パートナーに/感情を操られないようにする方法

· 9月 25, 2015
私たちのほとんどは、恋愛とは愛情と願望を互いに交換しあうことで、与えるものと受けるもののバランスがとれているべきだと考えています。もし与えるばかりだと、日常の幸せを見つけるのに必要な自尊心が失われ、心が空っぽで、操られていると感じるようになります。

人間を人間たらしめているのは私たちの感情です。あふれんばかりの幸福感から、胸をひきさく悲しみまで、感情とは生きているからこそ体験できるすばらしい、そして時にやっかいな感覚です。恋愛しているとき、私たちの心はふだんよりもナイーブで傷つきやすくなっているもの。そのため、恋愛関係にあるとき、私たちは最も感情的な操作を受けやすいといえます。

感情的に操られているって、どうしたらわかるの?

驚かれるかもしれませんが、パートナーによる感情操作を見抜くのは、たやすいことだとはかぎりません。いったいどうしてでしょう? それは、「愛」という、人間の心理の中でも特に複雑で激しい側面に関わっているからです。例えば、愛と所有を混同してしまう人がたくさんいます。「私の彼(僕の彼女)が嫉妬するのは、私(僕)のことを愛しているからなんだ」—よく聞くセリフですよね。でも、これは長期的な問題の存在を示すことばなのです。この点について、もうちょっと掘り下げてみましょう。

1. 愛と所有は別のもの

何をするにもいっしょ、というカップルがいます。出かけるのもいっしょ、友達と集まるのもいっしょ、といった具合です。それはとてもよいことで、健全だといってもいいでしょう。ただし、何でもいっしょにする理由が、相手に対するコントロールを維持するためでなければの話です。例えば、パートナーが1人で出かけたり、自分自身の友達や職場の人間関係を持ったりすることにがまんできないという人たちがいます。

この点に十分用心しなくてはなりません。愛とは、相手をコントロールしたり、何かを禁じたりすることではないのです。こんなセリフには要注意です:「ホントにそんな格好で出かけるつもり?」「私(僕)がいるのに、なんであんな友達と出かけるわけ?」「あなた(君)がそれをするってことは、私(僕)のことを本当に愛していないってことだよ。私(僕)はあなた(君)にすべてを捧げているのに、あなた(君)は全然感謝していないね」

2.  あなたの自尊心を大切に

感情操作をしようとする人間は、相手の自尊心をまっこうから攻撃します。恋愛関係にあるとき、私たちは相手にすべてを与え、だれよりも相手を愛し、相手のためなら何でもしようとします。それは大変よいことですが、どうやって自分自身を守るかを知っておく必要があります。

あなたのパートナーが自分自身のニーズを優先し、自分勝手な行動をとるなら、あなたは心傷つき、毎日少しずつ気分が滅入っていくことでしょう。私たちのほとんどは、恋愛とは愛情と願望を互いに交換しあうことであり、与えるものと受けるもののバランスが取れているべきと考えています。いつも与えるばかりの立場だと、心が空っぽで、操られていると感じ、自尊心が低くなりすぎて、日常の幸福を見つけることができなくなります。

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3.  アイデンティティーの喪失

時として、私たちはふさわしくない相手と恋に落ちてしまうことがあります。また、自分自身を抑えきれず、ますます激しい感情のるつぼにはまりこんでしまうこともあります。精神的に大人になりきれていないため、ヘルシーな関係を保つことができず、幸せを感じてカップルとして成長していく代わりに、少しずつ自分のアイデンティティーを失っていく人たちもいます。

相手はあなたが友達を持つことを許さず、自分の利益を優先し、あなたをないがしろにします。あなたをけなし、おまえはバカでグズだとののしります。あなたの品位をおとしめようとし、幸せで夢いっぱいだった昔のあなたとは似ても似つかぬ人間に変えてしまうのです。

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感情的に操られないようにするには、どうしたらいいの?

感情を操られないように

感情的に操られないようにするには、相手との関係において、自分の限界をはっきりと定義する必要があります。あなたの限界とは何でしょう? それは、あなたが幸せだと感じなくなったときです。口で言うのはカンタンですが、どんなに不幸せであることを自覚していても、その関係から抜け出せない人たちがたくさんいます。それはどうしてでしょう? 一般的にいって、次のような理由が考えられます。

  • 不幸せであるにも関わらず、まだ相手を愛しているため。別れは、いつも複雑でつらいものです。
  • 孤独を恐れるため。一人ぼっちになるのが怖いのです。
  • 相手の反応を恐れるため。相手が簡単に別れてくれないのでは、と恐れています。

決心をゆるがせず、勇気をもたなければなりません。自分自身にたずねてみましょう。あなたの息をつまらせ、自分の都合であなたを操縦しようとする人間—あなたを尊敬していない人間—と一生暮らす気があるのか、と。有害だとわかっていても、その関係から抜け出そうとは思わないかもしれません。プラスとマイナスを、注意深く検討する必要があります。

だれかサポートしてくれる人を見つけましょう。家族や友達に助けを求めましょう。きっと、必要なときにあなたに力を与えてくれるでしょう。恋愛関係を終わらせるのは、いつも容易なことではなく、当事者双方にとってつらいことです。でも覚えておいてください:私たちはみんな、幸せになる権利があるのです。
そしてあなたには、いつも最善のものを受ける価値があるのです。心の平安とたくさんの夢を持って、毎日をスタートする価値があるのです。あなたの価値をすべて認めてくれ、あなたを幸せにしてくれる人が必ずどこかにいます。それを信じて生きていかれるよう祈っています。