うつ病を引き起こすかもしれない/6つの悪習慣とは?

5月 16, 2017
うつ病を防ぐには、1日に少なくとも30分間を何らかの身体活動に費やすことが大切です。今回は心の健康を守るためにどう生活習慣を変えていけばよいか、ごいっしょに考えていきましょう。

うつ病は脳内の化学物質の変化によって引き起こされる感情障害の1つ。この変化は、ある状況がもたらす刺激・ホルモンのアンバランス・環境要因などが原因で起こります。

うつ病になると、悲しみ・イライラといった感情が現れたり、時には生きることへの関心を失ったりします。

今日の社会において、うつ病はたくさんの人たちが心を悩ませている健康上の問題です。これはうつ病の発症例が年々増加しているためであり、特に青少年のあいだでその傾向が顕著に見られます。

大部分のケースは軽度でたまに起こる程度ですが、きちんと治療しなければ、深刻でコントロール困難な問題になってしまう可能性があります。

注意が必要なのは、うつ病があまりに一般化したため、この病気がある種の生活習慣によって引き起こされ得るということに実際に気づいていない人たちがいるということ。

今回は、うつ病の発症と関係があるとされる6つの生活習慣をご紹介します。

あなたとあなたの愛する人たちの心身の健康を守るためにはどうすればいいか、ごいっしょに考えていきましょう!

1. 不健康な食生活

お気づきでないかもしれませんが、あなたの食生活はあなたの心の健康に重要な役割をはたしており、神経系に直接影響をおよぼします。

脂質と精製糖を多量に含む不健康な食事は、ホルモンの問題を引き起こし、うつ病にかかったりストレスに負けたりしやすくなります。

脂質や精製糖を過剰に摂ることで、感情のアンバランスと関係がある化学物質であるコルチゾールの分泌量が増加するためです。

どうしたらいいの?

  • 不健康な食品を制限しましょう。
  • その代わりに、抗酸化物質・オメガ3脂肪酸・タンパク質が豊富な食品をもっと食べるようにしましょう。

こちらの記事もお読みください:目に見えない病気:うつ病について私たちが知らない5つのこと

2. 運動不足

日頃から身体をあまり動かさない人たちは、慢性的な健康上の問題だけでなく、うつ病にもかかりやすくなります。

エクササイズいわゆる幸福ホルモンの分泌をうながしますから、心身の健康を守るために欠かせません。

どうしたらいいの?

  • 変化をつけたエクササイズルーティーンを計画し、毎日実行しましょう。 
  • 1日に最低30分間を何らかの身体活動に費やしましょう。

3. 睡眠不足

睡眠はあなたの心身の健康に非常に重要な役割をはたします。あなたが気づかないうちに、夜眠っているあいだにしか起こり得ないあるプロセスが身体の内部で起こっているのです。

夜中に何度も目がさめたり、数日間単位で不眠症にかかったりすると、コルチゾールの分泌量が増え、そのせいで不安感が増大します。

その結果、うつ病にかかりやすくなり、日常生活上の困難に立ち向かう能力が低下してしまうでしょう。

どうしたらいいの?

  • 1日に8時間ぐっすり眠ることが非常に大切です。
  • なかなか寝つけないなら、あなたに合ったナチュラルなリラックス法を探してみましょう。
  • 寝る前に電子デバイスを使ったり、胃もたれを引き起こすようなヘビーな食事をしたりしないようにしましょう。

4. 長時間ひとりで過ごす

ひとりの時間を持つことは、物事を深く考え、困難な状況を乗り越えるために役立ちます。でも、あまりに長い時間ひとりでいるなら、かえってあなたの感情の健康を害する可能性があります。

だれかといっしょに時を過ごしたり人づきあいをしたりすることが、脳の働きを活発にし、あなたの幸福感に直接影響をおよぼします。

逆に、孤立して友達とのつきあいを拒むことはうつ病と大きな関係があることが指摘されています。

どうしたらいいの?

  • 友達や家族と何か楽しいことをする時間をとりましょう。
  • 困難な時を通っているときは、信頼できる親しい人と話をしましょう。

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5. ネガティブに考える

ネガティブな考えは、うつ病の主な原因の1つです。意識的な考えではないかもしれませんが、それを持ちつづけるなら、悲しみと苦痛の中で生きていく結果となるでしょう。

さまざまな状況下で悪い面ばかり目についたり、すべてが自分に敵対していると感じたり、恐れるあまり安全地帯から抜け出せなかったりすることが、あなたの感情の状態に大きなインパクトを与えます。

どうしたらいいの?

  • すべての出来事を人間として向上する機会だととらえることを学びましょう。これがポジティブに物事を考えるのに大いに役立ちます。
  • 有害な人々を見きわめ、距離をおきましょう。むずかしい人間関係を乗り越えるのに大切なことです。
  • リスクや結果がどうであれ、いつも進んでチャレンジに立ち向いましょう。
  • 毎日の生活で起こるポジティブな出来事を日記に書き連ねましょう。ネガティブな体験から得たポジティブな成果を書き記すこともお忘れなく。
  • ストレスを緩和し、心の平穏をうながすのに役立つ習慣を身につけましょう。

6. ストレスの多い職場環境で働く

うつ病の患者さんの多くは、ストレスの多い職場環境にいることで病気になっています。

仕事量が多すぎる・職場でハラスメントを受ける・同僚との関係がこじれるなどの体験が心理的なレベルで問題を引き起こし、そのせいで悲しくなったりやる気を失ったりすることがあるのです。

どうしたらいいの?

  • できるだけ働きすぎないようにし、仕事のあいまに数分間の休憩をとって心身を休めるよう心がけましょう。
  • 気のあわない人たちとは、なるべく顔を合わせないようにしましょう。
  • 静かな音楽を流す・よい香りの消臭剤を使う・ワークスペースを清潔に保つなど、平穏な職場環境を作るくふうをしてみましょう。

ここに挙げた、うつ病を引き起こすかもしれない6つの悪習慣に心あたりがありますか? 「うん、うん」とうなずいていらっしゃる方は、心身の健康を守り、うつ病にかからないようにするために、その習慣を変える努力をしなければなりません。

それでも問題が解決しない場合は、専門家の助けを求めることを決して恐れないでください!

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