死を受け入れる方法

4月 8, 2017
愛する人を亡くした時、失った悲しみや苦しみに囚われるあまり、その人がどれだけ苦しんでいたかなど、あまり考えることがないかもしれません。死が自然の一部であることを受け入れ、それに対処する方法を学びましょう。

身近な人を亡くすということは、生きていれば必ずと言っていいほど、誰もが経験する避けられない出来事です。

国によっては「魂の解放」という意味を持ち、死を祝うところもありますが、「悲しい出来事」以外の何ものでもないととる文化が多いでしょう。

悲しみ、失望、怒りといった感情に支配されることもあります。そして時には、そういった感情が起きないことに対して罪悪感を感じたりもします。

しかしそれは、亡くなった人に対してでなく、自分自身がかわいそうで悲しんでいるという事はありませんか?

 

拒絶と喪失

どうにもならない解決法などないことなのに、時として「死」をどうやって拒み、避けようかと苦しんだりします。

周囲にいる自分にとってマイナスで嫌な人たちとの関わりや、繰り返しおかしてしまう失敗や間違いなど、様々な人生の困難を受け入れようと努力する一方で、なぜ「死」を受け入れることは出来ないのでしょうか?

愛する人を癌などの病気で亡くしてしまうことを想像してみてください。あまりにも辛く悲しく、その苦しみから抜け出せないとすら感じます。

しかし、悲しみで深く落ち込んだとしても、いつかその感情にも必ず終わりが来ることを受け入れましょう。

愛する人が病気で苦しんでいる姿を見ていても、その人が死んでしまうより、その苦しみの中ででもやはり生き続けていてほしい、と思いますか?

死を拒絶するということは、相手の事ではなく自分の事だけを考えた、身勝手なものかもしれません。

 

喪失感と依存

喪失感と感情依存はリンクしています。この2つが揃うと、愛する人を失った時の喪失感から抜け出せず、自分をさらに苦しめることになります。

本当に悲しいと感じるのは、愛する人が突然この世を去り、共に時を過ごすことが出来なくなるという事です。愛する人がいなくなったことではなく、一人取り残されたことが悲しいのです。

これはとても自分中心な感情です。これを受け入れ乗り越えた時、前へ進むことが出来るのです。

深い悲しみに苦しむ時間やそれに費やすエネルギーは、亡くなった人のためではなく、それは全て、自分の置かれた状況に対するものなのです。

しかし、「死」から逃げることは何の解決にもなりません。これを受け入れることが大切です。最終的には必ずそれを乗り越えることが出来るのですから。

 

「命」は思うようにならない

命の存在をコントロールすることは出来ません。何もできないまま、とても大切な人の命は失われていってしまうのです。

死を受け入れようと努力しなければ、苦しみは増すばかりです。苦痛の中に身を置くばかりでは、その苦しみは、いつしか抜け出すことが出来ないほど大きなものへと成長してしまいます

愛する人を失ったことが、あなたの感情や状況を左右するのではありません。あなた自身が死をそのまま受け入れることが大切なのです。

もっとありのままに死について語り合いましょう。罪悪感を感じるからと、嘘の悲しみを見せる必要もありません。そうすることが、前向きに進んでいく力になるのです。

周りの目を気にする必要はないのです。

「死」を「生」の一部としてとらえないことは、私たちに植え付けられた間違った考えです。しかし、「死」は誰にでもいつかは訪れる自然なことなのです。

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