%20the%20time%20of%20ejaculation.