お肌しっとり! 自家製アロエベラ石鹸 の作り方
市販の石鹸を使うと、お肌が乾燥したりかぶれたりしていませんか?そんな敏感肌の方に特におすすめしたいのが、アロエベラとオリーブオイルを使った、その名も 自家製アロエベラ石鹸 。お肌を清潔に保つだけでなく、しっとりした自然な湿り気を維持するのにも役立ちます。
今回は、顔・手・全身に使える、保湿効果バツグンの自家製アロエベラ石鹸の作り方をご紹介します!
アロエベラの効能って?
アロエベラのゼラチン状の葉肉には、健康と美容に役立つたくさんの効能があります。服用しても、お肌につけてもよく、使い途もさまざまです。特に鎮痛効果・抗酸化作用・抗炎症作用があり、細胞の再生を助ける成分を含んでいることから、たくさんの化粧品がアロエベラジェルを利用しています。
アロエは、お肌を脂っぽくすることなく、自然な湿り気を維持するのに役立ちますから、脂性肌や普通肌(混合肌)の方だけでなく、ニキビでお悩みの方にもぴったりです。現にアロエは、ジェルやシャンプーなどのヘアケア製品にもよく使われていますよね。
アロエは育てるのに手がかかりませんし、火傷・傷などに即効性がありますから、もうすでに庭やベランダで栽培している方もたくさんいらっしゃることでしょう。まだの方は、1鉢購入するか、お友達に分けてもらうかして、常備しておきましょう。
こちらの記事もご覧ください:
自家製アロエベラ石鹸 の利点って?
最近、自家製の石鹸や化粧品を作る人たちが増えています。自家製なら、自分の好みやニーズに合わせて材料を選ぶことができるから便利ですよね 。また、いろいろなレシピを試してみて、自分の肌の質にぴったりのものを見つけることもできます。
さらに自分で石鹸を作るということは、石鹸の中に何が入っているかを把握できるということです。つまり市販品に含まれがちな合成香料や硫酸塩・パラベンなど、お肌や体に良くない成分を確実に避けることが可能です。
アロエベラ石鹸は、大体どんな人のお肌にも合うと思いますので、おそらくご家族全員で利用できます。それでも、アレルギーなどの可能性は十分に考慮して、エッセンシャルオイルの種類を変えてみるなど、いろいろ試してみるとよいでしょう。
必要な材料は?
- オリーブオイルまたはココナッツオイル カップ1杯(220グラム)
- 水酸化ナトリウム 大さじ3杯(30グラム)
- 蒸留水 大さじ6.5杯(65 cc)
- アロエベラジェル(生または市販のもの)大さじ3杯(45グラム)
- エッセンシャルオイル 15滴(好みで)
こちらの記事もお読みください:家で簡単にできるオリーブオイルの活用術
必要な道具は?
- 石鹸の型、またはペットボトルの底の部分
- 水酸化ナトリウムを扱う際の安全ゴーグルとゴム手袋
- ハンドミキサー
- 鍋
- 耐熱性ガラス容器
- 木製スプーン
アロエベラ石鹸の作り方
- 安全ゴーグルとゴム手袋を着用し、ガラス容器をそっとシンクの中に置きましょう。
- まず水酸化ナトリウムを容器に入れ、蒸留水を加えます。この時、はねないように十分気をつけてください。また急激に発熱し、蒸気が発生しますので作業中は換気扇を回すか窓を開けるなどして、十分換気してください。
- このミックスがさめるまで、そのまま置いておきます。
- 冷めたらオリーブオイルまたはココナッツオイルを鍋に入れ、とろ火にかけます。約46℃(かなり熱い状態)になったら火からおろし、水酸化ナトリウムと水のミックスを加えて、ハンドミキサーで撹拌します。
- はねないように低速で始め、ジェル状になるまでゆっくり撹拌してください。また、さめないうちにアロエベラとエッセンシャルオイルを加えてこれもよく混ぜてください。
- このミックスを型に注ぎ込み、熱を保つためタオルで覆います。このまま12〜24時間置いて、自然にさまします。さめたら、型から取り出します。
- この石鹸を涼しくて乾燥した場所に保管し、固くなり熟成するのを待ちます。通常、1ヶ月〜2ヶ月半ぐらいでできあがりです。
注意事項
水酸化ナトリウムは腐敗性が強く大変危険な薬品ですから、必ず安全ゴーグルやゴム手袋で目と手を守るようにして、十分注意して扱ってください。また作業している場所に、子どもやペットが近づかないようにしておきましょう。
万が一、お肌に触れたときは、即座にその箇所を水でよく洗い流し、酢をぬってください。
アロエ入りグリセリンソープの作り方
もっと手軽にアロエベラを使った石鹸を作る方法もあります。市販のグリセリンソープを購入し、これを湯煎鍋で温めて溶かし、アロエベラジェルを混ぜる、それだけです。 このミックスを型に注ぎ、冷めるまで放置しておけば、アロエベラ入りグリセリンソープの出来上がりです。
引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
-
Surjushe, A., Vasani, R., & Saple, D. (2008). Aloe vera: A short review. Indian Journal of Dermatology. https://doi.org/10.4103/0019-5154.44785.</p>
-
Reynolds, T., & Dweck, A. C. (1999). Aloe vera leaf gel: A review update. Journal of Ethnopharmacology. https://doi.org/10.1016/S0378-8741(99)00085-9.
-
Sciences, L. (2007). Aloe vera. Reactions Weekly. https://doi.org/10.2165/00128415-200711480-00025.</p>