お肌にやさしいナチュラル脱毛法
見苦しいムダ毛を家で自然に取りのぞく方法があるってご存知ですか? エステ通いや脱毛剤・ワックスなどにかかる費用を節約できるだけでなく、肌荒れやその他の副作用を避けることができるほか、だんだんムダ毛がうすくなってくるというスグレモノ……と言えば、ぜひ試してみたくなりますよね?
今回は、お肌にやさしいナチュラル脱毛法を3つご紹介します。1つめは砂糖とレモンを使った脱毛法、2つめは絹糸または木綿糸を使った脱毛法、そして3つめはターメリックを使ってムダ毛をうすくしていく方法です。
砂糖とレモンを使った脱毛法
この脱毛法は、古代エジプトやアジア諸国で昔から使われてきた方法で、砂糖とレモンだけでできます。 市販のワックスを使った方法と似ていますが、ワックスほど痛くないですし、安上がりのうえ、もっとナチュラルな脱毛法です。
既成の砂糖ペーストも販売されていますが、家で簡単にできますから、ぜひご自分で作り方を覚えましょう。
材料:
- 砂糖カップ2杯
- レモン1個のしぼり汁
- レモンのしぼり汁が十分でない場合:水少々
使い方:
- レモンのしぼり汁と砂糖カップ2杯を中くらいの鍋かグラタン皿に入れます。レモン汁は、砂糖を完全におおってしまうぐらいの分量が必要です。もし足りなければ、水を少々加えてください。
- 中火よりやや強めの火に鍋(またはグラタン皿)をかけ、木のスプーンでかきまぜながら、砂糖を完全に溶かします。もし料理用の温度計があれば、温度が摂氏115度になっているか確認しましょう。
- ふつふつと沸騰し始めたら火を弱め、全体がドロリとなり、ベタベタだけど硬すぎないペースト状になるまで待ちます。色は、はちみつのような琥珀色です。もしもっと濃い色であれば、焦がしてしまったのかもしれませんから、初めからやり直さなければなりません。決して強火で1分以上沸騰させてはなりません。
- 火からおろし、さまします。
さめたら、このシュガーワックスをふつうのワックスと同じように、脱毛したい箇所に塗ります。毛の流れに沿ってまんべんなくうすく塗ってから、毛の流れと反対方向に一気にはがします。
シュガーワックスが肌にくっつきすぎないようにするためには、脱毛する箇所をあらかじめきれいに洗って乾かしたあと、タルカムパウダーを軽くはたいておきましょう。
脱毛が終わったら、お肌をいたわるために、保湿剤かアロエベラを少量ぬっておくといいでしょう。まだワックスがお肌に残っているようなら、温かいお湯で洗い流してください。
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絹または木綿糸をつかった脱毛法
ちょっと変わっていますが、おそらく最も安上がりなナチュラル脱毛法です。必要なのは、糸1本だけ。このテクニックはスレッディング(糸脱毛)と呼ばれ、昔からインドやエジプトで利用されていました。今でもたくさんの女性たちが実行しています。
この方法はある程度のスキルが必要ですから、初回はエステでやってもらい、やり方を観察するとよいでしょう。やり方さえわかったら、スレッディングはたいへん手早くできて、痛みもありません。
この方法を実行するには、絹糸か木綿糸を使います。長い糸を二重にしてひねり、産毛・むだ毛に糸をからめて毛根から抜きます。お肌に負担を与えません。
長い1本の絹糸または木綿糸を二重にしてひねったら、このビデオの映像を参考にしてみてください(音声は英語)。
このタイプの脱毛法を実行すると、次に毛が生え始めるまでに6週間ほどかかります。また繰り返すうちに毛がだんだんうすくなっていくところが、一般的なワックス脱毛とちがいます。お顔にも利用できます。
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ターメリックパック
脱毛のあとに使うため、ターメリックの顔パックやボディパックを作ってみませんか。ターメリックにはお肌にいい成分がたくさん入っています。また、ムダ毛をだんだんうすくしていくのを助けてくれるため、上記の方法で脱毛したあとにピッタリです。
ターメリックの粉を水とまぜ、ポタポタ落ちない程度のなめらかなペーストを作ります。これをお肌に塗り、20分間そのままにしておきましょう。