脳の健康に効果的なハーブと香辛料

ある特定のハーブが記憶力の改善に効果があるのをご存知ですか? 本記事で詳しくご紹介します。
脳の健康に効果的なハーブと香辛料

最後の更新: 24 10月, 2018

一部の薬は私たちの健康に非常に効果的ですが、脳の健康に最も効果があるのは医薬品ではなく天然素材です。

脳への酸素の供給量を改善し、記憶力を改善するハーブや香辛料をご紹介します。

今回ご紹介するハーブや香辛料は、不安感にお悩みの方や、ご家族に脳腫瘍の病歴がある方の予防にも効果的ですので、毎日の食事に是非取り入れてください!

パセリとタイム

パセリとタイムにはアピゲニンと呼ばれるフラボノイドが含まれています。

抗酸化作用のあるフラボノイド「アピゲニン」は、脳細胞をつなぐシナプスの働きを高めることが明らかになっています。アピゲニンという名前を聞いたことがない方も、エストロゲンは聞いたことがあるでしょう。

エストロゲンには、神経細胞の発達を即す、アピゲニンと同等の働きがあります。

アピゲニンを豊富に含む食事は脳細胞の形成と脳細胞のコミュニケーションを活性化することがいくつかの研究から明らかになっています。

前述した通り、パセリとタイムにはアピゲニンが豊富に含まれているため、うつ病、アルツハイマー病、パーキンソン病の予防に効果を発揮します。

こちらの記事もご覧ください:パセリが持つ体に良い5つの効果

カモミール

カモミールティー

カモミールティーとして人気のあるハーブ、カモミールは、朝食時やゆっくりとリラックスしたいときなどにおすすめのハーブです。

ストレスの解消に効果のあるカモミールは、精神状態を落ち着かせるだけではなく、不安感を解消します

またカモミールは脳の動きを活性化する効果もあります。就寝前に1カップのカモミールティーを飲むと、リラックス効果により良質の睡眠が得られます。

 

セージ

記憶障害を発症すると完全に回復するのは難しいといわれていますが、その機能を最大化することは可能です。

セージには記憶力を改善する効果があります。記憶障害や注意力が散漫になっているとき、そして勉強に集中できないときは、セージを毎日の食事に取り入れてください。

 

ニンニク

にんにく

ニンニクには脳のがん細胞を撃退する働きがあるといわれていますが、まだその研究は続けられています。

ただし、脳と記憶力の向上にニンニクが効果を発揮するのはまぎれもない事実です。ニンニクは一年中手に入り、毎日の食事に加えられる万能な食材です。ぜひ食事に取り入れてください。

こちらの記事もご覧ください:にんにくと蜂蜜の素晴らしい効能

ミント

ミントはとても手に入れやすいハーブなので欠かさないようにしてください。

成人の記憶力を改善する働きのあるミントは、そのままミントティーとして、またはカモミールとハチミツを組み合わせたお茶としてお楽しみください。

短期的な記憶や長期的な記憶力や学習機能の向上、そして気分の改善にもおすすめです。

ミントを毎日の食事に加えることで、食事に新鮮な風味を与えながら、栄養とエネルギーを補給します。

 

ローズマリー

ローズマリー

 

エッセンシャルアロマが豊富なローズマリーは、65歳以上の記憶力を改善します。

65歳以上の人に、ローズマリーの香りのする部屋に入ってもらい、記憶力を比べたところ、香りのない部屋にいた人よりもローズマリーの香りの部屋にいた人の方が物忘れをしないことも研究から明らかになっています。

病院の予約時間、記念日や誕生日など、これから起こることを記憶する力を促進し、認知症の予防にも効果を発揮します。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。