病気の子どもにタトゥーで勇気を与えた男

· 8月 27, 2016
病気の子どもには、特に、勇気と自信が大切です。タトゥーがそれに役立ちます!

人体に有毒な物質を一切含まず、水で洗い流せるインクを使ったタトゥーがあります。このタトゥーが病気の子ども達に生きる強さと自信を与えました。

このタトゥーはもちろん、を傷つけることはありません。シャワーを浴びたりお風呂に入ると消えてしまいます。しかし、タトゥーの施術を受けた子ども達の心に宿った強さは消えることがありません。

施術を受けた少年、少女は笑顔になり、苦しみの中でも、今までとは違った見方で人生を送るようになります。

病気の子どもを笑顔にすることは、非常に大切なことです。そのことに、ニュージーランドのあるアーティストが気がつきました。

 

タトゥーで病気の子ども達に自信を

これは、若きタトゥーアーティスト、ベンジャミン・ロイドの話です。

彼は子どもの頃にひどい火傷を負い、腕の一部に跡が残ってしまいました。そのため、学校では随分と嫌な思いをしたと言います。

クラスメートの多くが、その火傷の跡を見て彼をからかいました。そんな彼は大人になり、その火傷の跡の上にタトゥーを施しました。

それがきっかけとなり、彼の人生は変わりました。シンプルに描いただけで、彼の強さや自信、モチベーションが溢れ出し、人生の目標を見つけました。それが、人にタトゥーを施すことです。

彼と同じような辛い経験をしている人の肌にデザインを施すことにしたのです。

自信をもった子ども

誰にでも、死は訪れます。数年前、彼は義理の息子を亡くしました。わずか7歳でした。

そのことがあって、彼は病気の子ども達にタトゥーの力を与えたいと思いつきます。

子どもの腕にタトゥーを施すことで、子どもに希望と幸福をもたらすことができるということは、分かっていました。ただ、その時点では彼も迷っていました。子どもにタトゥーをするということが、人々に受け入れられるのか自信がなかったのです。

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ソーシャルネットワークで

タトゥーを入れた子どもの姿を人々がどう受け取るかを知るべく、ロイドはある実験をしました。近所の子どもにタトゥーを入れ、フェイスブックに投稿したのです。

そして、もし、その投稿に対し、500件以上の「いいね!」がついたら、病院に行き、タトゥーを希望するガンと闘う子ども達にタトゥーを施すと決めたのです。

次の日、フェイスブックを見た彼は驚きました。なんと、400,000以上もの「いいね!」がついていたのです。

その結果を受け、ロイドは、すぐに行動に移します。約9分でタトゥーができる特別なブラシを作ったのです。

ロイドのタトゥーは有毒な成分を含まず、水で簡単に消すことができます。また、子どもが自分で選べるテンプレートを使い、美しく感動的なタトゥーを作り上げています。

タトゥー

タトゥーをしている子どもの写真はネット上で拡がりました。それ以来、ベンジャミン・ロイドは、病院を訪問し子どもにタトゥーを施し続けています。

入院している子ども達は、活動が制限されているため、外で遊ぶこともできません。特に、痛みのある治療を必要とする子ども、長時間の点滴やモニターに繋がれている子どもに、このタトゥーは喜ばれ、同時に、子どもの家族にも感謝されます。

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  • 使用するインクは無毒であるということが医師によって証明されています。タトゥーをすることによる害はなく、自信と笑顔を与えます。
  • タトゥーを施す時、ロイドは自分のネックレスを子どもにかけ、以前同じようにタトゥーをし、ガンと闘っている子どもの話をします。
  • ロイドは希望や強さ、勇気を子どもに与えています。子どもが鏡を覗き込み、バラやガイコツ、空想上の生き物が体にペイントされているのを見たとき、その絵から感じるエネルギーや強さによって自分自身が守られているような気になるのです。