ダメになった口紅を再利用する方法3つ

簡単な修理テクニックを使えば、壊れた口紅を再生したり、または使わなくなった口紅を作り直すことができます。
ダメになった口紅を再利用する方法3つ

によって書かれた Andrea Caillet Bois

最後の更新: 06 12月, 2022

落として折れてしまったり、過剰な熱で溶けてしまったりした口紅は、捨てないでください。

特別な色や質感が気に入っていたお気に入りの口紅だから、という理由だけでなく、良質な化粧品は一般に高価なものです。ですから、まだ使えたのにダメになってしまったというのはとても残念です。

この記事では、ダメになった口紅を再利用する方法を3つご紹介します。

ダメになった口紅の再利用

壊れた口紅

再利用法をご紹介する前に、まずは口紅を台無しにしないためのいくつかのヒントをご案内します。アクシデントは避けることが出来ませんが、多くの場合、不注意やメンテナンスを怠ることによって起こります。

口紅のアクシデントを防ぐために、次の点に注意してみましょう。

  • 口紅を使う際には、口紅全部を出さないようにしましょう。0.5 inch(12.7 mm)が十分な長さです。
  • 蓋を閉める際には、潰さないように気を付けましょう。
  • 暑すぎる場所や直射日光を避けましょう。ほとんどの口紅はワックスから作られているので、溶けてしまいます。
  • 出来るだけ、落とさないようにしましょう。

壊れた口紅を再利用する方法は次の通りです。

1.折れてしまった場合

この方法は口紅が折れてしまったときに役立ちますが、片方が小さすぎる場合には、難しいかもしれません。やることはとても簡単ですが、忍耐を必要とします。

折れた口紅の断面を熱で溶かし、くっつけて冷やせば元通りの状態になります。

必要なもの

  • ろうそく
  • 折れた口紅
  • 小さな木の棒(へら)
  • 冷蔵庫

再生方法

  • ろうそくに火をつけます。
  • 口紅をケースから全て出します。
  • 折れた口紅の断面をろうそくであぶりますが、焦がさないように気を付けましょう。両端が溶け始めたら、ろうそくから離します。
  • 繋ぎ目が安定するまで、軽く押さえます。
  • 木の棒で繋ぎ目をきれいな形に整えます。
  • 固まるまで、少なくとも1時間冷蔵庫に入れます。

2.熱によって溶けてしまった場合

暑い日の車の中、ストーブの近く、または太陽の下に化粧ポーチを置き忘れてしまった場合、口紅が溶けてしまうことが多いです。口紅の素材になっているワックスは、高温に耐えることができません。

しかし、色や質感を失わずに、再生し、完全になくなるまで使用する方法があります。

必要なもの

  • ろうそく 1本
  • 金属スプーン
  • 紙ナプキン
  • 小さな容器
  • 冷蔵庫
  • クリップ

再生方法

  • 口紅が溶けたときに水滴がたれてしまう可能性があるので、作業する場所に紙ナプキンを敷きます。
  • ろうそくに火をつけます。
  • 溶けた口紅をスプーンにのせ、塊が完全になくなるまでろうそくの火であぶります。
  • 溶かした口紅を小さな容器に流し入れます。
  • クリップを使って、口紅の入れ物の底から残っている口紅を取り除き、スプーンの上に乗せたら、先ほどと同じ工程を繰り返します。
  • 容器を覆います。
  • 少なくとも1時間は冷蔵庫にいれます。

3.古い口紅をグロスに再利用する場合

壊れた口紅

壊れた口紅、または古く使っていない口紅があるようでしたら、捨てないでください。簡単な方法でグロスに変えることができます。

必要なもの

  • 鍋に入る大きさの金属の容器
  • 蜜蝋 大さじ1
  • じゃがいもの皮むき器
  • ワセリン 大さじ2
  • 小さく、清潔な容器
  • 口紅

再生方法

  • 鍋の半分まで水を入れます。
  • 火にかけ沸騰したら、弱火にします。
  • ピーラーを使って蜜蝋をすりおろし、鍋の中に入れた金属の容器にいれます。
  • ワセリンを加え、均等な質感になるまで混ぜます。
  • 口紅の一部を入れます(作りたい色によって、量を調節)。
  • 全てが溶けるまで、混ぜます。
  • 小さな入れ物に入れて、冷まします。

いかがでしたか? これらの3つの方法を使えば、ダメになった口紅を捨てる必要はもうありません。早速試してみてください。


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