パパイヤシードの効能
パパイヤは中米地域が原産のフルーツで、スペイン人征服者がアメリカ大陸に到着した時、パパイヤの種を持ち帰り、南米を始めマレーシア、フィリピン、中国、ハワイ等世界中に広まりました。
パパイヤは今では世界中で人気のあるフルーツとなりました。 美味しくて栄養があり、そのまま食べるだけでなくデザートやジュースにも最適です。しかし、パパイヤを食べる時、種にも栄養があるということを知らずに捨ててしまう人は多いのではないでしょうか。今回はパパイヤシードの効能を詳しく見ていきましょう。
肝臓を綺麗にする
肝臓は体の中でも最も大切な器官です。フィルターの役目を果たすことで毒素を防ぎ、病気にかかるのを防いでくれるからです。肝臓が病気になってしまうと、慢性的な病気を引き起こすリスクに晒されることとなります。 体に必要のない物質は取り除くことが大切なのです。
パパイヤシードは、特に肝硬変を煩っている場合、強力な味方となるでしょう。この場合にパパイヤシード利用したい方は、5粒分挽いたものを大さじ1杯のレモン汁に混ぜ、1日に2度飲みます。これを1ヶ月間続けてください。
こちらの記事もご覧ください:肝臓デトックスを目的とした食事について知っておくべきすべてのこと
腸の健康を改善する
パパイヤシードは腸の健康を促進する効果もあります。岡山大学と鹿児島大学のチームは、パパイヤの種に含まれる成分に大腸がんの増殖を抑えるタンパク質の働きを活性化させる効果があることを見つけました。また、パパイヤの種にはカルパインと呼ばれる虫下し効果のあるアルカロイドが含まれており、腸管寄生虫を排除する力があります。まず、パパイヤの種は乾燥させ、それから挽いて利用します。挽いたもの大さじ1杯分を水に入れ、沸騰させましょう。お好みでハチミツを加えても構いません。1日2〜3回摂取してください。
余分な脂肪や糖分を排出
パパイヤシードには、体の脂肪燃焼効果があります。パパイヤシードは余分な脂肪や糖分が体に蓄積するのを防ぎ、最終的には減量へと繋がります。
糖質についてはこちらの記事もおすすめです:糖質制限ダイエット1週間のメニュー
パパイヤシードで痩せる3つの簡単な方法
パパイヤシードで減量を目指しているのなら下記の3つの方法を試してみてください。しかし、減量はすぐに達成されるものではありませんので、根気よく続けましょう。減量には健康的な食生活を送ることと頻繁にエクササイズを行うことが大切であるということを忘れないでいてください。
方法1
毎日、空腹時にパパイヤシードを12粒、グレープフルーツティーと一緒に食べます。これを15日間連続して行い、その後15日間休憩します。
方法2
グレープフルーツジュースにパパイヤシードを15粒入れ、胃が空っぽの時に、薬を飲むように摂取します。このジュースは脂肪の燃焼も助け、消化を促します。
方法3
最後の方法は、パパイヤシードをサラダに加え、一緒に食べることです。パパイヤシードの味は、マスタードに似てピリッと辛いので、食べ過ぎないようにしましょう。