赤いホクロを取り除く方法
私達の体に見られる赤いホクロには、健康的な害は全くありません。しかし、見た目の問題で沢山の人が悩んでいるという現実も。
この記事では、赤いホクロを除去するのに効果的な自然療法を紹介するのと同時に、このホクロの概要、医療機関で行える治療、そして日々のスキンケアに役立つ情報を盛り込んでいきます。
赤いホクロの正体
赤いホクロは「老人性血管腫」と呼ばれるもので、人体の老化と共に現れる傾向があり、高年齢者の体により多く見られます。また、色白の人ほど発症しやすいというのも事実です。
老人性血管腫の一番の原因として、なんらかの理由で膨張した肌の中の毛細血管が紫外線を浴びることで出きると言われています。
除去する方法
小さな老人性血管腫はコンシーラーなどの化粧で簡単に隠すことができます。それでも取り除きたい場合や、大きい場合、皮膚科などの医療機関で治療を受けるのが主流です。以下3つが基本的な治療法ですが、担当の医師と相談して最適なものを選ぶようにしてください。
- 手術:特に大きなものや、肌の奥深くまでに及んでいる血管腫に対して行われます。肌を切開し、物理的に取り除いた後、傷口を縫います。痛みがあることや、傷として残りやすい事が短所として考えられます。
- レーザー:非常に短時間で治療が完了し、痛みがない事やほぼ副作用がないことで、とてもポピュラーな治療法です。
- 凍結治療:液体窒素を使いホクロを凍結して取り除く方法です。イボなどにも頻繁に使われる手法です。値段が高い場合があります。
実際のところ、医療機関に頼る前に自然療法を試す人も少なくありません。やはり、医学的治療の痛みやコストパフォーマンスの面を見ても、自分でできるナチュラル手法で除去できれば理想的です。以下がその参考になります。
ひまし油
ひまし油、コットンボール、サージカルテープを準備してください。
コットンボールをひまし油に浸し、それをホクロにサージカルテープを使って貼り付けます。毎日新しいものに取り替えるようにし、7日間ほど続けます。
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ニンニク
ニンニクはイボを取り除くのにも効き、他にも沢山の嬉しい作用がある優れものです。ニンニクのかけらをホクロにつけサージカルテープで固定します。起床と就寝の前に一日2回ほど取り替えられればベストです。
また、生のニンニクを食べたり、ガーリクオイルカプセルを摂取することでも効果が期待できると言われています。
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酸味が強いリンゴ
酸味が強いリンゴの絞り汁を、患部に最低一日3回塗ります。3週間ほど続けなくてはいけないので少しばかり辛抱が必要ですが、非常に効果が高く変化を感じやすい療法です。
日々のスキンケア
新しいホクロができないようにするためにも、毎日のスキンケアは欠かせません。特に、敏感肌の人や色白の人は以下のことに気を配るようにしてください。
- 紫外線には常に気をつける必要があります。夏の間の正午から午後4時は、一年で最も紫外線量が多い時間帯です。日焼け止めを使ったり、服などで覆い肌が直接日光に晒されないようにしましょう。
- ピーリングはナチュラルなものだけを使い、週一度か半月に一回のペースに留めるようにします。また、自分の肌タイプに合う製品を選び、使う体の箇所にも気を配るようにしましょう。
- 保湿クリーム等を使って、日頃から肌が潤っている状態にすることも大切です。
- バランスのとれた食生活は全ての基本です。フルーツ、生野菜、ヘルシーな脂質を毎日摂取するのは、美しい肌を保つのに必須です。
- 冷たいシャワーを浴びるのは肌にとても効果的です。皮膚内と体全体の血行を良くしてくれるので、お風呂を出る直前にサッと浴びるだけでも習慣づけるようにすると良いでしょう。温度が高すぎる水を使っていると、肌を弱らせて組織を傷つけてしまいます。
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