PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)について知っておくべき 7 つの事

· 5月 12, 2017
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は、性ホルモンのアンバランスによって引き起こされる、女性に影響を与える病気です。

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)とは、性ホルモンが著しくアンバランスになってしまう病気です。この症候群は、女性の生殖に関する健康に対し、影響を及ぼします。

この記事を読んで、この症候群をより良く理解するために、7つの重要な事を学びましょう。

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は、女性の20〜30人に一人の割合でみられます。

この症候群は、エストロゲンと呼ばれる卵巣ホルモンと黄体ホルモンよりも、多くのアンドロゲン(一般的に男性ホルモンと呼ばれています)を、卵巣が生産し始めることにより、引き起こされます。これにより、月経周期中の卵子の発育と放出が妨げられてしまいます。

結果として、不妊症を引き起こします。またさらに、嚢胞として知られている小さな体液のポケットが出来ることもあります。

これらは排卵のプロセスを変えてしまうので、一般的にPCOSを患っている女性は、不規則な月経、炎症や、日常生活へ影響があるような他の症状も経験します。

通常、若い人に見られますが、高齢女性でも起こると言われています。

しかしながら、発症段階では、PCOS はほとんど症状が現れません。しかし、治療すべき大きな症状はあります。

この症候群はホルモンの変化が原因であり、誰もが、この病気についてより詳しく知ることは不可欠です。

今日のこの記事で、私たちは、この症候群をより理解するための、重要な7つの事を共有したいと思います。

 

1.PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)とは何か?

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は、ホルモンが著しくアンバランスになる病気です。当然のことながら、女性の生殖に関する健康に、影響を及ぼします。

さらに、小さな嚢胞または小胞が出来ることを特徴としています。これらは通常、卵巣の外壁の肥厚増大とともに発生します。

 

2.PCOS(多嚢胞性卵巣症候群) の症状は何?

他の病気と同様に、この症候群の初期段階では、強い症状は存在しません。

しかし、症候群の進行に伴い現れるいくつかの兆候は、病気のサインとして疑われるものがあります。

その最も注目すべき症状は次のとおりです。

 

  • 思春期の期間、1度か複数回の初潮の後の月経が来ない。
  • 月経不順。
  • 異常な出血。
  • 過剰な体毛の成長。
  • 顔や背中に慢性的なにきびが出来る。
  • 皮膚の質感の変化。
  • 肝斑
  • 妊娠しにくいまたは、不妊症。
  • 体重の増加。
  • 過度の抜け毛。
  • 声が太くなる。
  • バストサイズが変わる。

こちらの記事もご覧ください:多嚢胞性卵巣症候群に新たな治療法?

3.PCOS (多嚢胞性卵巣症候群)の原因は?

卵巣

ホルモンレベルの変化が、この病気を引き起こします。それらは、卵巣からの卵子の放出を妨げてしまいます。

さらに、遺伝的要因が原因とも言われています。しかしながら、悪い生活環境や偏食などの、外部要因も原因となる可能性があります。

全体的に見て、最も影響を受けるホルモンは以下の通りです。

  • エストロゲン(卵巣ホルモン)
  • プロゲステロン(黄体ホルモン)
  • アンドロゲン(一般的に男性ホルモンと呼ばれるもの)

 

4.PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は卵巣癌のリスクを増加させる。

この状態で出来る嚢胞は良性ですが、その嚢胞とその嚢胞が起こすホルモンの変化は、卵巣癌のリスクを高める可能性があります。

これはなぜなら、ホルモンのアンバランスが、子宮内膜の脱落を防ぐはたらきをするからです。時間の経過とともに、ホルモンがその細胞の活動を活発に、変化させます。

 

5. PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)はメタボリック シンドロームのリスクも上昇させます。

体重計を持つ女性

性ホルモンの活動のアンバランスは、身体の代謝プロセスを、直接的に妨害する可能性があります。結果として、それらはいくつかの健康の障害につながることがあります。

一般には、以下の様な疾患があります。

  • 高血圧
  • 低コレステロール血症
  • 肥満
  • 糖尿病
  • 高レベルの中性脂肪

こちらの記事もご覧ください:卵巣の痛み:7つの原因

6.PCOS(多嚢胞性卵巣症候群) は常に不妊を引き起こすわけではありません。

この症候群で、何人かの女性が不妊症になっていることは事実です。ですが、排卵が困難な状態であっても、すべての女性がこの不妊経験をするわけではありません。

正常な排卵を経験している女性とは異なり、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の女性の排卵は予期しない時に起こります。したがって、彼女たちの妊娠の機会が、より少なくなってしまうということです。

ですが、適時・適切な治療を受けるこにより、排卵が促進されて、妊娠する機会を増やすことができます。

 

7.PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)でも、常に嚢胞を切除する必要はありません

卵巣の診断

この病気のほとんどの女性は、卵巣から嚢胞を切除する手術する必要があると思ってしまいます。

しかし、これは必ずしもそうではありません。

ほとんどの嚢胞は排卵や、成熟、成長をしません。

超音波で視ると、その嚢胞はほとんどが常に、「パールのネックレス」のように見えます。しかし、それらを見て驚いてしまうようですが、実際の危険性はありません。

嚢胞は明らかにホルモンと月経の活動に影響を及ぼしますが、他のタイプの治療手段でコントロールを保つことができます。

この疾患のコントロール治療は、各患者さんのホルモンのアンバランスさの重篤度や、影響に基づいて行われるので、それぞれ異なってきます。

病気と診断された後は、患者さんは合併症を避けるためにも、継続的に健康診断を受けるべきです。