許すことを学び、過去にサヨナラしよう!

過去に引きずられて前に進めないということがあってはなりません。過ちはあなたの足かせではなく、人生の学びの一過程にすぎないのです。
許すことを学び、過去にサヨナラしよう!

によって書かれた Raquel Lemos Rodríguez

最後の更新: 06 12月, 2022

私たちは時として過去に囚われてしまい、心おだやかに『今』を過ごすことができなくなることがあります。そういうとき、私たちは心がすっかり麻痺してしまい、一歩も前進することができません。

前に進みたいなら過去を忘れてしまいなさい、と言うのはたやすいこと。でも、自然に消えてくれないひどい心の痛みは、放っておくと深刻な心の病へと発展してしまうことがあるので注意が必要です。

過ちから学ぶ

私たちが前に進むことができない主な理由のひとつは、過去に犯した過ちです。悪いことをしてしまった、あるいはどうしてもやりたくなかったことをやってしまった、という罪悪感が、私たちにつきまとい、心を苦しめるのです。

鬱の女性

私たちは、原則として過ちは正すことができるとわかっています。でも、取り返しがつかないと思われる過ちは、どうしたらいいのでしょう? 答えは単純—私たちにできることは、その過ちから学ぶことだけだ、ということです。私たちはいつだって、どんなにネガティブな体験からも何かポジティブなことを学ぶことができる、ということを覚えておきましょう。

過ちを怖れてはなりません。私たちの良心に重くのしかかるものも含めてです。過ちを犯すことを怖れていては、前に進むことができず、変えることのできない過去に支配されつづけるだけ。すでにやってしまったことは変えられません。後ろではなく、前に目を向けつづけましょう。

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私たちは、過ちを犯した自分を懲らしめるべきでしょうか。決してそうしてはなりません。過ちを犯すことは人間である証拠。私たちは完ぺきではないということを教えてくれます。過ちは、私たちがそこから学ぶことができる限りポジティブな経験である、という事実を認識すべきです。

幸せをこばまない

あなたも過去に悲しく暗い日々を体験し、その記憶がまだ残っているかもしれません。でも、それは過ぎ去ったのです! 過去に生きつづけてはなりません。あなたは、「今」「ここに」生きているのですから。

感情に浸る女性

過去にとらわれて生きているため、どうしても幸せになれない人がたくさんいます。時には過去をふり返り、そこから学ぶ―自分に何が起こったか、それから何をどう学んだのかを見きわめる―のもよいでしょう。

そのためには、許すことを学び、自分自身を許す必要があります。憤りは決してだれのためにもなりません。憤りを抱き続けているかぎり、あなたを待ち受けている幸せを手に入れることはできません。あなたを過去につなぎ留めているものを、断ち切らなければならないのです。

他者を許すことを学ぶだけでなく、過ちを犯したあなた自身を許すことも学ぶ必要があります。そうすることで、あなたは両肩に背負いつづけてきた重荷を下ろすことができるでしょう。

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時には過去をふり返ったとしても、前に進む機会を自分自身に与えることが大切です。ただ過去を振り返るのは、それが幸せに向かって一歩を踏み出す手助けとなるときだけにしましょう。

過去を断ち切るのは今!

女性とふくろう

依存性とは何かご存知ですか。過去の傷が原因でひとりになることを怖れるために、他の人にしがみついてしまう傾向です。同時に、過去に対しても依存する状態になります。

私たちは自分たちの過去に依存してはなりません。過去は変えることができないと受け入れる必要があるからです。過去に生きつづけるとき、私たちは自分の可能性を最大限に活かすことができず、前進することも何かを為すこともできない人間になってしまいます。

過去を断ち切ることなく前に進むことはできません。過去に生きるとは、あなた自身が結んだロープに絡めとられているような状態です。それを断ち切れるのはあなたしかいません。そしてそれをする時は「いま」なのです。

客観的な目であなたの過去を見つめ、自分自身の過ちと成功とから学びましょう。あなたを傷つけた人たちを許しましょう。現在と、あなたが変えたいこととに焦点を当てましょう。自分から行動を起こすことがきわめて大切です。

女性の後ろ姿

私たちは、だれだってある時点で過去をふり変える必要があります。大切なのは、過去にとらわれないことです。私たちの現実は、今ここにあるからです。私たちは現在を生き、未来に向かって前進しつづけているのです。

決して過去に生きてはなりません。それは過ぎてしまったものであり、いやなことがたくさんつまっています。私たちは今日、すべてを変え、過去を過去に置き去りにすることができるのです。「今」は、変わるための機会を与えてくれます。心の断捨離をして、心を開き、両手でそれを受け取ろうではありませんか!


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