夜寝る前にやせるための5つの秘訣
夜寝る前にやせることなんてできるの? と首をひねっていませんか。もちろんできます!私たちの基礎代謝は24時間働いています。必要なのは、やせるためのシンプルな戦略を実行して、基礎代謝をちょっと高めるだけ。1日の終わりは減量したい人にとっても大切な時間帯です。ダイエット中の方は、今日ご紹介するやせるための秘訣を是非実践してくださいね。
というわけで、今回は、寝る前にやせるための秘訣を5つご紹介します。
1. 夕食は抜かない
早くやせるためはカロリーを減らそうと間違った考えで、夕食を抜かしてしまう人がたくさんいます。でも夕食を抜かすと、その後の10時間あまりを、身体に栄養を与えることなく過ごさねばなりません。このことが、身体に2つの大きな悪影響を与えます。第1に、これはあなたがヘルシーな食習慣に従っていないことを意味します。第2に、夕食を抜くことで、基礎代謝が低くなってしまいます。
それでは、解決策はなんでしょう? 夕食をきちんと食べ、次に挙げるアドバイスに従うようおすすめします。
- ベッドに入る2時間前までに夕食をとるようにしましょう。
- 夕食には軽いものを選びましょう。
- 少量でもバランスのとれた食事が大切だということは、すでにお聞き及びのことでしょう。でもこれを聞いて、夕食はサラダだけ食べるという人がいますが、これは大きな間違い。夕食は、タンパク質・食物繊維・ビタミンをはじめ、炭水化物でさえ含んでいるべきです。
- サラダには、特に注意が必要です。1日の終わりには、身体が生野菜をうまく消化できないからです。代わりに野菜スープを飲みましょう。例えば、シナモン入りやニンニクとオーツ麦入りかぼちゃスープを試してみませんか。おいしいですよ! これらのスープに、サーモンを一切れ入れてもOKです。
2. 30分間歩く
.クタクタになるまで走る必要はありません。必要なのは、リラックスして、基礎代謝を活発にしておくことです。例えば、ペットや友達と散歩に行くと、心身ともに満足することでしょう。速足で歩き、息を大きく吸うのをお忘れなく。
夜の散歩は、緊張をほぐし、昼間抱えていた問題を見直すのにも役立ちます。ストレスは、あなたの健康と体重とに悪影響を及ぼす最大の敵のひとつ。1日の終わりに散歩に行くことに慣れると、緊張をほぐしてリラックスし、ものごとを違う角度から見るのに役立つ、快適なひとときを持てるようになります。
家に帰ってくるまでに、 すっかりリラックスなさっていることでしょう。ぜひお試しください!
3. 浄化作用のあるお風呂でリラックスする
散歩のあとは、ゆっくりお風呂に入るか、熱いシャワーを浴びてリラックスしましょう。さらに、1週間に1度、身体を浄化してくれる薬湯に入ることをおすすめします。薬湯には、次のような効能があります。
- 身体から毒素を排出する。
- ビタミンやミネラルなど、お肌に栄養を与える。
- 気分がすっきりして、元気回復に役立つ。
ここで紹介する薬湯は、リラックスできてデトックス効果があるだけでなく、炎症を抑え、ストレス解消に役立ちます。ストレスは過食の原因となりますから、あなたのダイエットを支援してくれる、ウレシイお風呂なんです。浴槽のお湯に重曹100グラム・ラベンダー精油5滴・海塩100グラム・すりおろしたショウガ大さじ1杯を混ぜ、30分間ゆっくりつかりましょう。
4. 1日の終わりにダイエット茶でくつろぐ
寝る前に楽しめる、ナチュラルでおいしいお茶がたくさんあります。脂肪の燃焼を助け、ビタミンを提供してくれるだけでなく、リラックス効果も見逃せません。特におすすめしたいのは…
ブルーベリー茶:血糖値を下げ、ぐっすり眠れるようになります。
ウーロン茶:ポリフェノールを含み、脂肪の吸収を抑えて体外に排出する働きがあるため、ダイエットに最適だと考えられます。
スターアニス茶:夜飲むと、ぐっすり眠れるだけでなく、夕食時に食べた脂質を燃焼してくれます。
ローズ茶:デリケートな味と香りのお茶です。Journal of Food Scienceによると、ローズ茶は緑茶よりも抗酸化物質が豊富で、カフェインを含まないため、寝る前に飲むお茶として最適だとか。便秘や腹部の炎症にも効き目があるかもしれません。
こちらもお読みください『夜ぐっすり眠るためのハーブティー5選』
5. ぐっすり眠るための準備をする
夜ぐっすり寝ることは、ダイエットにも役立ちます。驚かれましたか。でも、本当なんです。夜の間、あなたのリンパ系は、体内の毒素や老廃物を排出するという、重要な役割を果たしています。これができなければ、有害物質を体内に留め置くことになり、炎症を起こしたり、健康的にやせるのを妨害することでしょう。
睡眠の質を上げるためには、寝室の温度を摂氏20~24度に保つようにしましょう。涼しい部屋の方がよく眠れます。室温がこれ以上高いと、寝苦しくなってしまいます。また、覚えておきたいのは、ベッドに入る2時間前までに、コンピュータやスマホなどの電子デバイスの使用をやめること。電子デバイスの使用により脳はリラックスできなくなります。代わりに良い本を選び、毛布にくるまってくつろぎましょう。
こちらもお読みください『朝の疲労感を自然に解消するための/7つのアドバイス』
ご覧のように、どれも寝る前のひとときに簡単に実行できることばかり。健康を守り、ヘルシーにやせる5つの秘訣、さっそく今日からお試しください!
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- Lopez Minguez J., Gómez Abellán P., Garaulet M., Timing of breakfast, lunch, and dinner. Effects on obesity and metabolic risk. Nutrients, 2019.
- Swift DL., McGee JE., Earnest CP., Carlisle E., et al., The effects of exercise and physical activity on weight loss and maintenance. Prog Cardiovasc Dis, 2018. 61 (2): 206-213.
- Rothenberg DO., Zhou C., Zhang L., A review on the weight loss effects of oxidized tea polyphenols. Molecules, 2018.